文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日)第39項に掲げられた定め等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果により緩やかに回復に向かうことが期待されます。しかし、中国を始めとする新興国や資源国等の景気が下振れするリスクがあり、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動に留意する必要があると言われる中で推移いたしました。
このような状況のもと、前期を含めた新規出店等により当第2四半期連結累計期間の売上高は、155億82百万円(前年同期比101.6%)と前年同期を上回っておりますが、営業利益につきましては出店及び改装に伴う支出により3億4百万円(前年同期比76.3%)と前年同期を下回り、経常利益は3億4百万円(前年同期比86.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億76百万円(前年同期比83.1%)となりました。
今後の出店につきましては、ポイントカード顧客の世帯捕捉率や分布状況と商圏属性データの分析から店舗の商圏と連動した地域へ従来の梅の花店舗の出店を計画しております。また、梅の花の小型店舗の駅ビル等新たな立地への展開も模索しております。加えて新規業態の出店につきましては、5月中旬に、現代を生きる大人の女性たちのライフスタイルに寄り添うカフェスタイルのレストラン「TSUMUGI by 梅の花」を枚方T-SITE(大阪府枚方市)に出店すべく準備に取り組んでおります。また、自然災害等に対するリスクの分散及び中長期的な出店並びに物流の効率化等を見据え、京都府綴喜郡井手町に新工場(セントラルキッチン)建設の準備を進めております。
店舗の出店及び退店につきましては、外食事業1店舗出店、3店舗退店、テイクアウト事業5店舗出店、4店舗退店により、当第2四半期連結累計期間末の店舗数は、267店舗となりました。
なお、セグメントの状況は次のとおりであります。
(外食事業)
外食事業におきましては、客数増加を第一義ととらえております。
施策といたしましては、メニューを一新し価格の見直しと税込価格への変更をするとともに、梅の花業態30周年記念企画として創業から一番人気の懐石の「梅の花」を全地区で創業当時の価格で提供いたしました。また、飲み放題付きの歓送迎会プランを幹事様がご利用しやすい価格で提供する等、お客様の来店頻度の向上に努めました。結果、既存店来客数は前年同期を上回りました。さらに、膝や腰への負担を和らげ幅広い年齢層にご利用頂けるように、お座敷の席からテーブル席への改装を進めております。
持ち帰り商品につきましては、恵方巻きやひな祭りちらし寿司等の季節イベント商品の販売を積極的に行うとともに、ご家庭では手間がかかり敬遠されがちなコロッケ等の揚げ物を販売することで、売上の底上げに注力いたしました。
以上の結果、売上高は92億49百万円(前年同期比100.01%)と前年同期を上回りましたが、セグメント利益につきましてはテレビCMと出店及び改装経費等の支出により4億76百万円(前年同期比89.9%)と前年同期を下回りました。
なお、販促費や装飾費等の経費の見直しを行うとともに店舗改装や求人等必要な箇所に費用を集中し費用対効果の向上を図ることにより、利益率の改善に向けて取り組んでおります。
出店及び退店につきましては、梅の花は1店舗出店し72店舗、チャイナ梅の花3店舗、かにしげ3店舗、その他店舗は3店舗退店し6店舗となりました。従いまして、外食事業の全店舗数は84店舗となりました。
(テイクアウト事業)
古市庵テイクアウト店におきましては、「我々は、綺麗で美味しく価値ある商品を笑顔と愛情で感じ良く販売し、安心・安全な品質の向上を目指します。」を経営方針として価値ある商品を提供できるように心がけております。
売上増加策といたしましては、毎月定期的に行っている手巻き寿司の日やおむすびの日等の期間限定イベントや、ひな祭り祝いちらし等季節に合わせた企画を行うとともに、他業種とのコラボ商品の開発を行う等新たなメニュー開発にも取り組んでおります。また、工場見学ツアーや公開試食会を行う等認知度アップへの取り組みも行っております。
梅の花テイクアウト店におきましては、「梅の花の5原則を習得し日本一感じの良いサービスを提供する。」を経営方針として販売コンテストや社内研修等を通して「感じの良いサービス」に対する従業員の意識向上を図るとともに、「湯葉と豆腐の店 梅の花」の料理・季節感・ヘルシーの3本の柱をコンセプトにした商品開発も行っております。
売上増加策といたしましては、定番商品に加え、3本の柱により開発された「ふくふく豆腐 季節の餡かけ」や「豆腐入り鶏つくねの豆乳鍋」等の商品を新たに販売することでお客様満足度アップを図っております。
また、両テイクアウト店ともに外部講師による販売員向けセミナーを行う等、接客の質の向上にも取り組んでおります。
これらの取り組みの結果、テイクアウト事業の売上高は63億32百万円(前年同期比104.1%)と前年同期を上回りましたが、出店及び改装経費等の支出及び配送費の増加等によりセグメント利益は2億74百万円(前年同期比86.8%)と前年同期を下回りました。
店舗数につきましては、古市庵テイクアウト店は2店舗出店2店舗退店し133店舗、梅の花テイクアウト店は2店舗出店1店舗退店し43店舗、その他店舗は1店舗出店1店舗退店し7店舗、テイクアウト事業の全店舗数は183店舗となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末と比べ2億21百万円増加し、213億81百万円となりました。これは主に、工場用地の取得及び新規出店により有形固定資産が2億27百万円増加したことによるものであります。
負債の部につきましては、前連結会計年度末と比べ1億円増加し、143億29百万円となりました。これは主に、社債の償還により転換社債型新株予約権付社債が22億59百万円減少し、借入金の総額が21億40百万円、買掛金が63百万円、未払法人税等が63百万円増加したことによるものであります。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末と比べ1億21百万円増加し、70億52百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1億39百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して、76百万円減少し、16億37百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は9億20百万円(前年同期5億60百万円の収入)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益2億75百万円(前年同期2億30百万円)の計上、非資金的費用である減価償却費5億62百万円及びのれん償却額56百万円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は8億21百万円(前年同期13億79百万円の支出)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出7億67百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は1億74百万円(前年同期7億8百万円の収入)となりました。
これは主に、社債の償還による支出22億59百万円、金融機関からの短期借入金の純増額27億円、長期借入れによる収入3億円及び長期借入金の返済による支出8億59百万円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第2四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資金額 (千円) |
資金調達方法 |
完了年月 |
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株式会社 梅の花Service |
梅の花越谷 レイクタウン店 (埼玉県越谷市) |
外食事業 |
店舗設備 |
338,369 |
自己資金及び借入金 |
平成27年10月 |