第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の概況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀の経済・金融政策を背景に輸出増加に伴う緩やかな景気拡大局面にあり、雇用・所得環境には改善がみられるものの、当社グループが属する「食」の分野では、食材価格や人件費の上昇傾向の中で、顧客獲得に向けた厳しい競争環境が続いており、依然として企業収益の改善には停滞感がみられております

このような環境の中、持ち帰り弁当事業では、食に対する安心、安全への「こだわり」をビジネスの中心に据え、幅広いお客様に満足いただける商品・サービスを提供すべく食材を厳選し、旬の食材を通じて季節を感じていただけるメニューの提供を進めてまいりました。また、店舗委託事業では、優良物件の仕入を進めるとともに、既存ビルのコンバージョン提案などの物件価値向上につなげる新たな取り組みを進めてまいりました。

このような中、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高229億89百万円(前年同期比4.0%減)、営業利益2億12百万円(前年同期比39.0%減)、経常利益4億85百万円(前年同期比14.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億97百万円(前年同期比3.4%増)となりました。

 

セグメントの業績は以下のとおりであります。

なお、当第2四半期連結累計期間において報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較は、前第2四半期連結累計期間の数値を変更後のセグメントに組み替えた数値で行っております。報告セグメントの区分変更の詳細は「第4 経理の状況 第2四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」を御参照ください。

①持ち帰り弁当事業

持ち帰り弁当事業においては、地域の人たちの豊かな食生活に貢献する「わたしの街の台所」として、手作りによる家庭の温もり、まごころ、安心感をお届けする信頼の食を追求するとともに、ほっかほっか亭の新たな成長ステージに向けて、より幅広いお客様にお楽しみ頂けるメニューの開発を進めております。暑い時期の季節メニューでは、毎年ご好評いただいております「おろしシリーズ」に加え、今年新発売の「あなご天ぷら&しらす弁当」などが人気を集めました。レギュラーメニューでは、「極厚ハンバーグ弁当」がリニューアル以来累計100万食を超えるなど、高い支持をいただいております。店舗では、顧客満足度の持続的な向上に向けた「QSCアワード」の実施などの施策を継続しております。

新たな取り組みでは、「お店で手作り 日替りシリーズ」として、9月に「日替りデラックス」を、10月には和のおいしさをお楽しみいただく「日替り母さん弁当」を新発売し、いずれもご好評をいただいております。

しかしながら、労働力不足に伴う人件費の高止まり傾向や店舗営業時間の見直し、一部食材価格の上昇傾向などの影響もあり、持ち帰り弁当事業の売上高は92億80百万円(前年同期比6.7%減)、営業利益は5億38百万円(前年同期比4.7%減)となりました。

 

②店舗委託事業

店舗委託事業においては、優良物件を積極的に仕入れ、不採算店舗の解約などによる物件稼働率の向上を図ることにより、利益率の向上に努めてまいりました。また、既存ビルの飲食ビルへのコンバージョンや、新築物件のマスターリースを行う事を通して物件の価値向上につなげる新たな取り組みを推進してまいりました。

また、「飲食業界で生きる人」のための情報サイト「店通(てんつう)」の運営を通して自社ブランドの周知及びイメージ向上に取り組み、当社サービスへの信頼向上を図ってまいりました。

この結果、店舗委託事業の売上高は118億93百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は2億42百万円(前年同期比1.5%増)となりました。

 

③店舗管理事業

店舗管理事業においては、前期末および当期初の所有不動産売却に伴い減収ではあるものの、ビルオーナーのニーズにきめ細かにお応えし、ビル管理契約数の増加と、関連する収益機会増大、利益拡大を図っております。

また、ビルオーナー向けに資産価値向上のための各種サービスを提案する取り組みを進めてまいりました。

この結果、店舗管理事業の売上高は3億6百万円(前年同期比14.0%減)、営業利益は1億79百万円(前年同期比12.1%減)となりました。

 

④フレッシュベーカリー事業

フレッシュベーカリー事業においては、商品品質とアイテム数の充実を目指し、毎月8種以上の新商品を投入し、お客様に新鮮さをアピールするとともに、既存商品のブラッシュアップを積極的に進め、品質向上を訴求してまいりました。しかしながら、新ブランドの浸透に時間を要していること、労働力不足の影響により人件費の高止まり傾向が見られることなどにより、売上高、営業利益ともに前年を下回って進捗しております。

この結果、フレッシュベーカリー事業の売上高は7億8百万円(前年同期比28.2%減)、営業損失は1億16百万円(前年同期は営業損失9百万円)となりました。

 

⑤その他の事業

物流関連事業においては、引き続き新規の物流業務獲得を推進するとともに、自社製造商品のグループ外企業向け販売について、販路開拓・取り扱い拡大に向けた営業強化に取り組んでおります。

物流関連事業を担うグループ会社である株式会社アサヒL&Cでは、惣菜・食材の物流・配送に際し、衛生管理の徹底を求める社会の期待に揺るぎない高水準の食品安全レベルを証明することで応え、消費者の皆様に安心・安全・高品質な惣菜・食材をお届けするため、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000とそれを発展させた規格であるFSSC22000の認証を取得しております。グループ外企業との更なる取引拡大に向け、ますます高まる食品の安心・安全への関心に応え、市場におけるアドバンテージの獲得を目指しております

なお、当社グループでは、持続的成長と収益力の向上を図り、強化すべき事業領域に重点的に経営資源を投入して事業の選択と集中を進める観点から、平成29年4月1日付で「びっくり寿司」事業を譲渡しております。

この結果、事業譲渡による影響もあり、その他の事業の売上高は8億1百万円(前年同期比30.7%減)、営業損失は0百万円(前年同期は営業利益7百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億35百万円減少し、364億32百万円となりました。主な要因として、現金及び預金が8億13百万円、投資有価証券が2億95百万円増加し、建物等の有形固定資産が10億42百万円、敷金及び保証金が1億91百万円減少したことによるものであります。負債は、前連結会計年度末に比べ4億22百万円減少し、165億77百万円となりました。主な要因として、1年内返済予定の長期借入金が4億46百万円増加し、長期借入金が9億31百万円減少したことによるものであります。

非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末に比べ1億87百万円増加し、198億55百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の53.6%から0.9ポイント上昇し、54.5%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間末と比べ6億69百万円増加、前連結会計年度末と比べ8億13百万円増加して74億72百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、9億54百万円(前年同期に得られた資金は13億95百万円)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益5億55百万円、減価償却費4億52百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果得られた資金は、5億35百万円(前年同期に使用した資金は6億7百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入9億98百万円、事業譲渡による収入3億83百万円、投資有価証券の売却による収入1億92百万円および、有形固定資産の取得による支出5億83百万円、投資有価証券の取得による支出4億57百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、6億77百万円(前年同期に得られた資金は2億36百万円)となりました。これは主に、長期借入れによる収入7億46百万円および、長期借入金の返済による支出12億31百万円、配当金の支払額1億12百万円によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。