第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間(平成28年6月1日~平成28年11月30日)の業績は、売上高が222億35百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は25億59百万円(同5.4%増)、経常利益は26億63百万円(同3.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億52百万円(同5.5%増)となりました。

 売上面につきましては、全店ベースの店舗売上高(国内)が前年同期比0.6%増、既存店ベースの店舗売上高(国内)が同1.1%減となりました(後掲表1)。

 利益面につきましては、原材料の改良や生産量の増加に伴う製造原価の低減に加え、海外事業や外販における増益等により、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益のそれぞれにおいて過去最高益を更新いたしました。

 出退店の状況につきましては、国内では、CoCo壱番屋で新規出店が5店舗、退店が1店舗あり、純増が4店舗となった他、他業態で新規出店3店舗に対し、退店がなかったため、合計で7店舗の純増となりました(後掲表2)。海外では、13店舗の新規出店に対し、退店が16店舗あり、3店舗の純減となりました(後掲表3)。

 

 当第2四半期連結累計期間における分野別の取り組み状況は、以下のとおりであります。

 

(国内CoCo壱番屋)

 国内のCoCo壱番屋につきましては、「既存店の売上強化」を最重要課題に掲げ、QSCや利便性の向上を図る等、店舗の魅力を高める施策に取り組んでまいりました。

 メニュー面につきましては、期間限定で販売した「チキンと夏野菜カレー」が好調に推移いたしました。また、動物性の原材料を使用していない「ベジタリアンカレー」の販売店舗を拡大する等、新たな顧客層の開拓に取り組んでまいりました。

 販促活動としましては、それぞれ幅広い層に人気があるアニメ映画「ワンピース フィルム ゴールド」やゲームソフト「ポケットモンスター サン・ムーン」、CGアニメ「サンダーバード ARE GO」とのコラボキャンペーンを行う等、より多くのお客様にご来店頂けるような取り組みを行いました。

 

(海外事業)

 海外事業につきましては、店舗末端の売上は、香港、中国、マレーシアを除いて前年同期を上回り、概ね堅調に推移いたしました。

 出退店の状況につきましては、当第2四半期連結累計期間中に3店舗の純減となりました。これは、今年3月に予定されているハウス食品グループ本社株式会社の子会社及び孫会社である中国及び台湾の現地法人の当社による子会社化に先立って、不採算店舗の退店をまとめて行ったことや、マレーシアで、これまで豚肉を使用したメニューを取り扱っていた既存の店舗を一旦閉店したこと等によるものであります。

 なお、マレーシアでは、平成28年12月に豚肉を使用しない店舗を再出店いたしました。

 また、海外初のカレー以外の業態として、ハンバーグ ステーキレストラン「MEAT KING」を平成28年10月に香港でオープンいたしました。

 

(注)海外店舗は当社とフランチャイズ契約を締結した現地法人が、直営店ないしフランチャイズ加盟店(以下、FC店という)で展開しており、当社はロイヤルティの他、一部のエリアにおいてはカレーソース販売等による収入を得ております。

 

(国内他業態)

 パスタ・デ・ココ、麺屋ここいち、にっくい亭につきましては、QSCの向上に取り組むとともに新たなメニュー開発等によって、来客数・売上の増加に努めてまいりました。

 出店の状況につきましては、パスタ・デ・ココで新規出店が2店舗、麺屋ここいちで新規出店が1店舗あったため、合計で3店舗の純増となりました。

 

(外販他)

 外販につきましては、日本郵政グループ向けのレトルト製品販売が伸びた他、「CoCo壱番屋」ブランドを活用した、カレー味のスナック菓子やカップラーメン、冷凍食品等を食品メーカーや小売業者と共同で開発し、当第2四半期連結累計期間には合計47種類の商品が販売されました。

 

表1「国内店舗売上高等推移表」            (前年同期比増減率、単位:%)

 

第1四半期

(H28/6-8)

第2四半期

(H28/9-11)

当第2四半期累計

 全店売上高

△0.1

1.3

0.6

 既存店売上高

△1.9

△0.3

△1.1

 

 客数

△2.4

△1.5

△2.0

 

 客単価

0.5

1.2

0.8

(注)店舗売上高は、直営店とFC店の売上高を合計したものであります。

 

表2「国内業態別出店状況」                         (単位:店)

 

①新規出店数

②退店数

純増店舗数

当第2四半期末店舗数

 

内、直営

 

内、直営

①-②

内、直営

 

内、直営

CoCo壱番屋

5

5

1

4

△4

1,242

168

パスタ・デ・ココ

2

2

2

2

35

28

麺屋ここいち

1

1

1

0

9

6

にっくい亭

3

3

合  計

8

8

1

7

△2

1,289

205

(注)直営店からFC店への譲渡をCoCo壱番屋で14店舗、麺屋ここいちで1店舗、FC店から直営店への譲受をCoCo壱番屋で5店舗実施しております。

 

表3「海外国別出店状況」                          (単位:店)

展開

エリア

①新規

出店数

②退店数

純増

店舗数

①-②

当第2四半期末店舗数

米国(本土)

4

香港

2

2

8

タイ

2

2

28

台湾

1

3

△2

27

韓国

2

2

0

23

中国

3

9

△6

48

米国(ハワイ)

5

シンガポール

1

1

6

インドネシア

1

1

4

マレーシア

2

△2

フィリピン

1

1

6

合計

13

16

△3

159

(注)海外店舗は、当社とフランチャイズ契約を締結した現地法人等が、直営店ないしFC店で展開しております。なお、米国(本土)及び香港の現地法人は、当社の連結子会社であります。

 

 なお、当社グループは、飲食事業並びにこれらの付帯業務の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8億59百万円増加し、166億93百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は、18億26百万円(前年同期は19億77百万円の増加)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益26億17百万円の計上、減価償却費6億9百万円、減損損失97百万円の非現金支出費用があった一方で、法人税等の支払10億10百万円があったことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の増加は、5億9百万円(前年同期は6億5百万円の減少)となりました。これは、主に有価証券の償還による収入120億円や親会社株式の売却による収入3億95百万円、投資有価証券の売却による収入3億円、店舗売却による収入2億41百万円などがあった一方で、有価証券の取得による支出119億97百万円や有形固定資産の取得による支出4億50百万円があったことなどによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の減少は、14億27百万円(前年同期は12億11百万円の減少)となりました。これは、主に配当金の支払額12億77百万円があったことなどによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 特記すべき事項はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。