第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間(平成30年3月1日~平成30年8月31日)の業績は、売上高が248億円(前年同期比0.4%増)、営業利益は23億60百万円(同5.4%減)、経常利益は24億83百万円(同2.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億90百万円(同4.9%減)となりました。

 直営店とフランチャイズ加盟店(以下、FC店という)を合計した国内店舗の売上状況につきましては、全店ベースの売上高は前年同期比1.3%増、既存店ベースの売上高は同1.1%増となりました。既存店売上高の内訳としましては、客数は、同0.4%減であった一方で、客単価は、トッピング数の上昇等の影響により同1.6%増となりました(後掲表1)。

 利益面につきましては、①生産部門における人件費の増加や設備の更新投資等により原価率が上昇したこと、②働き方改革や店舗アルバイトの時給アップ等により人件費を中心に販管費が実質的に増加したこと、等によって営業減益となりました。経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、同様に前年同期から減少いたしました。

 出退店の状況につきましては、国内では新規出店が13店舗、退店が9店舗あり、純増が4店舗となりました(後掲表2)。海外では、新規出店が15店舗、退店が6店舗あり、純増が9店舗となりました(後掲表3)。

 

 当第2四半期連結累計期間における分野別の取り組み状況は、以下のとおりであります。

 

(国内CoCo壱番屋)

 国内の「CoCo壱番屋」につきましては、「既存店の売上強化」を最重要課題に掲げ、QSCの向上を軸としつつ、メニュー施策や販促活動に取り組んでまいりました。

 メニュー面につきましては、期間限定で販売した「手仕込ささみカツカレー」(3ヶ月で202万食販売)の出数が好調に推移しました。また、新たなジャンルのメニューとして、スパイスを効かせたサラッとしたカレーソースを使用した「スパイスカレー」(2種類)を販売し、6ヶ月で179万食とご好評いただく等、より幅広いメニューを取り揃えて客層の拡大に努めました。

 販促活動としましては、人気アニメ「キャプテン翼」や人気スマートフォンゲーム「モンスターストライク」等とのコラボキャンペーンを実施する等、より多くのお客様にご来店いただけるような取り組みを行いました。

 

(海外事業)

 海外の「CoCo壱番屋」の出店状況といたしましては、韓国において、FCの出店が順調に進んだことにより、6店舗の純増となった他、中国、台湾での不採算店舗の整理がひと段落したことから、海外全体で9店舗の純増となりました。

 また、前第2四半期連結累計期間から子会社化した中国、台湾では、QSCの向上やメニュー施策等による客数増加やブランド力の向上に努めました。

 なお、新たな出店エリアとして、平成30年8月に、ベトナム1号店となる店舗をホーチミン市にオープンいたしました。

 

(国内他業態)

 「パスタ・デ・ココ」につきましては、昨年、テレビ番組で紹介されて売上が増えた反動等により、売上・利益は前年を下回りました。「麺屋ここいち」につきましては、新メニューの導入やオペレーションの改善等による採算性の向上に努めた他、主力商品であるカレーらーめんの「CoCo壱番屋」店舗への導入に取り組みました。

 

 

(外販他)

 外販につきましては、「CoCo壱番屋」ブランドを活用した、カレー味のスナック菓子やカップラーメン、冷蔵・冷凍食品等を食品メーカーやコンビニエンスストア等と共同で開発いたしました。

 当第2四半期連結累計期間には、「ランチパック カレー&ハンバーグ」(山崎製パン株式会社)、「もってこカレー」(ハウス食品株式会社)等の国内向け商品に加え、海外(台湾、韓国)のコンビニエンスストアとのコラボ企画も開始し、国内外で27種類の新商品を含む合計56種類の商品が販売されました。

 

表1「国内店舗売上高等推移表」             (前年同期比増減率、単位:%)

 

第1四半期

(H30/3-5)

第2四半期

(H30/6-8)

当第2四半期累計

 全店売上高

0.9

1.6

1.3

 既存店売上高

0.8

1.5

1.1

 

 客数

△0.8

△0.1

△0.4

 

 客単価

1.6

1.5

1.6

(注)店舗売上高は、直営店とFC店の売上高を合計したものであります。

 

表2「国内業態別出店状況」                         (単位:店)

 

①新規出店数

②退店数

純増店舗数

平成30年8月末店舗数

 

内、直営

 

内、直営

①-②

内、直営

 

内、直営

CoCo壱番屋

13

6

8

1

5

1

1,263

157

パスタ・デ・ココ

△1

33

25

麺屋ここいち

1

1

△1

△1

4

4

にっくい亭

3

3

合  計

13

6

9

2

4

△1

1,303

189

(注)直営店からFC店への譲渡をCoCo壱番屋で9店舗、パスタ・デ・ココで2店舗、FC店から直営店への譲受をCoCo壱番屋で5店舗、パスタ・デ・ココで1店舗実施いたしました。

 

表3「海外国別出店状況」                          (単位:店)

展開

エリア

①新規

出店数

②退店数

純増

店舗数

①-②

平成30年8月末

店舗数

中 国

2

1

1

42

米国(本土)

4

台 湾

1

2

△1

23

香 港

1

1

8

タ イ

28

韓 国

7

1

6

34

米国(ハワイ)

4

シンガポール

2

△2

4

インドネシア

2

2

6

マレーシア

1

フィリピン

1

1

8

ベトナム

1

1

1

合  計

15

6

9

163

 

(注)海外店舗は、当社とフランチャイズ契約を締結した現地法人等が、直営店ないしFC店で展開しております。なお、中国、米国(本土)、台湾及び香港の現地法人は、当社の連結子会社であります。

 

 なお、当社グループは、飲食事業並びにこれらの付帯業務の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億70百万円減少し、181億39百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は、17億86百万円(前年同期は25億69百万円の増加)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益23億56百万円の計上、減価償却費5億57百万円、減損損失2億40百万円の非現金支出費用があった一方で、法人税等の支払額8億72百万円があったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の減少は、5億43百万円(前年同期は5億2百万円の減少)となりました。これは、主に有価証券の償還による収入140億円や店舗売却による収入1億94百万円等があった一方で、有価証券の取得による支出139億98百万円や有形固定資産の取得による支出5億48百万円があったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の減少は、13億63百万円(前年同期は6億83百万円の減少)となりました。これは、主に配当金の支払額12億66百万円があったこと等によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 特記すべき事項はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。