当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により、3度目の緊急事態
宣言が発令されるなど、経済活動は引き続き抑制され、依然として予断を許さない状況が続いております。
新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されるなど前年同時期の緊急事態宣言時と比較すると段階的に
軽減しているものの、コロナ禍以前と比較するとまだまだ回復しておらず、当面の間、不透明な状況が
続くものと想定されます。
このような環境の中、当社におきましては、本社のある三重県桑名市に位置する和菓子工場
「スイーツファクトリー」にて、お値打ち商品をご用意している「柿安工場感謝祭」に加え、
「生活応援セール」を定期的に開催するなど、コロナ禍での自家需要に応えるべく、食卓が豊かになるような商品やサービスの強化に注力しました。また、お客様及び従業員への新型コロナウイルス感染症拡大防止を
引き続き徹底するとともに、間接部門を中心としたコスト抑制により利益の改善を図りました。
出退店につきましては、9店の退店を行いました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は9,073百万円(前年同期比30.4%増)、営業利益は551百万円(前年同期は594百万円の営業損失)、経常利益は598百万円(前年同期は589百万円の経常損失)、
四半期純利益は337百万円(前年同期は665百万円の四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(a)精肉事業
精肉事業につきましては、『柿安の小間きれ』のリニューアルや、『ステーキ切り落とし』
『やきにく切り落とし』のブラッシュアップなど、既存商品の強化に取り組み、昨年からのコロナ禍に
おける自家需要ニーズ取り込みを強化しました。
この結果、当事業の売上高は3,669百万円(前年同期比12.5%増)、セグメント利益309百万円
(同8.7%増)となりました。
(b)惣菜事業
惣菜事業につきましては、好評の『ガーリックローストビーフ』に加え、新商品の
『ローストビーフソテー~香ばし葱オイル~』や自社製造の『こだわり焼豚』など、主力となりうる
商品開発に注力しました。また、人気の『オールスター弁当』は季節の具材を充実させた期間限定品
として販売し、好評を得ました。
この結果、当事業の売上高は2,747百万円(前年同期比54.8%増)、セグメント利益は240百万円
(前年同期は243百万円のセグメント損失)となりました。
(c)和菓子事業
和菓子事業につきましては、定番商品をグレードアップした『桜おはぎ極』や、ピスタチオを用いた『新緑おはぎ』や『ハチミツレモンどら焼』などの見た目も鮮やかな商品を提供するなど、プレミアム感のある商品の開発に注力しました。
出退店につきましては、1店の退店を行いました。
この結果、当事業の売上高は1,908百万円(前年同期比33.3%増)、セグメント利益は303百万円
(同1,721.3%増)となりました。
(d)レストラン事業
レストラン事業につきましては、緊急事態宣言の影響を大きく受け、休業や営業時間短縮により、
業績に大きく影響しました。
出退店につきましては、事業構造改革の一環として不採算店7店の退店を行いました。
この結果、当事業の売上高は514百万円(前年同期比65.2%増)、セグメント損失は93百万円
(前年同期は389百万円のセグメント損失)となりました。
(e)食品事業
食品事業につきましては、人気の『ビーフカレー』『豚角煮カレー』などのカレーレトルトシリーズをリニューアルするとともに、高品質商品の『松阪牛カレー』など、自家需要商品の強化に
取り組みました。
出退店につきましては、1店の退店を行いました。
この結果、当事業の売上高は233百万円(前年同期比30.0%増)、セグメント利益は20百万円
(前年同期は25百万円のセグメント損失)となりました。
②財政状態の状況
(資産、負債及び純資産の状況)
当第1四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ298百万円減少し、18,514百万円と
なりました。
流動資産は88百万円減少し、11,547百万円となりました。主な要因は、売掛金の減少348百万円と
現金及び預金の増加327百万円等であります。固定資産は210百万円減少し、6,967百万円となりました。
主な要因は、繰延税金資産の減少58百万円及び差入保証金の減少57百万円等であります。
当第1四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ144百万円増加し、4,157百万円と
なりました。
流動負債は171百万円増加し、3,651百万円となりました。主な要因は、未払消費税等の増加245百万円と
未払法人税等の減少142百万円等であります。固定負債は27百万円減少し、506百万円となりました。
主な要因は、資産除去債務の減少26百万円等であります。
当第1四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ443百万円減少し、14,356百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の減少447百万円等であります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)生産、受注及び販売の実績
当第1四半期累計期間においては、前期の新型コロナウイルス感染症拡大の影響による落ち込みと比較すると今期の業績は回復しており、販売実績は大きく増加となりました。
なお、販売実績については「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及び
キャッシュ・フローの状況の分析」及び「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項
(セグメント情報等)」をご参照ください。
当社は、2021年4月13日開催の取締役会において、当社のレストラン事業に関する権利義務を新設分割により
新設する当社100%子会社に承継させることを決議し、2021年6月1日に実行致しました。
詳細は「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」をご参照下さい。