(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、個人消費の持ち直しなどもあり緩やかな回復基調で推移しましたが、海外経済の不確実性の高まりなどもあり先行きは不透明な状況でありました。
外食産業においては、人手不足による人件費関連コスト等の上昇が続き、厳しい状況でありました。
このような環境のもとで、当社は引き続き首都圏600店舗体制に向けた安定的な新規出店、サービス水準向上に向けた取り組みや季節メニューの投入などを行い、業容拡大を図ってまいりました。
店舗展開については、10店舗出店(東京都7店舗、埼玉県2店舗、千葉県1店舗)、退店が5店舗となりましたので、8月末の直営店舗数は418店舗となりました。業態別の店舗数は「日高屋」(来来軒含む)が391店舗、「焼鳥日高」(大衆酒場HIDAKA含む)が26店舗、「中華一番」が1店舗となりました。新しい試みとして大衆酒場めしと酒をコンセプトに昭和レトロ感を感じさせる内装を醸し出した屋号として「大衆酒場HIDAKA」を2店舗出店しました。
季節メニューとしては、4月に「黒酢しょうゆ冷し麺」、おつまみメニューの追加やアルコール度数が高めの「吟醸ロック酒20度」、「エビ辛とんこつ つけ麺」を投入しました。また、4月30日には麺類・定食類の価格改定を実施しました。6月には「ごま味噌冷し」、7月には「酸辣(さんらー)きのこ湯麺(たんめん)」を投入しました。就労環境改善にむけた取り組みとして、新規出店店舗や複数出店しているエリアにおいては、従来よりも営業時間を短縮し、また、禁煙・分煙などの取り組みを推進し、多くのお客様に満足していただけるお店作りに努めました。猛暑により外出を控える傾向や天候不順などのマイナス要因もありましたが、アルコール類が好調に推移したこともあり、既存店の3月~8月累計の売上高前年同期比は102.0%となりました。
生産・原価面につきましては、無洗米などの食材値上げもありましたが、価格改定の効果もあり原価率は27.0%(前年同四半期は27.0%)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、4月に正社員及びフレンド社員(パートアルバイト社員の当社における呼称)を対象に処遇改善のためベースアップを実施しました。また、電気代やガス代などの光熱費の増加等もあり、対売上高比は60.8%(前年同四半期は59.9%)となりました。
この結果、当第2四半期累計期間における売上高は211億5百万円(前年同四半期比4.2%増)、営業利益は25億61百万円(前年同四半期比3.4%減)、経常利益は25億60百万円(前年同四半期比3.2%減)、四半期純利益は17億11百万円(前年同四半期比1.4%減)となりました。
なお、飲食店チェーン関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末の総資産は、302億94百万円となり前期末に比べて9億83百万円増加しました。
負債合計は60億53百万円となり前期末に比べて1億85百万円減少しました。これは主に固定負債その他(長期未払金等)の減少等によるものです。
純資産合計は、242億40百万円となり前期末に比べ11億69百万円増加しましたので、自己資本比率は80.0%(前期末78.7%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ2百万円増加し、103億39百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は22億74百万円(前年同四半期は25億78百万円)となり、前年同四半期に比べて3億3百万円の減少となりました。これは、その他固定負債に含まれる長期未払金の減少、その他流動負債の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は16億74百万円(前年同四半期は8億67百万円)となりました。これは、定期預金の預入による支出20億円(前年同四半期は6億50百万円)、定期預金の払戻による収入10億円(前年同四半期6億50百万円)、新規出店や改装等に伴う有形固定資産の取得による支出5億69百万円(前年同四半期は5億91百万円)等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は5億97百万円(前年同四半期は5億9百万円)となりました。これは長期借入金の返済60百万円(前年同四半期は60百万円)、配当金の支払額5億18百万円(前年同四半期は4億31百万円)等によるものであります。
(4)対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。