第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があると言われる中で推移いたしました。

このような状況のもと、当社グループは10月に株式会社丸平商店・ヤマグチ水産株式会社・株式会社グッドマークトレーディング(以下「丸平商店グループ」)の3社の完全子会社化、11月に株式会社フジオフードシステムとの資本業務提携、4月に株式会社すし半を完全子会社化し、そのためのインフラ整備に着手する等、企業規模の拡大及び企業基盤の強化に取り組みました。また、外販事業の体制強化に加え、統合(相乗)効果の創出に向けた取り組みも開始いたしました。加えて、自然災害等に対するリスクの分散及び中長期的な出店並びに物流の効率化を見据えた新工場(京都府綴喜郡井手町)の建設計画につきましても進めております。

出店につきましては、外食事業は出店先の立地条件、賃貸借条件及び店舗の採算性等を勘案した上で都心部(中心市街地)への小型店舗や市街地近郊の戸建店舗の展開を、テイクアウト事業は百貨店、駅ビル及びショッピングセンター内への出店等を計画しております。12月に新たな試みで外食事業である「湯葉と豆腐の店 梅の花」の小型店舗として「成城学園前店」(東京都世田谷区)を出店いたしました。

店舗の出店及び退店につきましては、外食事業3店舗出店及び1店舗退店、テイクアウト事業2店舗出店及び3店舗退店、完全子会社化したすし半の13店舗が加わり、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は284店舗となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、丸平商店グループ及び株式会社すし半を完全子会社化したことにより236億46百万円(前年同期比105.1%)と増収となりました。営業利益は、丸平商店グループ及び株式会社すし半の完全子会社化に伴う費用が発生しましたが、広告宣伝費等の見直しによるコストダウンにより4億95百万円(前年同期比183.8%)、経常利益は4億64百万円(前年同期比181.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億55百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益472千円)と増益となりました。

なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

(外食事業)

外食事業におきましては、4月より株式会社すし半の店舗「和食鍋処すし半」(以下「すし半」)が加わりました。すし半ではうどんすき等の鍋料理・寿司・丼物・お膳等を提供する和食レストランを大阪近郊で13店舗展開しております

すし半業態におきましては、チラシ等でサトレストランシステムズ株式会社から梅の花グループになったことをお知らせするとともに、梅の花の人気商品である「もっちり嶺岡」を提供する等、相乗効果の創出に向けた取り組みを開始いたしました。

梅の花業態におきましては、新ポイントカードを導入し、お客様がポイントをご利用しやすい内容に変更するとともに、顧客分析により、それぞれに合わせた特典の提供を行う等、来店頻度の向上に取り組みました。また、専門スタッフが接客サービスや調理技術の向上の為、店舗訪問し指導強化に取り組んでおります。さらに、全国豆腐連合会主催の豆腐品評会にて絹ごし豆腐部門・金賞及び農林水産省食料産業局長賞受賞したことをうけて、3月より毎月12日を「豆富の日」と題し、「絹ごし豆腐」を数量限定販売する等、様々なイベントを開催いたしております。新しい顧客層の獲得に向けて、5月よりdPOINT CLUBへ加盟しdポイント会員へのアプローチ、スマートフォンアプリのLINEを利用したクーポン発行、フェイスブックによる情報発信等SNSの活用に取り組んでおります。さらに、Web予約システムの導入等を順次進めております。

以上の結果、売上高は135億89百万円(前年同期比101.9%)、セグメント利益8億3百万円(前年同期比124.3%)となりました。

店舗数につきましては、梅の花は3店舗出店し75店舗、すし半13店舗、チャイナ梅の花3店舗、かにしげ3店舗、その他店舗は1店舗退店し6店舗、外食事業の全店舗数は100店舗となりました。

 

(テイクアウト事業)

テイクアウト事業におきましては、顧客満足度の向上を目的に専門スタッフが店舗訪問時に接客指導を強化するとともに、定期的に集合研修を実施し従業員のスキルアップを図っております。また、節分やひな祭り及び母の日等、季節のイベントに合わせた企画や他社とのコラボ商品により、業績向上を図りました。

以上の結果、テイクアウト事業の売上高は93億10百万円(前年同期比101.6%)、セグメント利益3億81百万円(前年同期比146.1%)となりました。

店舗数につきましては、古市庵テイクアウト店は2店舗出店及び百貨店閉鎖に伴う3店舗閉店により132店舗、梅の花テイクアウト店は46店舗、その他店舗は6店舗、テイクアウト事業の全店舗数は184店舗となりました。

 

(その他)

その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、第1四半期連結会計期間において株式の取得により完全子会社化した丸平商店グループが営む水産物加工製造販売等であります。その他の区分の売上高は7億46百万円、セグメント損失34百万円となりました。

 

(2) 財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末と比べ8億47百万円増加し、270億78百万円となりました。これは主に、丸平商店グループ及び株式会社すし半の完全子会社化等により、現金及び預金が47億50百万円減少し、有形固定資産が25億73百万円、投資有価証券が12億1百万円、棚卸資産が11億47百万円、のれんが3億58百万円増加したことによるものであります。

負債の部につきましては、前連結会計年度末と比べ4億69百万円増加し、215億48百万円となりました。これは主に、借入金の総額が1億5百万円、買掛金が90百万円、資産除去債務が50百万円増加したことによるものであります。

純資産の部につきましては、前連結会計年度末と比べ3億78百万円増加し、55億29百万円となりました。これは主に、利益剰余金が2億20百万円増加したことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。