(1)業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新興国経済の減速や英国のEU離脱問題による金融市場の動揺から、先行きが見通せない状況となりました。個人消費につきましても、雇用情勢の改善は見られたものの可処分所得は増えず、力強さを欠いたものとなっております。
ワーキング・ユニフォーム業界におきましては、平年より気温が高く推移したことで夏物商戦は順調な立ち上がりを見せました。さらに円高傾向による原材料高の改善も追い風となって堅調に推移しましたが、個人向け販売は盛り上がりに欠け、経営環境は好転しておりません。
このような状況の中で当社は、商品では、「着れば涼しい。夏ラクしよう!」をテーマに、いつもサラサラな着心地の「肌サラTシャツ」や、遮熱効果で直射熱をカットし、マイナス3℃の体感を実現した「遮熱ダブルメッシュシリーズ」等、酷暑の中で働くお客様のニーズに応えた革新的機能をもつPB(プライベートブランド)商品を開発して商品力の強化を図りました。これによりPB商品は441アイテムとなって競合他社との差別化を鮮明に打ち出し、チェーン全店売上高構成比は24.9%(前年同期比6.9ポイント増)となりました。
販売では、チラシの掲載アイテムを増やし、セールスポイントを分かり易く表示するなど一般のお客様へのアプローチを強めることで、客層の拡大と個店売上の向上に取り組みました。
店舗展開では、ドミナント戦略の強化とスクラップ&ビルドで既存店の活性化を図りました。当第1四半期累計期間では、開店3店舗、スクラップ&ビルド4店舗、賃貸借契約満了による閉店1店舗で、平成28年6月30日現在の営業店舗数は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末より1店舗減の652店舗、直営店(加盟店B契約店舗及びトレーニング・ストア)は前期末より3店舗増の116店舗で、44都道府県下に合計768店舗となりました。
この結果、当第1四半期累計期間のチェーン全店売上高は191億51百万円(前年同期比5.6%増、既存店前年同期比4.5%増)となりました。また営業総収入は132億57百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益24億57百万円(前年同期比9.9%増)、経常利益27億51百万円(前年同期比8.6%増)、四半期純利益17億9百万円(前年同期比11.3%増)となりました。
運営形態別の売上高につきましては、フランチャイズ・ストア173億6百万円(前年同期比5.2%増、チェーン全店売上高構成比90.4%)、直営店18億45百万円(前年同期比10.4%増、チェーン全店売上高構成比9.6%)となりました。
なお、当社は作業服及び作業関連用品の小売事業を行う単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
①資産の部
当第1四半期会計期間末の総資産は600億66百万円となり、前事業年度末に比べ10億4百万円減少いたしました。
流動資産は424億90百万円となり、前事業年度末に比べ10億5百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が9億79百万円減少したことによるものであります。
固定資産は175億75百万円となり、前事業年度末に比べ0百万円増加いたしました。これは主に建物が84百万円増加した一方で、差入保証金が75百万円減少したことによるものであります。
②負債の部
当第1四半期会計期間末の負債合計は118億72百万円となり、前事業年度末に比べ7億80百万円減少いたしました。
流動負債は85億76百万円となり、前事業年度末に比べ7億58百万円減少いたしました。これは主に未払法人税等が10億45百万円減少した一方で、その他に含まれる未払金が3億9百万円増加したことによるものであります。
固定負債は32億96百万円となり、前事業年度末に比べ22百万円減少いたしました。これは主にその他に含まれるリース債務が24百万円減少したことによるものであります。
③純資産の部
当第1四半期会計期間末の純資産合計は481億93百万円となり、前事業年度末に比べ2億23百万円減少いたしました。これは主に四半期純利益を計上した一方で、配当金の支払いにより利益剰余金が1億67百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は、前事業年度末に比べ0.9ポイント向上し80.2%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。