第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

当第2四半期連結累計期間における国内経済は、昨年来続く新型コロナウイルスの感染拡大により、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が断続的に継続するなど、依然として厳しい状況が続いております。新型コロナウイルスワクチン接種などの感染拡大防止策による経済の改善が期待されますが、新型コロナウイルス感染症の再拡大による内外経済に与える下振れリスクも懸念される状況にあります。

当社グループにおきましても、政府の緊急事態宣言に伴い、一部店舗の営業自粛や営業時間の短縮が断続的に実施され、通常の営業活動に完全に戻るには至らず、厳しい経営環境は継続しております。全般的な売上回復傾向はあるものの、長引くコロナ禍によって外出自粛が常態化したこともあり、集客減の影響は当面続くと見込まれます。

そのような状況の下、当社グループでは、お客さまと従業員の安全確保を最優先とした環境を整備しつつ、業務の効率化の推進及び店舗の管理・運営コストの削減に取り組み、事業基盤の強化に努めてまいりました。また、既存事業のDX化を促進し、新たなビジネスモデル創出を図るため、2021年5月に専門家を招聘しDX推進室を立上げ、開発・検証に着手いたしました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は64億35百万円(前年同期比11.4%増)となり、営業利益は54百万円(前年同期比990.6%増)、経常利益は44百万円(前年同期は経常損失3百万円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失については、売上高の回復に加え、新型コロナウイルス感染症による損失が大幅に減少したこと等により、29百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2億86百万円)となりました。

セグメント別の業績は、次のとおりです。

 

・美容事業

美容事業においては、長引くコロナ禍での外出自粛等による来店客数の回復鈍化に対応すべく、予約状況に合わせた勤務体制管理の徹底をはじめとしたコストコントロールに努めるとともに、前期より不採算店舗の閉鎖を行い、収益構造の強化を図ってまいりました。当上期は、前上期より11店舗減となった影響があり、売上高は10億11百万円(前年同期比3.1%減)となりました。損益面では、不採算店舗の閉鎖等による収益改善はあったものの、一部固定費の特別損失への振替が前上期に比べ1億38百万円減少したことがあり、セグメント損失は32百万円(前年同期はセグメント利益19百万円)となりました。美容事業では、引き続き運営コスト削減に努めるとともに、従来のサービスメニューの見直しを推進しております。美容室サロンでは、カット&カラーに付加価値を加えた新メニュー導入を決定、ネイルサロンではフット・ハンドケアメニューに加えて、新たにフェイシャルケアメニュー導入を決定するなど、お客さまニーズに応える新メニューの開発により、収益力向上に努めてまいります。

 

・和装宝飾事業

和装宝飾事業においては、前第2四半期以降は通常営業店舗が増加したことにより売上高回復傾向となっております。当四半期においては、緊急事態宣言発出による一部店舗休業や大型展示販売会の最終日を急遽中止とした影響のほか、受注商品の引渡しが停滞した影響等がありましたが、売上高は47億31百万円(前年同期比18.4%増)と回復し、セグメント利益は91百万円(前年同期はセグメント損失36百万円)となりました。和装宝飾事業では、お客さまに安心・安全な売場環境整備を行いつつ企画販売の拡充を強化し店頭販売活性化に努めるほか、子会社の株式会社すずのきでは、きものの最新トレンド・最新スタイリングを提案し、より身近に着物を楽しんでいただくための新コンセプトショップ「たまゆう川口店」を5月に出店するなど、新たなきものファンの獲得に努めてまいります。

 

・DSM事業

DSM事業においては、前期より需要が高まった健康関連商品の販売を推進し、訪問販売の強化に努めてまいりましたが、長引くコロナ禍により展示販売会での集客は依然として厳しい状況となりました。その結果、売上高は事業所の統廃合の影響もあり、4億64百万円(前年同期比10.0%減)となりましたが、セグメント損失は21百万円(前年同期はセグメント損失27百万円)と若干改善いたしました。DSM事業では当四半期において組織再編を行い、人財開発の強化及び販売体制の再構築を実施、新規・休眠顧客の開拓を推進するとともに、提案商品の抜本的な見直しを図り、新たな販売チャネル構築のため定期購入システム導入の検討を開始するなど、収益改善に努めてまいります。

 

・その他の事業

その他の事業の収益は、株式会社マンツーマンアカデミーの学習塾運営収益、株式会社ヤマノセイビングの前払い式特定取引業による手数料収益及び一般社団法人日本技術技能教育協会の着物着付教室の運営収益、DX推進室の運営収益であります。売上高は、学習塾事業が順調に推移したこともあり2億28百万円(前年同期比3.1%増)となりました。セグメント損失は、DX推進室の稼働開始に伴う開発・検証費用の発生等があり、26百万円(前年同期はセグメント損失7百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて12億16百万円減少し97億72百万円となりました。これは主に現金及び預金が12億76百万円減少、受取手形及び売掛金が27百万円増加、商品及び製品が65百万円増加し、敷金及び保証金が26百万円減少したことによるものです。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べて12億70百万円減少し87億10百万円となりました。これは主に、短期借入金が24百万円減少、長期借入金が62百万円減少、支払手形及び買掛金が1億86百万円減少、未払金が4億8百万円減少、前受金が47百万円減少したことによるものです。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ53百万円増加し10億61百万円となりました。これは、第三者割当増資による資本金及び資本剰余金の増加95百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失計上による利益剰余金29百万円の減少等によるものです。なお、2021年6月29日開催の定時株主総会決議に基づき2021年8月2日付で無償減資を実施し、資本金が117,988千円減少、資本剰余金が117,988千円増加し、当第2四半期連結会計期間末において、資本金が30,000千円、資本剰余金が165,976千円となっております。

 

(3) 第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結会計期間末に比べ1億64百万円減少し37億9百万円となりました。 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果支出した資金は、12億41百万円(前年同四半期は45百万円の支出)となりました。

これは主に、税金等調整前四半期純損失10百万円、棚卸資産が64百万円増加、未払金が4億8百万円減少、仕入債務が1億73百万円減少、前受金が47百万円減少したことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、43百万円(前年同四半期は49百万円の支出)となりました。

これは主に、店舗出店等に伴う有形固定資産の取得による支出38百万円、敷金及び保証金の差入による支出15百万円、差入保証金の回収による収入17百万円があったことによるものです。 

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は、8百万円(前年同四半期は23億93百万円の収入)となりました。

これは主に、短期借入金の減少額24百万円、長期借入れによる収入1億円、長期借入金の返済による支出1億47百万円、株式の発行による収入95百万円によるものであります。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)従業員数

当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。

 

(8)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。