第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスが5類感染症に移行されたことに伴い経済活動の正常化が進み、景気は緩やかに回復いたしました。一方で、原材料及びエネルギー価格の高騰や円安の進行に起因する物価上昇などにより、先行きは依然として不透明な状況で推移しております。

このような環境の中、当社グループでは、商品構成及び広告販促施策の見直し、改善に努め、業績回復に向けて積極的に営業活動を行ってまいりました。当社グループにおける各事業部門別の状況は次のとおりであります。

 

〔和装店舗運営事業〕

和装店舗運営事業の受注高は前年同期比22.5%減の3,539百万円となりました。また、売上高(出荷高)については、16.2%減の3,524百万円となりました。既存顧客を対象とした「一般呉服」等の受注高については、前期に実施していた大規模店内催事の反動減が今期初より継続し、前年同期比27.5%減となりました。「振袖」販売及びレンタルについては、引き続きお客様のレンタル志向の高まりやママ振袖・姉振袖ご利用のお客様が増加傾向で推移しております。顧客ニーズに合わせた商品、サービスプランの新設、拡充が徐々に奏功し、受注高は前年同期比1.4%増となりました。

 

利益面においては、昨今の物価高、人件費高騰を背景に商品の仕入単価が上昇し、売上総利益率は前年同期と比べ3.4ポイント低下し60.6%となりました。販売費及び一般管理費については、広告宣伝費・販売促進費を中心に経費全体を見直し、削減・効率化を図ってきたものの、前述のとおり売上高が大きく減少したことから、販売費及び一般管理費の対売上高比は1.8ポイント上昇いたしました。この結果、和装店舗運営事業の営業利益は前年同期比82.8%減の47百万円となりました。

 

〔その他事業〕

その他事業については、写真スタジオ事業、EC事業を中心に和装店舗との連携強化、単価アップの施策を進めてまいりました。写真スタジオ事業については、和装店舗からの送客数が増加し売上高は前年同期比57.1%増となりました。一方、EC事業については、自社公式オンラインストアへの集客に苦戦し、売上高は当初予算額を大きく下回りました。その結果、その他事業全体としての売上高は前年同期比9.8%増の147百万円、営業損失は50百万円(前年同期は営業損失58百万円)となりました。

 

この結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高については前年同期比15.4%減の3,672百万円となりました。利益面については、営業損失は264百万円(前年同期は営業損失56百万円)、経常損失は274百万円(同 経常損失47百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は283百万円(同 親会社株主に帰属する四半期純損失53百万円)となりました。

 

 (2)財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて8.3%減少し、7,667百万円となりました。これは、売掛金が161百万円減少したこと、短期借入金の一部返済を行ったことを主要因として現金及び預金が518百万円減少したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて0.4%減少し、2,527百万円となりました。

この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて6.5%減少し、10,194百万円となりました。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて6.2%減少し、5,928百万円となりました。これは、契約負債が84百万円増加し、前受金が105百万円、預り金が125百万円、短期借入金が100百万円それぞれ減少したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて0.9%減少し、461百万円となりました。

この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて5.8%減少し、6,390百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて7.5%減少し、3,804百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失が283百万円となったこと、また、配当金の支払い34百万円があったことなどによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、2,707百万円(前年同四半期比1,005百万円減)となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりであります。

①営業活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、337百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は、53百万円の支出)となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失が274百万円となったこと、売上債権の減少71百万円、預り金の減少125百万円、契約負債の増加84百万円等によるものであります。

②投資活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、35百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は、8百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出60百万円等によるものであります。

③財務活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、146百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は、187百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の返済による支出100百万円、配当金の支払34百万円等によるものであります。

 

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)従業員数

当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。

 

(7)受注、販売及び仕入の状況

当第2四半期連結累計期間において、受注、販売及び仕入の状況の著しい変動はありません。

 

(8)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。