第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が依然として大きく、一時的には政府の各種施策や新しい生活様式の普及により新型コロナウイルス感染症拡大は抑えられ、
経済活動に回復傾向が見られましたが、今冬の全国的な新型コロナウイルス感染症再拡大により、再び予断を
許さない厳しい状況となっております。

当社が属する食関連業界においても、依然として先行き不透明な状況が続いております。

このような環境において、当社ではお客様並びに従業員への新型コロナウイルス感染症拡大防止を徹底する一方、「巣ごもり需要」に対応すべく精肉を中心とした自家需要商品の拡充に取り組みました。またCSR活動の一環として、本社のある三重県桑名市にて、和菓子工場「柿安スイーツファクトリ―」で定期的に
開催している「柿安工場感謝祭」を更に充実いたしました。こちらは精肉・惣菜・和菓子をはじめとする柿安の様々な人気商品をお値打ちに提供しご好評をいただいております。

売上については、第1四半期会計期間(2020年3月~5月)、第2四半期会計期間(2020年6月~8月)は、全社既存店売上前年比はそれぞれ66.1%、90.1%と緊急事態宣解除後から上向きに推移し、第3四半期
会計期間(2020年9月~11月)においては、同97.2%まで回復しております。

出退店・改装につきましては、5店を出店、6店を改装、25店の退店を行いました。

以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は26,053百万円(前年同期比17.6%減)、営業利益は324百万円(同76.9%減)、経常利益は428百万円(同70.9%減)、四半期純損失は174百万円(前年同期は892百万円の
四半期純利益)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

なお、第1四半期会計期間より報告セグメントの区分を一部変更しており、以下の前年同四半期比較に
ついては、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。

 

(a)精肉事業

精肉事業につきましては、日常使い商品である「小間きれ」や「切り落とし」のブラッシュアップを
行った他、5月の緊急事態宣言解除後から続く「巣ごもり需要」を取り込み、第3四半期会計期間(2020年9月~11月)では既存店売上前年比が101.3%と、第2四半期会計期間(2020年6月~8月)に引き続き、
前年を上回る売上となり、全社を牽引しました。

出退店につきましては、1店の出店を行いました。

この結果、当事業の売上高は10,802百万円(前年同期比0.2%減)、セグメント利益は1,133百万円
(同8.8%増)となりました。

 

(b)惣菜事業

惣菜事業につきましては、「牛めし」や「メンチカツ」等の肉関連商品の強化を図りました。また業績面では、新型コロナウイルス感染症拡大による影響で第2四半期累計期間(2020年3月~8月)時点では
セグメント利益がマイナスとなっておりましたが、当第3四半期累計期間(2020年3月~11月)には
黒字化しております。

出退店・改装につきましては、1店を出店するとともに、5店を改装、2店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は7,600百万円(前年同期比21.8%減)、セグメント利益は241百万円
(同68.4%減)となりました。

(c)和菓子事業

和菓子事業におきましては、お彼岸には当店の定番商品の「おはぎ」がご好評をいただきました。また
人気の「いちご大福」や「ぶどう大福」等のフルーツ大福シリーズの拡充による活性化に努めました。

出退店・改装につきましては、2店を出店するとともに、1店を改装、8店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は4,594百万円(前年同期比13.8%減)、セグメント利益は116百万円
(同51.5%減)となりました。

 

(d)レストラン事業

レストラン事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、5月の緊急事態宣言
解除後も、新しい生活様式の普及などにより外食自粛ムードが定着化している傾向にあり、更に今冬の
新型コロナウイルス感染症再拡大も重なり非常に厳しい状況が続く中で、不採算店舗の退店を行う等、
事業のスリム化に努めました。

それに伴い出退店につきましては、1店を出店するとともに、14店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は1,742百万円(前年同期比57.4%減)、セグメント損失は659百万円
(前年同期は80百万円のセグメント損失)となりました。

 

(e)食品事業

食品事業につきましては、ご好評いただいている「すき焼丼」等商品の拡充や新規販路拡大により
売上回復に取り組みましたが、依然新型コロナウイルス感染症拡大の影響により百貨店への集客は重く、
業績に影響しました。

出退店につきましては、1店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は1,313百万円(前年同期比20.4%減)、セグメント利益は198百万円
(同35.0%減)となりました。

 

②財政状態の状況

(資産、負債及び純資産の状況)

当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ1,578百万円減少し、18,555百万円
となりました。

流動資産は1,083百万円減少し、10,763百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少
1,469百万円、商品及び製品の増加94百万円及び仕掛品の増加90百万円等であります。固定資産は495百万円
減少し、7,791百万円となりました。主な要因は、建物の減少286百万円、差入保証金の減少67百万円及び
工具、器具及び備品の減少30百万円等であります。

当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ607百万円減少し、4,192百万円と
なりました。

流動負債は539百万円減少し、3,621百万円となりました。主な要因は、未払法人税等の減少446百万円
及び未払消費税等の減少305百万円と買掛金の増加403百万円等であります。固定負債は68百万円減少し、
571百万円となりました。主な要因は、資産除去債務の減少74百万円等であります。

当第3四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ970百万円減少し、14,363百万円と
なりました。主な要因は、利益剰余金の減少959百万円等であります。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更等はありません。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(4)生産、受注及び販売の実績

当第3四半期累計期間における販売実績は、新型コロナウイルス感染症拡大により著しく減少しました。
なお、販売実績については「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」及び「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照
ください。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。