当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。この結果、四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響に対して、国内のワクチン接種が進み新規感染者数も大幅に減少したことにより経済活動の正常化が期待されましたが、直近では新たな変異株による感染再拡大への懸念が強まっており、先行きは未だ不透明な状況となっております。
外食産業におきましては、9月末の緊急事態宣言等の解除及びその後のリバウンド防止措置期間の終了により店舗営業時間、アルコール提供等の制約がなくなって以降、客足が急速に回復傾向に入ったものの、世界的な感染拡大は依然として続いており、さらに食材価格や原油価格の高騰等による物価上昇の影響も強く受け、厳しい経営環境が続きました。
このような環境の下、当社グループは、経営理念である「食を通じて地域社会の豊かな生活文化の向上に貢献する」に基づき、お客様の基本ニーズである「安全・安心」に徹底してこだわった「自然肉100%」の商品提供を堅持するとともに、引き続き店内の衛生管理を強化・徹底し、お客様に安心してご来店いただける環境づくりに注力してまいりました。また、メニューのリニューアルや季節のフェア開催を積極的に実施して外食の楽しさをアピールし、来店促進に努めました。9月から一部店舗にて開始しました、朝食サービスあるいは早い時間帯のランチの提供についても、各業態において展開を進めております。
さらに12月には、既存の「安楽亭」業態店舗に隣接して「ステーキのどん」業態の店舗を新規オープンするなど、グループ内の連携強化と活性化にも引き続き取り組んでまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高172億71百万円(対前年同期比11.4%減)、営業損失18億82百万円(前年同期は営業損失10億9百万円)、経常利益12億62百万円(前年同期は経常損失9億16百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億77百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失12億25百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 安楽亭業態
安楽亭業態の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は168店舗であります。内訳は直営118店舗、暖簾12店舗、FC38店舗であります。
販売促進及び商品開発につきましては、10月にアルコール提供制限が解除された時期に合わせた、生ビール無料券プレゼント付きの「和牛×生中フェア」、安楽亭がテレビのバラエティ番組にて紹介されたことを受けて「安楽亭の合格メニュー」のクーポン配信等、来店促進の企画を積極的に実施しました。また、年末にかけてのディナーや忘年会目的のご利用ニーズに高まりに応え、「冬のごちそういい肉フェア」「松阪牛フェア」「家族ディナー特典クーポン」等を実施するなど、お客様に外食の楽しさを実感していただけるような施策を積極的に展開してまいりました。メニュー施策としては、原材料高騰への対応や付加価値の向上等の視点から食べ放題メニュー及びグランドメニューの改定を実施し、社会的関心の高まりを受けて「プラントベースミート」(大豆ミート等)のメニューを初めて導入する等の試みも行っております。
以上の結果、安楽亭業態の当第3四半期連結累計期間の売上高は66億62百万円(対前年同期比11.4%減)となり、セグメント損失(営業損失)は5億76百万円(前年同期はセグメント利益22百万円)となりました。
② 七輪房業態
七輪房業態の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は28店舗であります。内訳は直営23店舗、暖簾2店舗、FC3店舗であります。
販売促進及び商品開発につきましては、食べ放題拡販のためのクーポンの配信、年末にかけてのディナーや忘年会目的のご利用ニーズに応える「冬の贅沢三昧セット」販売等、お客様に七輪房の魅力をお伝えするための施策に取り組んでまいりました。
以上の結果、七輪房業態の当第3四半期連結累計期間の売上高は11億78百万円(対前年同期比13.8%減)となり、セグメント損失(営業損失)は1億36百万円(前年同期はセグメント損失11百万円)となりました。
③ アークミール
アークミール業態の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は直営142店舗であります。アークミール業態には、「ステーキのどん」、「しゃぶしゃぶどん亭」、「フォルクス(ステーキ)」、「donイタリアーノ(イタリアン)」を含んでおります。なお、当第3四半期連結会計期間において、12月23日に「ステーキのどん赤羽東口店」が新規オープンしております。
販売促進及び商品開発につきましては、「ステーキのどん」、「しゃぶしゃぶどん亭」、「フォルクス」の主要各業態において、安楽亭業態同様に積極的に来店促進の施策を展開してまいりました。「欲ばりリブロインステーキフェア」(ステーキのどん)、「国産牛頬肉しゃぶしゃぶ」(どん亭)等の新メニュー販売のほか、アルコール提供制限が解除された時期に合わせた「やっぱり生ビールキャンペーン」(どん亭)、深夜時間帯の集客回復を図るための「ナイトク!キャンペーン」(ステーキのどん)等、多様なニーズに応えて収益確保を図る取り組みを進めてまいりました。
以上の結果、アークミールの当第3四半期連結累計期間の売上高は92億37百万円(対前年同期比10.9%減)となり、セグメント損失(営業損失)は7億80百万円(前年同期はセグメント損失5億95百万円)となりました。
④ その他業態
その他業態の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は9店舗であります。内訳は直営5店舗、FC4店舗であります。なお、その他業態には、「えんらく(焼肉食べ放題)」、「からくに屋(焼肉)」、「花炎亭(焼肉)」、「春秋亭(和食)」、「上海菜館(中華)」、「アグリコ(イタリアン)」、「カフェビーンズ(喫茶)」、「安楽亭ベトナム(焼肉)」を含んでおります。
以上の結果、その他業態の当第3四半期連結累計期間の売上高は1億93百万円(対前年同期比17.7%減)となり、セグメント損失(営業損失)は54百万円(前年同期はセグメント損失42百万円)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ7億5百万円減少し、227億81百万円となりました。これは、現金及び預金の減少等が要因です。負債は、前連結会計年度末に比べ16億81百万円減少し、174億14百万円となりました。これは、未払消費税等の減少等が要因です。純資産は、前連結会計年度末に比べ9億75百万円増加し、53億67百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等が要因です。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。