第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で
前事業年度との比較・分析を行っております。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善が継続し緩やかな回復基調にあるものの、
米中通商交渉の問題や中国経済の減速を受けて輸出の一部で停滞が見られるなど、その足取りは重いものと
なりました。

また、海外経済の不確実性の高まりから、世界経済の減速が懸念されるなど、国内外の景気は、先行き
不透明な状況で推移いたしました。

食関連業界におきましては、物流費の増加、原材料価格の高止まりや人手不足等に加え、消費税増税後の
景気の先行きが不安視される中で、消費者の生活防衛意識は継続しており、厳しい環境が続いております。

このような環境の中、当社は「肉の老舗」としての商品力強化に引き続き取り組みました。「牛」の旨味を活かした商品とメニュー開発に併せて、価格帯の見直し、季節のアイテム拡充による品揃えの変更を行い、
老舗の職人の技と発想が育んだ魅力ある商品のご提案を通して、お客様にご満足いただくための売場の向上に努めました。

出退店・改装につきましては、13店を出店するとともに、7店の改装、業態転換1店含め計13店の退店を
行いました。

以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は21,350百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は1,083百万円(同15.5%増)、経常利益は1,121百万円(同15.0%増)、四半期純利益は692百万円(前年に連結子会社の吸収合併にかかる抱合せ株式消滅差益479百万円を計上していたことから前年同期比21.3%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(a)精肉事業

精肉事業におきましては、ご好評いただいている牛一頭分の部位をお値打ちにご提供する
「牛一頭セール」企画の継続に加え、毎月9のつく日の「肉の日」企画を拡充し、日常使いアイテムや
お求めになりやすい価格帯の「小間きれ」や「切り落とし」による売上高の伸長を図った他、牛肉の
仕入体制の効率的な運用等、より良い商品をご提供するための体制強化に取り組みました。

出退店・改装につきましては、1店の改装を行いました。

この結果、当事業の売上高は7,132百万円(前年同期比0.6%減)、セグメント利益は689百万円
(同3.0%増)となりました。

 

(b)惣菜事業

惣菜事業におきましては、当社の持ち味を活かした肉惣菜のローストビーフ、スペアリブ、
カレーや牛タン等の素材を組み合わせたメンチカツ等の定番商品の強化、また、『大海老マヨ』
『黒毛和牛 牛めし』をはじめとした人気商品を詰め合わせた弁当を展開する等、定番商品を
大切にしながらも、美味しさ、新鮮さを感じてもらえるよう積極的な商品開発を行い、より魅力ある
商品の拡充に努めました。

出退店・改装につきましては、1店を出店するとともに、4店の改装、2店の退店を行い、活性化を
図りました。

この結果、当事業の売上高は6,678百万円(前年同期比2.0%減)、セグメント利益は576百万円
(同4.6%増)となりました。

 

 

(c)和菓子事業

和菓子事業におきましては、『さくらんぼ大福』、『ピオーネ大福』、『夏塩どら焼』、『栗おはぎ』等、季節限定の商品を矢継ぎ早に投入するとともに、基幹商品である「おはぎ」の見直しを行い、
その活性化に努めました。

出退店・改装につきましては、1店を出店した他、事業運営の効率化による利益率の改善を図る等、
計10店を退店しました。

この結果、当事業の売上高は3,703百万円(前年同期比0.8%増)、セグメント利益は260百万円
(同29.8%増)となりました。

 

(d)レストラン事業

レストラン事業におきましては、中華ビュッフェとこだわりのしゃぶしゃぶをお愉しみいただく
「しゃぶしゃぶ&中華ビュッフェ 柿安」のビュッフェの新業態を開発し、その活性化に努めました。
また、フードコート業態におきましても、継続的にメニューの改良を進めた他、「柿安 Meat Express」、「奇跡の親子丼」に続き、「牛」の旨味を活かした炒飯の新業態「石焼牛肉炒飯 柿安」を出店する等、
商品力の向上と新業態の展開に積極的に取り組みました。

出退店・改装につきましてはフードコート業態を中心に計11店を出店するとともに、2店を改装、
業態転換に伴い1店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は2,805百万円(前年同期比3.5%増)、セグメント損失は20百万円
(前年同期は76百万円のセグメント利益)となりました。

 

(e)食品事業

食品事業におきましては、惣菜事業で人気の「牛めし」弁当の牛肉の旨味を活かした味わいを、
ご家庭でお楽しみいただける『牛めし ふりかけ』の販売を開始、日常の食卓に彩りを添えるアイテムとして投入しました。また、コンビニエンスストアの夏ギフトへの展開等、販路拡大による売上高の
伸長に取り組みました。

この結果、当事業の売上高は1,029百万円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益は158百万円
(同30.7%増)となりました。

 

②財政状態の状況

(資産、負債及び純資産の状況)

当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ888百万円増加し、19,836百万円となりました。

流動資産は825百万円増加し、11,287百万円となりました。主な要因は、売掛金の増加1,037百万円並びに
原材料及び貯蔵品の増加22百万円と現金及び預金の減少252百万円等であります。固定資産は62百万円増加し、8,548百万円となりました。主な要因は、建物の増加86百万円及びソフトウエアの増加14百万円と
繰延税金資産の減少49百万円等であります。

当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ889百万円増加し、5,307百万円と
なりました。

流動負債は888百万円増加し、4,651百万円となりました。主な要因は、買掛金の増加275百万円及び
未払費用の増加232百万円並びに預り金の増加148百万円等であります。固定負債は1百万円増加し、656百万円となりました。主な要因は、資産除去債務の増加7百万円と長期未払金の減少4百万円等であります。

当第2四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ1百万円減少し、14,529百万円と
なりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金の減少13百万円と利益剰余金の増加12百万円等で
あります。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、6,361百万円
となりました。

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は835百万円となりました。収入の主な内訳は、税引前四半期純利益

1,111百万円であり、非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による収入1,036百万円等に対し、支出の
主な内訳は、法人税等の支払額220百万円等であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は406百万円となりました。収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入600百万円等であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出600百万円、有形固定資産の取得による支出271百万円等であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は681百万円となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額677百万円等によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更等はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。