第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2 【経営上の重要な契約等】

  当社の連結子会社である堀田丸正株式会社は、平成28年8月19日開催の取締役会において、民事再生手続中のイエリデザインプロダクツ株式会社から、事業の一部を譲り受けることを決定し、同日付でイエリ社との間で東京地方裁判所の許可を条件に事業譲渡を行う旨の事業譲渡契約を締結いたしました。

  詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績

当第2四半期連結累計期間における国内経済は、政府による継続的な経済政策及び日銀による金融緩和により、企業収益や雇用環境の改善は見られるものの、為替、株価、新興国経済の減速などに伴い、依然として先行きの不透明感が継続しております。

当社グループでは、M&Aの積極推進により事業規模拡大を目指しており、前期において和装宝飾事業及び卸売事業で新たな連結子会社を加えましたが、当四半期においては卸売事業でイエリデザインプロダクツ株式会社より横ニット企画販売部門の事業を譲り受け、業容の拡大を図ってまいりました。

当第2四半期連結累計期間の連結業績は、新規子会社の寄与もあり、売上高は125億36百万円(前年同四半期比20.3%増)、営業利益は31百万円(前年同四半期は営業損失1億17百万円)、経常利益9百万円(前年同四半期は経常損失1億21百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失30百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億3百万円)となりました。

当社グループのセグメントの業績は、以下のとおりであります。

 

1)「美容事業」

美容事業におきましては、競合店の増加・飽和状態が続く厳しい環境下で、当四半期において不採算店舗10店舗の閉鎖を実施し、人財配置を見直すほか、DM等販促活動の効率化を実施いたしました。なお、平成28年9月30日現在の店舗数は、直営92店舗、FCは5店舗となっております。

店舗数減等による影響もあり売上高は10億97百万円(前年同四半期比7.1%減)となりましたが、人員数は前年並みを確保したため人件費比率が増加し、セグメント損失は4百万円(前年同四半期はセグメント利益11百万円)となりました。今後は、人財確保が図られた既存店において生産性を向上させるため、前下期に設置した研修センターでのスタッフ研修・教育を強化し、スタッフの技術力の向上、接客サービスレベルの向上に努めてまいります。

 

2)「スポーツ事業」

スポーツ事業におきましては、中国地方に1店舗、関東地方に1店舗の新規出店を実施いたしました。新規店舗では、ドミナント戦略による収益強化を図るとともに、ウィンター商品販売への偏重を是正し、新たな収益モデルの構築を図るため、通年型商品販売の強化を目指しております。なお、平成28年9月30日現在の店舗数は1店舗の閉鎖もあり17店舗となっております。

売上高は、アウトドア及びH&B(ヘルスアンドビューティ)販売は前年同期比105%超と堅調であったものの、ウェア販売が前年同期比93.5%、ダイビング商品販売が前年同期比88.7%と伸び悩みました。その結果、売上高は14億88百万円(前年同四半期比1.4%減)となり、セグメント損失は1億30百万円(前年同四半期はセグメント損失1億45百万円)となりました

 

3)「DSM事業」

DSM事業におきましては、平成28年9月30日現在の店舗数は前年同四半期の78店舗から5店舗減の73店舗となり、販売員の減少により売上高が減少しております。一方で、当四半期においてはセイビング会員の休眠顧客に対する掘り起し活動を推進し、販売強化に努めてまいりました。その結果、DSM事業の売上高は12億7百万円(前年同四半期比6.8%減)となり、セグメント利益は21百万円(前年同四半期比9.7%減)となりました。

 

4)「和装宝飾事業」

和装宝飾事業におきましては、前期新たに子会社化した株式会社すずのきの業績が順調に推移し、売上高は53億33百万円(前年同四半期比66.8%増)、セグメント利益は1億87百万円(前年同四半期比167.8%増)と、大幅な増収増益となりました。

和装等小売事業では、M&A戦略による増収増益効果のみならず、既存店舗においても売上高は前年同四半期比で102.2%と堅調に推移しておりますが、新規顧客獲得・固定顧客の安定化を図り、更なる収益拡大を目指すため、1店舗の新規出店、4店舗の移転・改装を実施いたしました。

なお、宝飾小売店舗では3店舗閉鎖を実施しており、平成28年9月30日現在の店舗数は、和装等小売店舗が99店舗、宝飾小売店舗が17店舗となっております。

 

5)「卸売事業」

卸売事業におきましては、前期事業譲受した株式会社吉利が寄与したことにより、売上高は30億54百万円(前年同四半期比6.2%増)となりました。また利益面につきましてもM&Aによる寄与のほか、既存卸売事業において売上総利益率の改善や販売管理費の効率化を図ることで利益の向上に努めたことにより、セグメント損失12百万円(前年同四半期はセグメント損失82百万円)となりました。

 

6)「その他の事業」

その他の事業の事業内容は、主に堀田(上海)貿易有限公司の意匠撚糸の販売、株式会社ヤマノセイビングの前払式特定取引業による手数料収益であります。

その他の事業の売上高は、3億55百万円(前年同四半期比0.9%減)となり、セグメント利益4百万円(前年同四半期はセグメント損失0百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて3億40百万円減少し123億66百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1億73百万円減少、受取手形及び売掛金が1億42百万円減少、電子記録債権が54百万円減少、商品及び製品が2億47百万円増加、敷金及び保証金が2億9百万円減少したことによるものであります。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べて1億74百万円減少し101億29百万円となりました。
その主な要因は、支払手形及び買掛金が85百万円増加、短期借入金が1億2百万円減少、未払法人税等が38百万円減少、長期借入金が98百万円減少したことによるものであります。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1億65百万円減少し22億37百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失計上による利益剰余金30百万円の減少、剰余金の配当68百万円、非支配株主持分54百万円の減少によるものです。

 

 

(3) 第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純損失が2百万円となり、前年同四半期連結会計期間末に比べ1億91百万円増加し12億55百万円となりました。 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、1億43百万円(前年同四半期は2億66百万円の支出)となりました。

これは主に、税金等調整前四半期純損失2百万円に対し、売上債権の減少額1億78百万円、棚卸資産の増加額2億33百万円、仕入債務の増加額1億48百万円によるものであります。 

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果得られた資金は、46百万円(前年同四半期は1億85百万円の支出)となりました。

これは主に、事業譲受による支出60百万円、有形固定資産の取得による支出45百万円、敷金及び保証金の差入による支出32百万円、差入保証金の回収による収入2億6百万円によるものであります。 

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は、3億53百万円(前年同四半期は4百万円の支出)となりました。

これは主に、短期借入金の減少額1億2百万円、長期借入れによる収入1億33百万円、長期借入金の返済による支出2億33百万円、配当金の支払額67百万円、非支配株主への配当金の支払額40百万円によるものであります。  

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)従業員数

当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。

 

(8)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。