第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

なお、当社グループは、当第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期
連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対して、ワクチン接種は
段階的に進んでいるものの、デルタ株等の変異ウイルスも登場・拡大し、4度目となる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、経済活動は抑制され、依然として予断を許さない状況となりました。

当社グループの属する食関連業界におきましても、新型コロナウイルス感染症に係る感染拡大防止協力金等の支援制度はあるものの、レストラン業態を中心に度重なる休業や営業時間短縮の要請を受ける等、長期に
わたる売上減少に歯止めがかからず、不透明な状況は当面続くものと想定されます。

このような環境の中、当社グループにおきましては、引き続きコロナ禍の自家需要への対応に重点を置き、お客様を飽きさせない商品やサービスの強化を継続しました。また、利益対策に重点を置き、出店等の事業
拡大は最低限に抑え不採算店の退店を実施するとともに、コスト抑制を継続しました。

当社グループの損益においては、売上面は8月の売上がレストラン事業を中心に前年に対し大きく減少した影響で、当第2四半期連結累計期間では予想に対し微減となりましたが、利益面ではコスト対策や新型コロナウイルス感染症に係る感染拡大防止協力金等の支援制度の影響で、予想に対し増益となりました。

出退店につきましては、1店の出店、17店の退店を行いました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は18,028百万円、営業利益は929百万円、
経常利益は1,151百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は604百万円となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(a)精肉事業

精肉事業につきましては、汎用性が高い『柿安の小間きれ』の強化や、人気の『柿安のロースト
ビーフ』のブラッシュアップを図る等、コロナ禍における自家需要ニーズの取り込みを継続しました。

この結果、当事業の売上高は7,434百万円、セグメント利益651百万円となりました。

 

(b)惣菜事業

惣菜事業につきましては、人気の定番商品の期間限定品として、『夏のオールスター弁当』、
『サクサクガーリック唐揚げ』、『ねぎまみれローストビーフ』等、夏でも食欲をそそる季節感のある
味付けと外観を意識した商品を展開し、お客様を飽きさせない取り組みに努めました。

出退店につきましては、渋谷東急フードショーに「柿安ダイニング」を出店するとともに、都心店舗の調理工程の効率化を図るため、都内に外部厨房を設置しました。また1店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は5,616百万円、セグメント利益は509百万円となりました。

 

(c)和菓子事業

和菓子事業につきましては、定番商品のブラッシュアップに加え、色彩鮮やかな『あじさいおはぎ』や、ココナッツミルクを使用した『夏おはぎ』、期間限定の『夏いちご大福』等、定番メニューの
季節商品を充実させ、味だけでなく見た目も鮮やかな夏限定商品の開発・販売を行いました。

出退店につきましては、6店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は3,263百万円、セグメント利益は258百万円となりました。

 

(d)レストラン事業

レストラン事業につきましては、引き続き緊急事態宣言の影響を受け、休業や営業時間短縮により、
業績に大きく影響しました。

出退店につきましては、不採算店を中心に9店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は958百万円、セグメント損失は150百万円となりました。

 

(e)食品事業

食品事業につきましては、柿安の伝統の味である『牛肉しぐれ煮』等の人気の惣菜を、冷凍食品
メーカーへのおにぎりや惣菜の具材として提供しました。また量販店との取引を拡大する等、更なる
販路拡大を図りました。

出退店につきましては、1店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は755百万円、セグメント利益は115百万円となりました。

 

②財政状態の状況

(資産、負債及び純資産の状況)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は11,853百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金8,388百万円及び受取手形及び売掛金2,593百万円等であります。

当第2四半期連結会計期間末における固定資産は6,821百万円となりました。主な内訳は、建物及び構築物2,378百万円及び土地2,224百万円、差入保証金676百万円等であります。

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は3,495百万円となりました。主な内訳は、支払手形及び
買掛金1,215百万円及び未払費用866百万円等であります。

当第2四半期連結会計期間末における固定負債は477百万円となりました。主な内訳は、資産除去債務
406百万円等であります。

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、14,702百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金15,858百万円及び資本金1,269百万円、自己株式△3,542百万円等であります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、7,788百万円と
なりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は1,261百万円となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期
純利益1,052百万円に対し非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による収入1,354百万円であり、
支出の主な内訳は、法人税等の支払額240百万円等であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は106百万円となりました。収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入600百万円等であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出600百万円、有形固定資産の取得による支出75百万円等であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は784百万円となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額781百万円等によるものであります。

 

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。