(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善に加え、個人消費の持ち直しなどもありましたが、海外の政治や経済情勢の不確実性の高まりもあり依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食産業においては、人手不足による人件費関連コスト等の上昇もあり、厳しい状況でありました。
このような環境のもとで、当社は首都圏600店舗体制に向けて安定的な新規出店、サービス水準の向上に向けた取り組みや季節メニューの投入などを行い、業容拡大を図ってまいりました。
店舗展開については、20店舗出店(東京都11店舗、埼玉県4店舗、神奈川県3店舗、千葉県2店舗)、退店が5店舗となりましたので、11月末の直営店舗数は412店舗となりました。業態別の店舗数は「日高屋」(来来軒含む)が388店舗、「焼鳥日高」が23店舗、「中華一番」が1店舗となりました。
季節メニューとして3月、4月には毎年評価をいただいている「和風つけ麺」や「黒酢しょうゆ冷し麺」を投入しました。「桜エビの汁なしラーメン」「モツ野菜スタミナ炒め」、「ごま味噌冷し」、「エビ辛とんこつ つけ麺」という順番で季節メニューを投入しました。9月にはグランドメニューの改定と「五目あんかけラーメン」の投入、10月に「モツ野菜ラーメン」、11月には「チゲ味噌ラーメン」を順次投入しました。また、400店舗突破を記念したキャンペーンを8月から10月まで実施しました。サービス水準向上に向けた取り組みを継続し、QSCの向上を目指しました。秋の長雨など天候面での影響もありましたが、アルコール類や季節メニューが好調に推移したこともあり、既存店の3月~11月累計の売上高前年同期比は102.0%となりました。
生産・原価面につきましては、無洗米等の購入価格の上昇もありましたが、減価償却費負担の減少等もあり原価率は27.1%(前年同四半期は27.2%)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、フレンド社員(パート・アルバイト社員の当社における呼称)の時給上昇に加えて短時間労働者の社会保険加入拡大などによる人件費の増加、事業税(外形標準課税)の税率引上げの影響による経費の増加もあり、売上高比は60.5%(前年同四半期は59.8%)となりました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は302億53百万円(前年同四半期比5.5%増)、営業利益は37億41百万円(前年同四半期比0.7%増)、経常利益は37億3百万円(前年同四半期比0.6%増)と増収増益になりました。特別損失として、退職給付制度終了損58百万円、減損損失65百万円を計上しましたので、四半期純利益は24億20百万円(前年同四半期比2.3%増)となりました。
なお、飲食店チェーン関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末の総資産は、284億2百万円となり前期末に比べ13億34百万円増加しました。これは主に現金及び預金の増加によるものです。
負債合計は59億31百万円となり前期末に比べて1億11百万円減少しました。これは主に確定給付制度廃止に伴う退職給付引当金の減少と未払法人税等の減少によるものです。
純資産合計は、224億71百万円となり前期末に比べ14億46百万円増加し、自己資本比率は79.1%(前期末77.7%)となりました。
(3)対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。