第2 【事業の状況】

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

(1) 当社グループの対処すべき課題

今後の見通しにつきましては、少子高齢化や働き方改革をはじめとした社会構造の変化や消費者の生活防衛意識の高まりを背景に、異業種を含む企業間の獲得(顧客・人材)競争による厳しい状況が続くものと思われます。

このような当社グループを取り巻く環境と中長期的な経営戦略を踏まえ、食の安全・安心を最優先課題として、お客様からの信頼回復に努めてまいります。さらに、ステークホルダーの皆様の信頼回復と長期的かつ安定的な企業価値の向上を図ることを企業目的として、経営管理体制の抜本的な見直し、既存店の活性化(品質改革)、店舗運営体制の見直し、新たな業態開発を推進し、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上 に邁進していく所存であります。

なお、主な取り組み課題は、次のとおりであります。

①  経営管理システムの再構築

投資(出店)戦略、営業戦略等の意思決定プロセスの刷新を目的に、経営管理システムを抜本的に見直すとともに、属人化業務の見直し等管理体制を強化してまいります。

②  既存店の活性化(品質・サービス改革)

主力商品の徹底したブラッシュアップ(「新・美味しさ宣言」による価値の向上)を継続的に推進するとともに、新しい客層・顧客の開拓を目的に、新しい商品の開発に取り組んでまいります。また、営業力の強化を目的に、大胆な組織の再編成による営業支援体制を強化してまいります。

③  販売戦略の見直し

「幸楽苑」ブランドの更なる価値向上を目的に、従来のイメージを一新したコンセプトによる効果的な販売促進と広報を融合したマーケティング戦略を実施してまいります。

④  出店戦略・店舗戦略の見直し

投資基準を抜本的に見直し、既存のドミナントエリアのみの出店とし、店舗営業時間の見直し、店舗の省人化・効率化を目的とした店舗レイアウト等の改革に取り組んでまいります。

⑤  新業態の開発

「ステーキ事業」と「ラーメン事業」とのシナジー効果が得られる仕組みを構築するとともに、将来の成長ドライバーとなる新業態の開発に向け、本格的な調査・検討に取り組んでまいります。

 

(2) 株式会社の支配に関する基本方針

当社グループは、平成30年5月11日開催の取締役会において、「当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針」(以下、「会社の支配に関する基本方針」という。)に基づき、当社グループの企業価値及び株主共同の利益の更なる確保・向上の観点から、買収防衛策の内容一部変更及び継続を目的とした「当社株式等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)」(以下、「本対応策」という。)の継続について決議し、平成30年6月19日開催の当社第48期定時株主総会における承認を得て継続しております。

①  会社の支配に関する基本方針の概要

当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方としては、当社の企業理念、当社の企業価値の源泉、当社のステークホルダーの方々との信頼関係を理解し、当社の企業価値及び株主共同の利益を中長期的に確保・向上させる者でなければならない、と考えております。

②  会社の支配に関する基本方針の実現に資する取組みの概要

当社では、当社の企業価値及び株主共同の利益を向上させるため、中期経営計画の達成に向けてグループ全社を挙げて取り組んでおります。

この中期経営計画の骨子は、次のとおりであります。

イ  1,000店舗体制に向けた出店強化

ロ  既存店活性化対策

(既存店売上高前年比98~100%の維持)

ハ  商品開発力の強化とコア商品のブラッシュアップ

 

ニ  マーチャンダイジングシステムの再構築

ホ  大量出店に対応した人材確保と教育システムの強化

ヘ  財務体質の強化

ト  コーポレートガバナンス重視経営

また、長期数値目標値として、経常利益率10%、投下資本利益率(ROI)20%以上、自己資本利益率(ROE)10%以上の実現と継続を掲げ、経営効率の改善に努めてまいります。

③  本対応策の概要

イ  本対応策の対象となる当社株式の買付

本対応策の対象となる当社株式の買付とは、特定株主グループの保有割合が20%以上となる当社株式等の買付行為、又は既に20%以上を所有する特定株主グループによる当社株式等の買増行為(以下、「大規模買付行為」といい、大規模買付行為を行うものを「大規模買付者」という。)とします。

ロ  大規模買付ルールの概要

大規模買付者は、まず当社取締役会宛に、日本語で記載された「意向表明書」を提出していただき、当社はこの意向表明書の受領後、大規模買付者から当社取締役会に対して、当社の株主の皆様の判断及び当社取締役会としての意見形成のために必要かつ十分な日本語で記載された情報(以下、「大規模買付情報」という。)の提出を求めます。

当社取締役会は、大規模買付者が当社取締役会に対し大規模買付情報の提供を完了した後、当社取締役会による評価、検討、交渉、意見形成、代替案立案のための期間を設定し、当社取締役会は独立委員会による勧告を受ける他、適宜必要に応じて外部専門家の助言を受けながら提供された大規模買付情報を十分に評価・検討し、当社取締役会としての意見を慎重にとりまとめ、開示します。

ハ  大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合

大規模買付行為に対する対抗措置は講じません。

ただし、当該大規模買付行為が当社の企業価値及び株主共同の利益を著しく損なうと判断される場合には、当社取締役会は例外的に当社株主の皆様の利益を守るために適切と判断する対抗措置を講じることがあります。

ニ  大規模買付者が大規模買付ルールを遵守しない場合

当社取締役会は、当社の企業価値及び株主共同の利益を守ることを目的として、新株予約権の無償割当等、会社法その他の法令により認められる措置(以下、「対抗措置」という。)を講じ、大規模買付行為に対抗する場合があります。

④  対抗措置の合理性及び公平性を担保するための制度及び手続

イ  独立委員会の設置

当社取締役会による恣意的な判断がなされることを防止し、その判断の客観性及び合理性を担保するために、独立委員会規程を定め、独立委員会を設置しております。

ロ  対抗措置発動の手続

対抗措置をとる場合には、独立委員会は、大規模買付情報の内容等を十分勘案した上で対抗措置の内容及びその発動の是非について当社取締役会に対して勧告を行うものとします。

ハ  対抗措置発動の停止等について

対抗措置の発動が適切ではないと当社取締役会が判断した場合には、あらためて独立委員会に諮問し、対抗措置の発動の停止又は変更などを行うことがあります。

⑤  本対応策の有効期間

本対応策の有効期間は、平成33年6月に開催予定の定時株主総会終結時までであります。

 

⑥  本対応策に対する当社取締役会の判断及びその理由

イ  本対応策が会社の支配に関する基本方針に沿うものであること

当社の財務・事業方針の決定を支配する者の在り方は、当社の実態を正確に理解し、当社の企業価値及び株主共同の利益を中長期的に確保・向上させる者でなければならないという観点から、本対応策は、大規模買付者が当社の支配者として相応しい者であるか否かを判別するためのシステムとして構築しました。本対応策により、当社取締役会は、大規模買付者は、当社の正確な実態を理解をしているか、当社の経営資源をどのように有効利用する方針なのか、これまでの当社とステークホルダーの関係にどのような配慮をしているか、これらを踏まえ当該大規模買付提案が当社の企業価値及び株主共同の利益の確保・向上につながることになるのか等を検討することで当社の支配者として相応しいか否かの判別をし、そのプロセス及び結果を投資家の皆様に開示いたします。

ロ  本対応策が当社の株主の皆様の共同の利益を損なうものではないこと

本対応策は、当社の企業価値及び株主の皆様の共同の利益を確保し向上させることを目的に作成したものです。当社の支配者として相応しくないと判断される大規模買付者への対抗措置として現時点で想定しております新株予約権の無償割当も、当該大規模買付者以外の株主の皆様の利益を損なわないよう配慮して設計しております。

ハ  本対応策が当社取締役の地位の維持を目的とするものではないこと

買収防衛策を導入することは、得てして取締役(会)の保身と受取られる可能性のある意思決定事項であることは承知しております。そのため、このような疑義を生じさせないため、本対応策の効力発生は株主総会での承認を条件としておりますし、本対応策の継続又は廃止に関しましても株主総会の決定に従います。さらに、当社の支配者として相応しくないと判断される大規模買付者への対抗措置の発動プロセスにも取締役会の恣意性を排除するために外部者により構成する独立委員会のシステムを導入しております。

 

 

2 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成30年6月20日)現在において当社グループ(当社及び連結会社)が判断したものであります。

 

(1) 当社グループの事業展開について

①  事業内容について

当社グループは、当社及び連結子会社2社で構成され、ラーメン、洋・和食店のチェーン展開による外食事業を主たる事業としております。また、このほか、フランチャイズ加盟店向け食材等の販売、建築の施工管理及び厨房機器の販売、損害保険及び生命保険の代理店業務等の事業を営んでおります。

株式会社幸楽苑は、主として「ラーメン事業」の直営店運営を行っております。また、「その他の事業」として、当社がフランチャイズ加盟店の募集、加盟店への麺・スープ等の食材及び消耗品等の販売、経営指導業務並びに建築の施工管理及び厨房機器の販売等を行っているほか、株式会社幸楽苑が洋・和食の販売を中心とした直営店運営を営んでおります。

保険代理店業は平成14年2月に設立した株式会社デン・ホケンが事業を行っております。

当社グループは、麺や餃子等の主要な食材を自社製造しております。原材料の一括購入から生産及び一次加工を当社グループで行い、国内28都道府県に展開する各店舗へ供給しております。過去2期間の当社グループにおけるセグメント別の売上高は以下のとおりとなっており、ラーメン事業の比率が高い水準にあります。当社グループは、ラーメン事業への依存度が高いことから、国内外の景気の悪化・低迷や電力供給事情の悪化により店舗営業に支障をきたした場合等の外的要因、あるいは、当社グループ固有の問題発生等により、当該事業の展開に何らかの支障が生じた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

事業別

平成29年3月期
自  平成28年4月1日
至  平成29年3月31日

平成30年3月期
自  平成29年4月1日
至  平成30年3月31日

金額(千円)

比率(%)

金額(千円)

比率(%)

ラーメン事業

36,908,007

97.6

37,537,962

97.3

その他の事業

895,638

2.4

1,038,962

2.7

合計

37,803,646

100.0

38,576,924

100.0

 

(注) 1.その他の事業は、フランチャイズ事業、洋・和食等の外食事業、損害保険及び生命保険代理店、広告代理店業務等であります。

2.セグメント間の取引については相殺消去しております。

3.金額の記載については、消費税等抜きで表示しております。

 

②  営業戦略について

当連結会計年度末現在、当社グループが事業を展開している地域は、北海道、東北(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)、関東(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)、北陸甲信越(新潟県・富山県・山梨県・長野県)、東海(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)、関西(大阪府・兵庫県)、中国・四国(岡山県・広島県・徳島県・香川県・愛媛県)の国内29都道府県並びに海外(タイ王国)であります。当連結会計年度末現在の店舗数は538店舗(国内535店舗、海外3店舗)であり、その内訳は、ラーメン事業の直営店513店舗(国内513店舗)、その他の事業の直営店6店舗、フランチャイズ加盟店19店舗(国内16店舗、海外3店舗)となっております。

 

当社グループは、店舗の商圏が隣接するようなドミナント出店方式を継続し、出店地域のマーケットシェアを高めていくとともに、今後、新たな商圏にも進出する方針であります。しかしながら、国内外の景気・消費動向や進出予定地域の消費者嗜好等によっては、地域戦略を変更する可能性があります。

過去2期間の当社グループの直営店における売上高、売上高シェア及び期末店舗数を地域別に示すと以下のとおりであります。

 

地域別

平成29年3月期
自  平成28年4月1日
至  平成29年3月31日

平成30年3月期
自  平成29年4月1日
至  平成30年3月31日

売上高
(千円)

売上高シェア
(%)

期末店舗数
(店舗)

売上高
(千円)

売上高シェア
(%)

期末店舗数
(店舗)

北海道

467,975

1.3

11

314,753

0.8

1

北海道計

467,975

1.3

11

314,753

0.8

1

青森県

573,673

1.5

9

606,488

1.6

10

岩手県

621,544

1.7

8

695,331

1.8

8

宮城県

3,609,722

9.7

45

3,880,924

10.2

51

秋田県

816,291

2.2

13

923,188

2.4

14

山形県

1,032,973

2.8

13

1,154,705

3.1

14

福島県

3,611,813

9.7

42

3,961,229

10.5

47

東北計

10,266,018

27.6

130

11,221,867

29.6

144

茨城県

2,759,910

7.4

39

2,857,814

7.5

43

栃木県

1,789,450

4.8

24

1,816,301

4.8

24

群馬県

1,101,547

3.0

17

1,053,473

2.8

16

埼玉県

3,896,950

10.5

56

3,805,361

10.1

55

千葉県

3,578,485

9.7

54

3,720,127

9.8

58

東京都

2,880,390

7.8

33

2,893,186

7.6

34

神奈川県

3,192,791

8.6

48

3,132,126

8.3

45

関東計

19,199,525

51.8

271

19,278,392

50.9

275

新潟県

1,032,245

2.8

17

1,136,803

3.0

19

富山県

177,461

0.5

3

171,570

0.4

1

福井県

154,895

0.4

3

120,510

0.3

山梨県

538,466

1.5

8

529,754

1.4

8

長野県

675,039

1.8

10

670,307

1.8

9

北陸甲信越計

2,578,108

7.0

41

2,628,946

6.9

37

岐阜県

335,797

0.9

5

355,454

1.0

5

静岡県

1,263,142

3.4

21

1,260,438

3.3

18

愛知県

1,302,050

3.5

20

1,300,287

3.4

21

三重県

407,693

1.1

7

366,905

1.0

4

東海計

3,308,683

8.9

53

3,283,086

8.7

48

滋賀県

55,838

0.1

1

37,898

0.1

京都府

102,386

0.3

2

90,179

0.2

大阪府

245,993

0.7

4

251,135

0.7

4

兵庫県

326,001

0.9

7

336,154

0.9

4

関西計

730,219

2.0

14

715,368

1.9

8

岡山県

176,076

0.5

3

113,514

0.3

1

広島県

250,572

0.7

5

144,523

0.4

1

徳島県

56,910

0.2

1

香川県

86,815

0.2

2

愛媛県

39,734

0.1

1

中国・四国計

426,649

1.2

8

441,497

1.2

6

タイ王国

69,550

0.2

海外計

69,550

0.2

37,046,730

100.0

528

37,883,913

100.0

519

 

(注) 1.海外の連結子会社KOURAKUEN(THAILAND)CO.,LTD.は、平成28年10月31日付で解散し、現在清算手続き中であります。

2.金額の記載については、消費税等抜きで表示しております。

 

 

③  出店政策について

当社グループが多店舗展開を推進するにあたり、直営店を基本としてきた理由は、一定の品質・サービス・清潔さの水準を全店ベースで維持・管理するとともに、店舗のスクラップ・アンド・ビルドや業態転換を機動的に実施できること等によるものであります。長期目標である1,000店舗体制の確立に向け、今後も直営店を主体とした出店継続を計画しており、出店にあたっては、事前のマーケティング調査を十分実施したうえで、社内基準にしたがった店舗開発を進めてまいります。出店戦略としては、引き続き主要幹線道路や主要生活道路に面した場所への出店により、食材の効率的な配送ルートを確保するとともに、周辺地域のファミリー層やビジネス顧客等を中心とした、地域密着型の店舗展開を推進していく方針であります。店舗新設資金は、自己資金及び金融機関からの借入金等にて調達する予定でありますが、新設した店舗が計画どおりの収益を計上できず、投下資本の回収に時間を要した場合等には、有利子負債残高の増加が負担となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

④  食材の生産体制及び仕入体制等について

当社グループは、麺や餃子等の主要な食材については、国内では福島県郡山市の郡山工場及び神奈川県小田原市の小田原工場の2工場による集中生産体制をとっており、生産面及び物流面の支障は発生しておりません。しかしながら、今後の店舗展開に伴う生産量の増大及び物流コストの増加、あるいは各生産工場における不測の事態発生等に伴う生産能力の低下等により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

2工場による集中生産体制は、今後の出店計画と密接に関係するため、直営店の店舗展開が計画どおりに進まなかった場合、あるいは、当初の収益計画を達成できずに投下資本の回収に時間を要した場合には、当該工場の稼動率低下や有利子負債残高の増加等が負担となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、その他の食材につきましては、世界各地から品質の高い食材をより低コストで購買できる体制を構築してまいりますが、異常気象による世界的な食糧不足や放射性物質検出による野菜等の出荷制限等に伴う原材料価格の高騰が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤  人材の確保・育成について

現在、当社グループのパートナー(臨時従業員)数は約3,900名であり、業種柄、各店舗の従業員数に占める割合は大きく、今後の店舗展開に比例して、引き続きパートナー数を増加させる見込みであります。これらパートナーの教育は、各店舗・各エリアに配属する当社グループ従業員(正社員)のうち店長及びエリア・マネジャー(管理職層)等が担当し、綿密にプログラム化された各種マニュアルをパートナーに徹底させるための継続的なOJTを実施しております。当社グループは、正社員の能力育成のために階層別教育制度を導入しており、各職能資格別に習熟すべき技量・能力を具体的に定めることにより、高度で均質な技能を保持した正社員の育成に努めております。また、それらの技能をパートナーの教育に反映させることによって、グループ全体の人的能力の向上に努めております。しかしながら、新商勢圏においては、知名度の浸透割合が十分とは言い難く、店舗展開に合わせ適時に適切なパートナー等の確保ができず、また、フランチャイズ加盟店を含め十分な技能教育ができなかった場合等には、出店計画の遂行に支障を来たす可能性があるとともに、サービスの質が低下し、顧客満足度の維持が困難となること等から、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(2) 法的規制等について

①  法的規制について

当社グループが営んでいる外食事業に関する主たる法的規制には、食品の規格・添加物・衛生監視・営業許可等を定めた「食品衛生法」、工場・事業場の排水規制を定めた「水質汚濁防止法」、浄化槽の設置等を定めた「浄化槽法」、欠陥製造物からの消費者保護を目的とした「製造物責任法(PL法)」、食品廃棄物の排出抑制と再生利用等を定めた「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)」、容器包装の廃棄に関して一般廃棄物の減量と再生利用を目的とした「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)」並びに温室効果ガスの排出抑制を目的とした「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」や燃料資源の有効な利用の確保を目的とした「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」等があります。これらの法的規制が強化された場合には、設備投資等の新たな費用が発生・増加すること等により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

 

②  食品の衛生管理について

当社グループは、安全な食品を提供するために、法定の食品衛生検査に加え、ISOの考え方を基本とした品質・安全対策を実施しております。当社グループでは、過去において食中毒等の衛生管理上の問題が発生した事例はありません。しかしながら、今後において当社グループ固有の衛生問題が発生した場合、あるいは、他の外食事業者の衛生管理の不手際に基づく連鎖的風評被害、原料メーカー等における無認可添加物の使用等による食品製造工程に対する不信、BSE(狂牛病)・口蹄疫・輸入野菜の農薬残留等の食物の安全性に対する問題並びにそれらを監督する行政に対する社会全般的な問題等、各種の衛生上の問題が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

③  個人情報の取り扱いについて

当社グループの各社において、お客様、株主及び従業員等の個人情報を取り扱っております。これらの個人情報の漏洩及び個人情報への不正なアクセスにつきましては重大なリスクと認識し、情報セキュリティには最善の対策を講じておりますが、万一、個人情報が漏洩した場合、社会的信用の失墜による企業イメージの低下、損害賠償の支払い等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 競合について

当社グループの属する外食産業においては、ラーメン事業等を営む同業者との競合のみならず、和・洋・中華レストラン及びファーストフードチェーン等との競合のほか、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、持ち帰り弁当事業及び宅配ピザ事業等の食品小売業者との間においても、商品・価格・利便性・品質・サービス内容等をめぐり、激しい競合状態にあります。特に最近では、低価格競争が激しくなっているほか、良好な新規の出店場所や優秀な人材の獲得においても競合が発生しております。当社グループは、これらの競合に対処すべく「高品質・低価格」をモットーに、顧客満足度を高めるとともに、新規顧客の獲得と既存顧客のリピート率の向上に努めております。しかしながら、これらの競合による品質の向上及びサービスレベルの改善等に伴うコストの増加、並びに販売価格の更なる引き下げ圧力による利幅の低下等が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 自然災害について

当社グループの営業店舗や工場所在地を含む地域において、大規模な地震や洪水、台風等の自然災害が発生した場合、店舗・工場設備の損壊、社会インフラ・物流の寸断等の理由から、正常な店舗営業が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 株式の希薄化について

当社は、会社法第236条、第238条及び第239条の規定に基づく新株予約権をそれぞれ発行しております。これらの新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化することにより、短期的な需給バランスの変動が発生し、株価形成に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(6) 継続企業の前提に関する重要事象等

当社は、当連結会計年度末において、食の安全・安心に関する問題の影響や天候不順等により、既存店売上高が前連結会計年度比減少したことに加え、原材料価格の上昇及び販管費の増加により営業損失72百万円となりました。さらに不採算店舗の増加に伴い減損損失2,838百万円を計上したことにより、親会社に帰属する当期純損失は3,225百万円となりました。

また、当連結会計年度末において、当社が取引金融機関との間で締結しているシンジケートローン契約及びコミットメントライン契約に付されている財務制限条項の連結純資産維持の条項に抵触しております。

以上の状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況分析 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)(4)継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況を改善するための対応策」に記載のとおり、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

 

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(業績等の概要)

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業業績の改善が一段と進み、景気は着実に回復基調を強めてきました。また、失業率の低下等により雇用環境は改善する一方、賃金の伸びが低水準な状況下で、社会保障制度などに対する将来不安も根強く、消費の先行きに不透明感が増してきております。

外食産業におきましては、少子高齢化や働き方改革をはじめとした社会構造の変化や消費者の生活防衛意識の高まりを背景に、業種・業態を超えた顧客・人材確保競争の激化に加え、消費者の節約志向の影響から、厳しい経営環境が続いております。

このような当社グループを取り巻く環境と中長期的な経営戦略を踏まえ、長期的かつ安定的な企業価値の向上を図ることを企業目的とし、『原点回帰と改革断行』を会社方針として掲げ、食の安全・安心の実現と新規出店を継続するとともに、「価格」より「価値」を重視した商品政策を推し進めてまいりましたが、食の安全・安心に関する問題の影響や天候不順等により、厳しい状況で推移いたしました。また、グループ1,000店舗体制の実現と効率的な経営体制の確立に向け、株式会社ペッパーフードサービスとの間でフランチャイズ契約を締結し、新たな業態の展開へ着手いたしました。更に、経営資源の効率化及び収益性の向上を図るべく、今後の長期的な成長が見込めない店舗の閉鎖並びに京都工場の譲渡、セール・アンド・リースバックによる資産の活用、連結子会社との合併(簡易合併・略式合併)を実施いたしました。

この結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高38,576百万円(前連結会計年度比2.0%増)となりましたが、原材料価格の上昇及び販管費の増加により営業損失72百万円(前連結会計年度営業利益147百万円)、経常損失114百万円(同経常利益330百万円)となりました。さらに店舗資産等の将来の回収可能性を検討した結果、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損損失2,838百万円を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純損失3,225百万円(同当期純利益154百万円)となりました。なお、当連結会計年度末のグループ店舗数は538店舗(前連結会計年度比8店舗減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであり、金額については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んで表示しております。

①  ラーメン事業

ラーメン事業においては、「価値」を重視し、地域特性を活かした商品政策を推し進めてまいりました。地域限定商品「味噌野菜らーめん」等を順次導入するとともに、商品イメージに沿った店舗外観・内装のリニューアルを84店舗で実施いたしました(当連結会計年度末284店舗、既存店売上高前期比99.7%)。また、「ふかひれ姿煮らーめん」等の期間限定商品や地域限定商品の「ゆず塩野菜らーめん」、減塩メニューを新たに加え、客数の改善に努めてまいりました。

店舗展開につきましては、ドミナントエリアの強化と利益率改善を目的としたコンパクト型ロードサイド店舗12店舗を含め「幸楽苑」35店舗(ロードサイド18店舗、ショッピングセンター内フードコート16店舗、病院内1店舗)を出店するとともに、スクラップ・アンド・ビルド2店舗、スクラップ49店舗(ステーキ業態へ3店舗転換)を実施いたしました。なお、店舗数は、直営店513店舗(前連結会計年度比13店舗減)となりました。

この結果、売上高は37,537百万円(前連結会計年度比1.7%増)となりましたが、食の安全・安心に係る製造コストの増加、人件費やエネルギーコストの増加等により営業利益は1,300百万円(同33.7%減)となりました。

 

②  その他の事業

その他の事業は、フランチャイズ事業(ラーメン業態のフランチャイズ展開)、その他外食事業(和洋食業態の店舗展開)、損害保険及び生命保険の代理店業務、広告代理店業務を行っております。

フランチャイズ事業につきましては、海外に1店舗出店し店舗数は19店舗(国内16店舗、海外3店舗)となり、その他外食事業につきましては、ステーキ業態の新規出店を1店舗、ラーメン・和食業態からステーキ業態への転換を5店舗で実施し、「いきなり!ステーキ」直営店6店舗となりました。

この結果、その他の事業の売上高は1,516百万円(前連結会計年度比9.0%減)となり、営業利益は144百万円(同42.1%減)となりました。

なお、平成29年11月10日開催の当社取締役会決議に基づき、平成30年3月1日を効力発生日として、広告代理店業務を行っておりました当社の完全子会社である株式会社スクリーンとの吸収合併を実施し、株式会社スクリーンは同日付にて解散いたしました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ1,186百万円減少し、1,720百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,471百万円の収入(前連結会計年度は1,301百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前当期純損失の計上3,020百万円、減価償却費の計上1,734百万円、減損損失の計上2,838百万円、未払消費税等の増加額305百万円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,152百万円の収入(前連結会計年度は179百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出1,186百万円、有形固定資産の売却による収入2,507百万円、定期預金の預入による支出207百万円、定期預金の払戻による収入249百万円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、3,811百万円の支出(前連結会計年度は448百万円の支出)となりました。これは、短期借入金の純減額2,300百万円、長期借入れによる収入4,300百万円、長期借入金の返済による支出4,919百万円、リース債務の返済による支出726百万円、配当金の支払額222百万円等によるものであります。

 

(生産、受注及び販売の状況)

(1) 生産実績

当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

金額(千円)

前年同期比(%)

ラーメン事業

5,874,308

△1.05

その他の事業

合計

5,874,308

△1.05

 

(注) 1.上記の金額は、製造原価で表示しております。

2.金額の記載については、消費税等抜きで表示しております。

 

(2) 受注実績

当社グループは、店舗の売上計画に基づき見込生産を行っておりますので、該当事項はありません。

 

 

(3) 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

金額(千円)

前年同期比(%)

ラーメン事業

37,537,962

1.7

その他の事業

1,038,962

16.0

合計

38,576,924

2.0

 

(注) 1.主要顧客(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありません。

2.セグメント間の取引については相殺消去しております。

3.直営店売上についての地域別販売実績は、次のとおりであります。

 

地域別

金額(千円)

前年同期比(%)

北海道

314,753

△32.7

青森県

606,488

5.7

岩手県

695,331

11.8

宮城県

3,880,924

7.5

秋田県

923,188

13.0

山形県

1,154,705

11.7

福島県

3,961,229

9.6

茨城県

2,857,814

3.5

栃木県

1,816,301

1.5

群馬県

1,053,473

△4.3

埼玉県

3,805,361

△2.3

千葉県

3,720,127

3.9

東京都

2,893,186

0.4

神奈川県

3,132,126

△1.9

新潟県

1,136,803

10.1

富山県

171,570

△3.3

福井県

120,510

△22.1

山梨県

529,754

△1.6

長野県

670,307

△0.7

岐阜県

355,454

5.8

静岡県

1,260,438

△0.2

愛知県

1,300,287

△0.1

三重県

366,905

△10.0

滋賀県

37,898

△32.1

京都府

90,179

△11.9

大阪府

251,135

2.0

兵庫県

336,154

3.1

岡山県

113,514

△35.5

広島県

144,523

△42.3

徳島県

56,910

香川県

86,815

愛媛県

39,734

合計

37,883,913

2.1

 

4.金額の記載については、消費税等抜きで表示しております。

 

 

(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

(1) 財政状態の分析

(資産)

当連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ5,842百万円減少し、18,044百万円(前連結会計年度末比24.4%減)となりました。主な要因は、次のとおりであります。

流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,270百万円減少し、3,458百万円となりました。これは、現金及び預金1,230百万円の減少等によるものであります。

固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ4,571百万円減少し、14,585百万円となりました。これは、建物及び構築物2,230百万円、土地2,182百万円、リース資産747百万円の減少等によるものであります。

(負債)

当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ2,463百万円減少し、14,237百万円(前連結会計年度末比14.7%減)となりました。主な要因は、次のとおりであります。

流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ2,175百万円減少し、7,179百万円となりました。これは、未払消費税等106百万円、店舗閉鎖損失引当金133百万円の増加及び短期借入金2,300百万円の減少等によるものであります。

固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ287百万円減少し、7,058百万円となりました。これは、長期借入金603百万円の減少等によるものであります。

(純資産)

当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3,378百万円減少し、3,806百万円(前連結会計年度末比47.0%減)となりました。これは、利益剰余金3,447百万円の減少等によるものであります。

 

(2) 経営成績の分析

当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ773百万円増加し38,576百万円(前連結会計年度比2.0%増)となり、営業利益は前連結会計年度に比べ219百万円減少し営業損失72百万円、経常利益は前連結会計年度に比べ445百万円減少し経常損失114百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ3,379百万円減少し親会社株主に帰属する当期純損失3,225百万円となりました。

売上原価につきましては、原材料価格の上昇により、前連結会計年度に比べ493百万円増加し10,702百万円(同4.8%増)となりました。

販売費及び一般管理費につきましては、パート・アルバイトの時給高騰等により前連結会計年度に比べ499百万円増加し27,946百万円(同1.8%増)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの分析

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,186百万円減少し、当連結会計年度末には1,720百万円(前連結会計年度比40.8%減)となりました。これは、営業活動による収入1,471百万円、投資活動による収入1,152百万円、財務活動による支出3,811百万円によるものであります。

なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況及び増減要因は、「(業績等の概要)(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

(4) 継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況を改善するための対応策

当社は、「第2事業の状況 2事業等のリスク(6)継続企業の前提に関する重要事象等」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、当該事象又は状況を改善するため、「第2事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(1)当社グループの対処すべき課題」に記載の対応策を講じることにより、収益性の改善を図ります。

また、財務制限条項の抵触については、アレンジャー行から全面支援をいただき、全貸付人より当連結会計年度の決算数値に起因しての期限の利益喪失請求は行わないことにつき同意を得ております。

以上の状況により、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

フランチャイズ契約

当社は、チェーン展開を図るため、加盟店(フランチャイジー)及び㈱ペッパーフードサービス(フランチャイザー)とフランチャイズ契約を結んでおります。

その概要は次のとおりであります。

 

(1) 国内フランチャイズ契約

契約内容の概要

当社が所有する商標・サービスマーク等の使用許可及びフランチャイズシステムのノウハウの提供

契約の期間

契約締結日より5年間

契約の更新

自動3年更新
(期間満了90日前までに、双方から特別の申し出がない限り)

加盟金・保証金

加盟金  300万円
保証金  100万円

ロイヤリティー

毎月の店舗売上高の一定料率(5%)

契約先

㈲嶋藤商事・共和メンモンド㈱・㈱ポラリス・㈱日和田中村屋・太田商事㈱・㈲タカノ企画・㈱本久・㈱テイ・エイチ企画

 

 

(2) 海外フランチャイズ契約

契約内容の概要

当社が所有する商標・サービスマーク等の使用許可及びフランチャイズシステムのノウハウの提供

契約の期間

契約締結日より3年間

契約の更新

自動3年更新
(期間満了6カ月前までに、双方から特別の申し出がない限り)

ロイヤリティー

毎月の店舗売上高の一定料率(2%)

契約先

PRESIDENT KOURAKUEN CO.,LTD.

 

 

(3) いきなりステーキフランチャイズ契約

契約内容の概要

㈱ペッパーフードサービスが保有するいきなり!ステーキのノウハウ開示及び商標等の使用許諾等

契約の期間

契約締結日より5年間

契約の更新

自動1年更新
(期間満了6カ月前までに、双方から特別の申し出がない限り)

加盟金・食材保証金

加盟金  400万円

食材保証金  500万円

ロイヤリティー

毎月の店舗総売上高の一定料率(3%)

販売促進費

毎月の店舗総売上高の一定料率(1%)

店舗数

6店舗

 

 

 

5 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、顧客満足度を高める商品を提供することを目指して、原材料の調達から商品の提供までの過程を網羅した研究開発活動を行っております。

現在、研究開発は、当社の商品開発部及び工場の製品開発室により推進されております。

当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、57,146千円であります。

当連結会計年度における各セグメントの研究の目的、主要課題及び研究開発費は、次のとおりであります。

(1) ラーメン事業

当社においてラーメン店「幸楽苑」の新規メニューの開発と季節メニューの開発を行うとともに、工場での製品試作の研究開発を行っております。当連結会計年度における主な成果としては、「価格」より「価値」を重視し、地域特性を活かした商品政策を推し進めてまいりました。地域限定商品「味噌野菜らーめん」等を順次導入するとともに、「ふかひれ姿煮らーめん」等の期間限定商品や地域限定商品の「ゆず塩野菜らーめん」、減塩メニューを新たに加えてまいりました。当事業に係る研究開発費は、56,979千円であります。

 

(2) その他の事業

当社において「とんかつ伝八」の新規メニューの開発と季節メニューの開発を行っております。当連結会計年度における主な成果としては、麓山高原豚を使用したとんかつメニューのブラッシュアップ等を実施しました。当事業に係る研究開発費は、167千円であります。