当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間おけるわが国経済は、朝鮮半島や中東における地政学リスクが懸念されたものの、総じて世界経済が堅調に推移したことから企業収益が大きく伸び、設備投資も省力化投資を中心に回復しており、戦後2番目に長い景気拡大局面にあります。個人消費につきましても、雇用・所得環境の改善や株高などを背景に、消費マインドが持ち直しております。しかしながら、可処分所得の伸びが鈍いため、消費者の多くは景気の回復を十分には実感できずにおります。
外食産業におきましては、人件費や物流費の増加、米、食肉、鮮魚、野菜などの食材価格の上昇、コンビニに代表される異業種との競合も激化しており、加えて、商品・サービスに対する消費者の選別志向が益々顕著になっております。消費者ニーズに合った価値ある商品・サービスを、納得感のある価格で提供出来るか否かによって、同業種内においても業績の二極化が鮮明になってきております。
このような状況の中、当社グループでは「すべてはお客様のために」をモットーにQSCAを高め、家庭ではなかなか体験できない様々な料理や高レベルのサービスをお客様に提供することで、「楽しかった、美味しかった」とお客様に喜んで頂けるよう引き続き努めております。そのため、お客様のニーズを精査するとともに、主要業態のポジショニングを再確認し、業態のコンセプトの一層のブラッシュアップを続けております。
店舗運営面では、「お値打ち感」のある魅力的なメニューの提供やお客様をお待たせしないための店内作業の一層の効率化はもとより、予約の再確認の徹底や座席管理システムのレベルアップなどにも積極的に取り組んでまいりました。
コスト面では、食材価格の上昇の影響を極力抑えるため、使用食材の歩留まり向上を図るとともに、価格変動に機動的に対応した食材調達、仕入れ先の選別及び中期的な契約の締結、発注システムの高度化などを進めました。更に、加工製品の内製化を一層推進するため長浜工場を新設・本格稼動させ、グループ各社が使用する各種調味料の規格の共通化、セントラルキッチンにおける生産性の向上、物流センターのエリアごとの集約などにも努めております。
店舗政策につきましては、直営レストラン業態を30店舗、直営居酒屋業態を12店舗、合計42店舗を新規出店致しました。一方、定期建物賃貸借契約の終了や不採算などにより直営レストラン業態を23店舗、直営居酒屋業態を20店舗、合計43店舗を閉店致しました。その結果、当第3四半期連結会計期間末の直営店舗数は1,526店舗となりました。尚、FC店舗を含めた総店舗数は2,729店舗となっております。
以上のような施策を進めてまいりましたことから、焼肉業態やステーキ業態等の業績は堅調に推移しておりますものの、一部の業態におきましては天候不順に伴う売上収益の減少や想定を上回る食材価格の上昇の影響を受け苦戦を強いられました。この結果当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、売上収益は1,840億4百万円、営業利益は55億10百万円、税引前四半期利益は42億76百万円、四半期利益は22億88百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① ㈱コロワイドMD
㈱コロワイドMDは、主に「手作り居酒屋 甘太郎」・「北の味紀行と地酒 北海道」・「遊食三昧 NIJYU-
MARU」などの直営飲食店の運営及び各種食料品の商品開発・調達・製造・物流・マーチャンダイジングを行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上収益は845億36百万円(前年同四半期849億8百万円)、営業利益は1億75百万円(前年同四半期9億74百万円)となりました。
尚、店舗政策につきましては2店舗の新規出店、7店舗の閉鎖を行い、当第3四半期連結会計期間末の直営店舗数は325店舗となっております。
② ㈱アトム
㈱アトムは、主に「にぎりの徳兵衛」・「ステーキ宮」などのレストラン業態の直営飲食店チェーン及びFC事業の運営を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上収益は400億81百万円(前年同四半期396億80百万円)、営業利益は18億40百万円(前年同四半期14億9百万円)となりました。
尚、店舗政策につきましては4店舗の新規出店、13店舗の閉鎖を行い、当第3四半期連結会計期間末の直営店舗数は464店舗となっております。
③ ㈱レインズインターナショナル
㈱レインズインターナショナルは、主に「牛角」・「温野菜」・「土間土間」・「かまどか」・「FRESHNESS
BURGER」などのレストラン及び居酒屋業態のフランチャイズ加盟店の募集、加盟店の経営指導、商品の企画販売及び食材等の供給の他、直営店舗の運営を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上収益は598億20百万円(前年同四半期479億59百万円)、営業利益は45億50百万円(前年同四半期29億1百万円)となりました。
尚、店舗政策につきましては75店舗(FC43店舗・直営32店舗)の新規出店、64店舗(FC49店舗・直営15店舗)の閉鎖を行い、当第3四半期会計期間末の店舗数は1,544店舗(FC1,185店舗・直営359店舗)となっております。
④ カッパ・クリエイト㈱
カッパ・クリエイト㈱は、主に「かっぱ寿司」などの回転寿司の直営店の運営の他、寿司・調理パンなどのデリカ事業を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上収益は595億33百万円(前年同四半期599億20百万円)、営業利益は4億68百万円(前年同四半期営業損失11億6百万円)となりました。
尚、店舗政策につきましては2店舗の新規出店、7店舗の閉鎖を行い、当第3四半期連結会計期間末の直営店舗数は352店舗となっております。
⑤ その他
その他は、ワールドピーコム㈱における外食事業向けセルフ・オーダー・トータル・システムの開発・販売、無線通信技術の開発・運用、㈱バンノウ水産における鮪類並びに水産物の卸売、加工販売、㈱シルスマリアにおける生菓子、焼き菓子、チョコレート(生チョコ他)の製造・販売、㈱ココットにおける事務処理業務、㈱ダブリューピィージャパン、㈱フードテーブル、㈱コロカフェ、COLOWIDE VIETNAM.,JSC.における飲食店経営となっております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上収益は221億83百万円(前年同四半期226億84百万円)、営業利益は1億57百万円(前年同四半期5億81百万円)となりました。
(注)セグメントにつきましては、21ページ注記事項(5.セグメント情報)をご参照下さい。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、営業活動によるキャッシュ・フローが109億99百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが△51億34百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△21億92百万円となりました結果、前連結会計年度末に比べ35億94百万円増加し、382億25百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前四半期利益や減価償却費及び償却費の計上によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に長期借入れによる収入や社債の発行による収入はあるものの、短期借入金の純減、長期借入金の返済による支出や社債の償還による支出及びファイナンス・リース債務の返済による支出によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。