当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善など緩やかな回復基調にあるものの、中国経済の減速や原油安などによる資源国景気の失速から先行き不透明感が強まっております。個人消費につきましても、力強さに欠け本格的な回復には至っておりません。
ワーキング・ユニフォーム業界におきましては、好調な建設・自動車業界などを背景に堅調な動きも見られましたが、円安や海外生産地の人件費高騰による仕入コストの上昇、さらには記録的な暖冬による防寒商戦の出遅れもあって厳しい状況が続きました。
このような状況の中で当社は、商品では、体の動きに合わせて130%伸縮する軽量ストレッチ素材で優れた動作性と着心地を高めた「エアライトSTRETCH防寒ブルゾン」等、低価格でありながら新たな機能を加えたPB(プライベートブランド)商品の開発で、商品力の強化を図りました。これによりPB商品は473アイテムの展開で、チェーン全店売上高構成比は19.9%(前年同期比3.4ポイント増)となりました。
販売では、初の試みとしてツーリングやオートバイ、釣りなどアウトドア関連企業、マスコミにも呼びかけ開催した「秋冬PB商品発表会」や情報誌への商品掲載など、これまでにないメディア戦略の推進で、客層拡大に向けた広告プロモーションも展開しました。
店舗展開では、ドミナント戦略の強化とスクラップ&ビルドで既存店の活性化を図りました。当第3四半期累計期間では、開店12店舗、スクラップ&ビルド3店舗、賃貸借契約満了による閉店1店舗で、平成27年12月31日現在の営業店舗数は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末より7店舗増の648店舗、直営店(加盟店B契約店舗及びトレーニング・ストア)は前期末より4店舗増の112店舗で、42都道府県下に合計760店舗となりました。
この結果、当第3四半期累計期間のチェーン全店売上高は554億29百万円(前年同期比2.5%増、既存店前年同期比1.5%増)となりました。また営業総収入は386億29百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益71億61百万円(前年同期比6.8%増)、経常利益80億14百万円(前年同期比6.3%増)、四半期純利益47億8百万円(前年同期比6.8%増)となりました。
運営形態別の売上高につきましては、フランチャイズ・ストア503億3百万円(前年同期比2.4%増、チェーン全店売上高構成比90.8%)、直営店51億25百万円(前年同期比3.9%増、チェーン全店売上高構成比9.2%)となりました。
なお、当社は作業服及び作業関連用品の小売事業を行う単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
①資産の部
当第3四半期会計期間末の総資産は592億7百万円となり、前事業年度末に比べ23億59百万円増加いたしました。
流動資産は425億46百万円となり、前事業年度末に比べ23億38百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が24億23百万円、加盟店貸勘定が1億85百万円それぞれ増加した一方で、商品が2億52百万円減少したことによるものであります。
固定資産は166億61百万円となり、前事業年度末に比べ20百万円増加いたしました。これは主に建物が2億61百万円増加した一方で、差入保証金が2億52百万円減少したことによるものであります。
②負債の部
当第3四半期会計期間末の負債合計は122億50百万円となり、前事業年度末に比べ5億54百万円減少いたしました。
流動負債は89億44百万円となり、前事業年度末に比べ5億7百万円減少いたしました。これは主に買掛金が8億79百万円、未払法人税等が1億38百万円それぞれ減少した一方で、その他に含まれる未払金が6億5百万円増加したことによるものであります。
固定負債は33億5百万円となり、前事業年度末に比べ46百万円減少いたしました。これは主にその他に含まれるリース債務が71百万円減少したことによるものであります。
③純資産の部
当第3四半期会計期間末の純資産合計は469億57百万円となり、前事業年度末に比べ29億13百万円増加いたしました。これは主に配当金の支払いが17億75百万円あったものの、四半期純利益を47億8百万円計上したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は、前事業年度末に比べ1.8ポイント上昇し79.3%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。