第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復基調で推移しております。しかしながら中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、わが国の景気を下押しするリスクに加え、英国のEU離脱問題などによる海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響もあり、先行きは不透明な状況となっております。

当社が属する外食産業においては、中食需要の高まりにより外食のみならず他業種を含めた企業間との競合が激化するなか、人材不足による採用活動費や人件費の増加、また原材料価格の高騰等の問題が深刻化し、経営環境は厳しい状況で推移しております。また当社の業績に影響を及ぼす個人消費に関しても、雇用環境が改善に向かう一方で国内外の不安定な経済動向により消費マインドに足踏みがみられるなど、当社を取り巻く環境も依然として不透明な状況となっております。

このような状況のなか、当社は中長期的な経営戦略として「既存事業の安定した収益基盤の下で新規事業を創出、発展させていく」という方針を掲げており、成長性と収益性を兼ね備えた企業を目指し、「①既存店の研鑽」「②新たな魅力の創造」「③商圏の拡大」「④新店・新業態への挑戦」といった4つを主軸に各施策に取り組んでおります。

飲食事業では、既存店舗の中長期的な成長を鑑み、店舗の特性を活かしたイベントや企画を開催し、来店機会の創出を図るとともに、労働環境の更なる改善等を目的に、一部店舗で実施していた定休日の設定を平成28年3月より拡大し、新たに導入店舗を増やしました。また、同年4月よりお客様が求める高い品質を維持し、より魅力のある料理を提供することを目的に、メニュー内容・価格等の改定を実施いたしました。

文化事業では、昨年の箱根大涌谷周辺における火山活動活発化による来客数減の影響からの早期回復にむけ、様々な企画やイベントを開催し、営業活動をさらに強化しております。

以上の結果、当第1四半期累計期間の業績は、売上高3,126百万円(前年同四半期比3.0%増)の増収となり、営業利益121百万円(前年同四半期比80.7%増)、経常利益108百万円(前年同四半期比102.9%増)、四半期純利益67百万円(前年同四半期比206.8%増)となりました。

 

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

〔飲食事業〕

飲食事業では、それぞれの店舗が持つ独自の魅力を活かした企画・イベントの開催や季節に合わせた新メニューを積極的に提案し、継続的な来店機会の創出に努めております。当第1四半期累計期間においては、店舗の定休日の導入拡大により、前事業年度に比べ営業日数が減少したことを主因に来客数が減少したものの、メニュー内容や価格等の見直しを行ったことにより客単価が増加いたしました。加えて物販事業の主軸として展開している製菓において、店舗のお土産品としての販売を中心に順調に売上を伸長させた結果、売上高は2,853百万円(前年同四半期比1.4%増)となりました。

 

 〔文化事業〕

文化事業では、箱根ガラスの森が平成28年8月に開館20周年を迎えるにあたり、同年4月より「開館20周年特別企画展―炎と技の芸術 ヴェネチアン・グラス展―」を開催しております。この特別企画展を柱に、バラの庭園、あじさいフェスタ、ヴァイオリンコンサートなど、様々な企画やイベントを開催し、多くのお客様にご来館いただけるよう、プロモーションの強化を行っております。この営業活動の強化により、箱根大涌谷周辺における火山活動活発化により減少した来館者数は、ほぼ例年並みに回復しており、売上高は273百万円(前年同四半期比22.9%増)となりました。

 

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません。