(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善で緩やかに回復しておりますが、米中貿易摩擦や金融資本市場の変動による影響で、先行き不透明な状況が続いております。個人消費につきましては、限定的ではありますが上昇基調となっております。
ワーキング・ユニフォーム業界におきましては、東京オリンピック効果や、訪日外国人旅行者増加による建設需要の拡大で、引き続き好調に推移する一方、中国をはじめ海外生産地の人件費及び国内物流費の上昇で環境は厳しさを増しております。
このような状況の中、当社は商品では、伸縮性と保温力が高い「アルティメットフーデッドパーカー」や「ストレッチマイクロウォームパンツ」など、PB(プライベートブランド)商品の開発で商品力強化を図りました。これにより客層拡大の主力3ブランド「FieldCore」(フィールドコア)、「Find-Out」(ファインドアウト)、「AEGIS」(イージス)の防寒商品77アイテムを加えたPB商品は合計911アイテムとなり、チェーン全店売上高構成比は39.9%(前年同期比7.8ポイント増)となりました。
販売では、新業態「ワークマンプラスららぽーと立川立飛店」やロードサイド型「ワークマンプラス川崎中野島店」(11月開店)の出店において全国ネットのTVCMや全国紙カラー1面広告で大規模な開店告知を行いました。また、ブロガー向け説明会なども開催した結果、TVの情報番組などに数多く取り上げられ、客数、売上ともに通常オープンの3倍近い実績となりました。初めてのお客様や女性客など一般ユーザーの割合が拡大。特筆すべきは全国のワークマン既存店への波及効果が高く、売上拡大に大きく貢献しました。
店舗展開では、長崎県への初出店とワークマンプラス4店舗を含め、開店が14店舗、スクラップ&ビルド2店舗、契約満了による閉店3店舗で、平成30年12月31日現在の営業店舗数はフランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末より35店舗増の727店舗、直営店(加盟店B契約店舗及びトレーニング・ストア)は前期末より24店舗減の105店舗で、45都道府県下にインショップで出店した2店舗を含め合計832店舗となりました。
この結果、当第3四半期累計期間のチェーン全店売上高は730億26百万円(前年同期比17.0%増、既存店前年同期比14.3%増)となりました。また営業総収入は506億24百万円(前年同期比16.4%増)、営業利益109億58百万円(前年同期比28.9%増)、経常利益118億87百万円(前年同期比26.4%増)、四半期純利益73億63百万円(前年同期比26.0%増)となりました。
運営形態別の売上高につきましては、フランチャイズ・ストア654億76百万円(前年同期比17.7%増、チェーン全店売上高構成比89.7%)、直営店75億50百万円(前年同期比11.2%増、チェーン全店売上高構成比10.3%)となりました。
なお、当社は作業服及び作業関連用品の小売事業を行う単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
①資産の部
当第3四半期会計期間末の総資産は799億45百万円となり、前事業年度末に比べ66億98百万円増加いたしました。
流動資産は588億43百万円となり、前事業年度末に比べ69億27百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が69億70百万円増加したことによるものであります。
固定資産は211億1百万円となり、前事業年度末に比べ2億29百万円減少いたしました。これは主に差入保証金が1億90百万円減少したことによるものであります。
②負債の部
当第3四半期会計期間末の負債合計は154億77百万円となり、前事業年度末に比べ16億9百万円増加いたしました。
流動負債は125億81百万円となり、前事業年度末に比べ16億49百万円増加いたしました。これは主にその他に含まれる未払金が12億66百万円、加盟店買掛金が1億53百万円、未払法人税等が1億43百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定負債は28億95百万円となり、前事業年度末に比べ40百万円減少いたしました。
③純資産の部
当第3四半期会計期間末の純資産合計は644億67百万円となり、前事業年度末に比べ50億88百万円増加いたしました。これは主に四半期純利益73億63百万円の計上と、配当金23億66百万円の支払いによるものであります。
この結果、自己資本比率は、前事業年度末に比べ0.5ポイント低下し80.6%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。