当社は、平成27年7月7日開催の取締役会において、当社を存続会社とし、当社の完全子会社である株式会社ほっかほっか亭総本部(以下「総本部」という。)を消滅会社とする吸収合併を行う決議をし、同日付で合併契約書を締結いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1.四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の概況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善と設備投資の回復による緩やかな回復が一部では持続しているものの、中国経済の情勢や円安を背景とする物価上昇の懸念に伴い景気停滞感が強くなるなど、先行きは不透明なまま推移いたしました。当社グループが属する「食」の分野におきましては、人手不足状況の継続や名目賃金の伸び悩みに伴う個人消費の低迷等、依然として厳しい事業環境が続いております。
このような環境の中、持ち帰り弁当事業では、食に対する安心、安全への「こだわり」をビジネスの中心に据え、多様化する消費者のニーズに対応するための商品開発、メニューのリニューアルを継続して進めてまいりました。
店舗委託事業においても積極的な新規出店・優良物件の仕入を展開し収入の拡大を実現するとともに、店舗管理事業では安定収入の確保に取り組んでまいりました。
また、フレッシュ・ベーカリー事業においては、季節商品の販売のほか、生産性の向上に取り組んでまいりました。物流関連事業においては、引き続きグループ外企業からの配送、食材加工、製品化等の受託拡大に取り組んでまいりました。
このような中、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高241億84百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益3億87百万円(前年同期比13.0%増)、経常利益6億12百万円(前年同期比8.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億19百万円(前年同期比10.7%減)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりです。
①持ち帰り弁当事業
地域の人たちの豊かな食生活に貢献する「わたしの街の台所」として、手作りによる家庭の温もり、まごころ、安心感をお届けする信頼の食を追求いたしております。「平日昼得キャンペーン」の継続により期間限定の低価格商品を継続して発売したほか、「うな重」や「牛カルビ重」といった高価格商品の発売等を通して、多様化するニーズにお応えしてまいりました。
また、「リラックマ夏のオードブルキャンペーン」や、「ほっかほっか亭×モンストキャンペーン」等、人気キャラクターとのタイアップキャンペーン等に取り組んでまいりました。地域のイベントや会合等の特別注文に対応できる専用メニューの開発とホームページでの訴求強化により、来店顧客以外への販路拡大と売上向上への取り組みも行ったほか、プロ野球冠ゲームの主催や各種広報イベントを通してブランドの認知促進とイメージ向上へも取り組んでまいりました。
また、個人消費低迷が避けがたい影響を及ぼす中、ドラッグストア等、異業種とのコラボレーション出店への取り組みを強化し、お客様にとって、より利便性の高い利用シーンの提案に努めてまいりました。
この結果、持ち帰り弁当事業の売上高は105億83百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益は6億84百万円(前年同期比2.9%減)となりました。
②店舗委託事業
店舗委託事業においては、首都圏を中心に優良物件を仕入れ、積極的に新規出店を展開し収入の安定化を図るとともに不採算店舗を解約・閉鎖することで減価償却費や空家賃を圧縮し、利益率の向上と収益の安定化にも努めてまいりました。
この結果、店舗委託事業の売上高は114億75百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は1億71百万円(前年同期比154.0%増)となりました。
③店舗管理事業
店舗管理事業においては、当社が保有する物件の稼働率の維持・向上に努めながら、管理コストの削減に取り組むとともに、前期より新規事業として展開してきたビルオーナーに対するビル管理受託業務においても、管理数を順調に伸ばし収入の安定化を図ってまいりました。しかしながら、前期に保有物件を売却したことにより、前年同期比は、売上高・営業利益ともにマイナスとなりました。
この結果、店舗管理事業の売上高は2億96百万円(前年同期比6.2%減)、営業利益は1億68百万円(前年同期比11.2%減)となりました。
④店舗直営事業
外食産業におきましては、景気停滞感が見られる中、個人消費の低迷傾向もあり、全体として先行きが不透明な状況が続いており、労働需給ひっ迫に伴う人件費の上昇等の影響も合わせ、依然厳しい環境が続いております。
このような状況の中、びっくり寿司を運営する店舗直営事業では、高級食材を生かしたメニューの開発、シャリの品質向上、季節のフェアを積極的に展開する等、お客様のニーズに対応した施策を行ってまいりました。
また、美観向上に向けた取り組みを行い、設備投資を積極的に推進してまいりましたが、再開発等による閉店、撤退による影響は大きく、来店客数においても前年対比減少となりました。
この結果、店舗直営事業の売上高は6億91百万円(前年同期比6.2%減)、営業損失は2百万円(前年同期は営業利益1百万円)となりました。
⑤その他の事業
フレッシュ・ベーカリー事業においては、引き続き新商品の提案に注力したほか、さつまいも、かぼちゃ、栗など季節限定商品を販売し、ご好評をいただいております。
また、人気商品である「クインシー」について、クリームの充填から包装までを一貫して行う機器を導入し、オペレーションの改善、生産性の向上を目指しております。
物流関連事業につきましては、引き続きグループ外企業からの配送等の物流案件や、食材加工、製品化等の受託案件の拡大に取り組んでおり、関西と関東を中心に積極的な営業活動を進めてまいりました。
物流案件としましては、コンビニエンスストア、居酒屋チェーン、レストランチェーンなどの各店舗への物流や、メーカ在庫の保管・物流など、業態を超えた取り組みを継続しております。
自社加工品の販売を柱とする受託案件につきましては、スーパーマーケットの惣菜としての唐揚やチキンステーキなどが高評価を得てリピート注文を獲得いたしました。また、大学の学食や学生寮の食堂、飲食店などで使われる米につきましても着実に売上を伸ばしております。
その他の事業の売上高は、11億37百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益は17百万円(前年同期比25.3%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億96百万円減少し、371億68百万円となりました。主な要因として、商品及び製品が2億56百万円増加しましたが、現金及び預金が2億13百万円、受取手形及び売掛金が1億44百万円、建物等の有形固定資産が1億81百万円減少したことによるものです。負債は、前連結会計年度末に比べ1億74百万円減少し、184億43百万円となりました。主な要因として、短期借入金が5億66百万円、長期借入金が5億90百万円増加しましたが、1年内返済予定の長期借入金が11億30百万円、未払消費税等が2億33百万円減少したことによるものです。
非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末に比べ1億22百万円減少し、187億25百万円となりました。自己資本比率は前連結会計年度末の50.2%から0.2ポイント上昇し、50.4%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間末と比べ12億37百万円増加、前連結会計年度末と比べ2億13百万円減少して72億60百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、6億75百万円(前年同期に得られた資金は16億51百万円)となりました。これは主に、法人税等の支払額2億66百万円がありましたが、税金等調整前四半期純利益の計上5億90百万円、減価償却費の計上4億94百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2億36百万円(前年同期に使用した資金は2億45百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入83百万円、差入保証金の純減額44百万円がありましたが、有形固定資産の取得による支出3億42百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、6億52百万円(前年同期に使用した資金は8億97百万円)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出3億60百万円、配当金の支払額1億99百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。