第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

なお、当社グループは、第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に関して、緊急事態宣言や
ワクチン接種等の政策により、10月以降の感染者数は大きく減少し、経済活動はコロナ禍以前の状態に
戻りつつあります。しかしながら世界レベルで見ればまだ脅威は続いており、加えて原油を中心とした
物価上昇も収まりを見せず、依然として予断を許さない状況が続いております。

当社グループの属する食関連業界におきましては、緊急事態宣言期間と比較すれば、集客も回復傾向に
あります。しかしながら、コロナ禍における新しい生活様式の普及による外食自粛ムードは定着しており、
コロナ禍以前の経済状態に戻ることは当面難しく、不透明な状況は今後も続くものと想定されます。

このような環境の中ではありますが、当社グループは、2021年11月8日に創業150周年を迎えることが
できました。創業150周年を迎えるにあたり、お客様への感謝を込めて、それぞれの業態において周年記念の商品やサービス展開を図りました。また、引き続き不採算店を中心とした店舗整理やコスト削減等の利益対策を徹底いたしました。

出退店につきましては、3店の出店、25店の退店を行いました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は27,067百万円、営業利益は1,562百万円、
経常利益は1,997百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,126百万円となり、経常利益及び
親会社株主に帰属する四半期純利益は第3四半期連結累計期間では過去最高、営業利益は過去2番目の水準となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(a)精肉事業

精肉事業につきましては、人気の「小間きれ」や「すき焼切り落とし」のブラッシュアップを行った他、11月29日には毎年恒例となっております、年に1度のいい肉の日にお値打ち商品を提供する等、魅力ある
商品の提供に努めました。

この結果、当事業の売上高は11,127百万円、セグメント利益996百万円となりました。

 

(b)惣菜事業

惣菜事業につきましては、人気のローストビーフを用いた『ローストビーフソテー~3種ハーブの
ざくざくガーリックオイル~』や『ねぎまみれローストビーフ』の他、150周年を記念した
『創業記念オールスター弁当』を創業月である11月限定で発売する等、味・見栄えの華やかな
商品開発に努め、集客を図りました。

出退店につきましては、1店を出店、2店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は8,426百万円、セグメント利益は793百万円となりました。

 

(c)和菓子事業

和菓子事業につきましては、人気の定番商品である「おはぎ」をハーフサイズにした『姫おはぎ』が
ご好評をいただきました。また、季節ならではの「いちご大福」「ぶどう大福」「まるごと栗大福」等のフルーツ大福シリーズの拡充による活性化に努めました。一方で、コロナ禍の影響で売上が
見込めない中、経費コントロールによる店舗管理の強化を行う等、利益対策を徹底しました。

出退店につきましては、2店を出店、11店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は4,747百万円、セグメント利益は359百万円となりました。

 

 

(d)レストラン事業

レストラン事業につきましては、ビュッフェを中心とした不採算店の退店による事業のスリム化を
行った一方で、メニューを積極的に改定する等、既存店舗の強化を実施しました。

出退店につきましては、11店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は1,389百万円、セグメント損失は181百万円となりました。

 

(e)食品事業

食品事業につきましては、人気のレトルト丼である『すき焼丼』『牛肉しぐれ煮丼』のリニューアルを
実施しました。また柿安伝統の味『牛肉しぐれ煮』等を用いた柿安監修商品のコンビニへの提供や、
惣菜商品を冷凍食品メーカーへ提供することで、売上の向上に努めました。

出退店につきましては、1店の退店を行いました。

この結果、当事業の売上高は1,376百万円、セグメント利益は276百万円となりました。

 

②財政状態の状況

(資産、負債及び純資産の状況)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は13,008百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金8,764百万円及び受取手形及び売掛金3,170百万円等であります。

当第3四半期連結会計期間末における固定資産は6,772百万円となりました。主な内訳は、建物及び構築物2,323百万円及び土地2,224百万円、差入保証金662百万円等であります。

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は4,105百万円となりました。主な内訳は、支払手形及び
買掛金1,571百万円及び未払費用870百万円等であります。

当第3四半期連結会計期間末における固定負債は459百万円となりました。主な内訳は、資産除去債務
390百万円等であります。

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、15,216百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金16,381百万円及び資本金1,269百万円、自己株式△3,542百万円等であります。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。