第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日~平成30年12月31日)において、当社グループは、中長期における事業規模の拡大及び収益力の向上に向けて、中期経営計画に基づき、国内既存事業の拡大、海外展開の推進、新規事業の育成など様々な取り組みを進めました。

 また、平成30年10月に、株式会社NEW ARTから株式会社NEW ART HOLDINGSに商号変更し、ホールディングカンパニーとしての経営基盤を整えてまいりました。

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、主力のブライダルジュエリー事業が引き続き好調に推移したことにより、売上高は123億24百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益は15億8百万円(前年同期比223.9%増)、経常利益は14億62百万円(前年同期比233.6%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、仮想通貨関連事業(IT関連事業)からの撤退に伴い貸倒引当金繰入額3億72百万円を計上したため、6億33百万円(前年同期は40百万円)となりました。

 なお、当社は、仮想通貨市場への参入及びIT関連事業への事業領域の拡大を目指して同事業を推進しておりましたが、仮想通貨事業を取り巻く環境は著しく変化し、当初想定していた成果が期待できなくなったため、平成30年12月に、当社が保有する株式会社ニューアート・テクノロジーの全株式を第三者に譲渡し、同事業から撤退しました。

 

 各セグメントの業績は、次のとおりであります。

 なお、当第3四半期連結会計期間より、従来の報告セグメントである「ジュエリー事業」および「エステ事業」の名称を、「ブライダルジュエリー事業」および「全身美容事業」に変更しております。当該セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。

 

① ブライダルジュエリー事業

 当第3四半期連結累計期間におけるブライダルジュエリー事業の売上高は89億20百万円(前年同期比24.3%増)、セグメント利益は18億52百万円(前年同期比86.6%増)となりました。

 ブライダルジュエリー事業につきましては、国内においてテレビCMやWEB広告等の集客強化により来店客数が増加したこと、また海外においても国内同様に順調に推移したことから売上が増加し、その結果、前年同期と比べ大幅な増収増益を達成することができました。

 新規の店舗展開につきましては、平成30年11月に、銀座ダイヤモンドシライシららぽーと湘南平塚店を、平成30年12月に、銀座ダイヤモンドシライシ博多マルイ店及びエクセルコ ダイヤモンド博多マルイ店を、平成31年1月に、銀座ダイヤモンドシライシ神戸本店、エクセルコ ダイヤモンド福岡店をオープンしました。海外におきましては、平成31年3月に、台湾で3店舗目となる銀座ダイヤモンドシライシ新光三越台南西門店を台湾台南市にオープンすることを決定しました。平成31年1月末における「銀座ダイヤモンドシライシ」の国内店舗は44店舗、海外店舗は3店舗、「エクセルコ ダイヤモンド」の国内店舗は28店舗、海外店舗は1店舗となりました。

 

② 全身美容事業

 当第3四半期連結累計期間における全身美容事業の売上高は21億41百万円(前年同期比1.7%増)、セグメント利益は88百万円(前年同期はセグメント損失1億51百万円)となりました。

 全身美容事業につきましては、売上拡大及び利益率の改善を図るための施策として、顧客層の見直し、商品構成の変更、化粧品事業への取り組み、広告宣伝費の見直し等を実施した結果、黒字化が達成され、前年同期と比べ増収増益となりました。平成31年1月末における国内店舗は25店舗、海外店舗は2店舗となりました。

 

③ アート事業

 当第3四半期連結累計期間におけるアート事業の売上高は9億6百万円(前年同期比4.4%減)、セグメント損失は55百万円(前年同期はセグメント利益23百万円)となりました。

 アート事業につきましては、美術品の販売だけでなく、株式会社ニューアート・フィンテックにおいて、アートと金融を組み合わせた新規事業としてアートファンドの立ち上げを計画し、実現に向けた準備を堅実に進めており、新しいビジネス展開にも注力しています。

 

④ その他事業

 当第3四半期連結累計期間におけるその他事業の売上高は3億59百万円(前年同期比17.9%増)、セグメント利益は50百万円(前年同期はセグメント損失1億58百万円)となりました。

 その他事業につきましては、スポーツ関連事業の株式会社ニューアート・クレイジーにおいて、ゴルフの一流シャフトブランドである「CRAZY」の認知拡大を図ると同時に新製品開発に力を入れています。また、平成30年12月に、当社が保有するIT関連(仮想通貨関連)事業の株式会社ニューアート・テクノロジーの全株式を売却したことにより、同社は当第3四半期連結会計期間より連結子会社でなくなりました。

 

(注)上記のセグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しています。

 

当社グループのセグメント別売上は、以下のとおりであります。

セグメントの名称

販売・サービスの内容など

当第3四半期連結累計期間

(自 平成30年4月1日

  至 平成30年12月31日)

(千円)

前年同期比

(%)

構成比

(%)

 ブライダルジュエリー事業

 宝飾品の販売、サービス

8,919,812

24.3

72.3

 全身美容事業

 エステティックサロンの運営、化粧品等の販売

2,138,947

1.6

17.4

 アート事業

 美術品等の販売

906,409

△4.4

7.4

 その他事業

 ゴルフ用品の販売等

359,539

18.1

2.9

合 計

12,324,708

17.0

100.0

 (注)1.上記の金額には、消費税等は含んでおりません。

2.セグメント間の取引については相殺消去しております。

3.「ブライダルジュエリー事業」は、ブライダルジュエリー販売、ウェディング送客サービス、ティアラ・レンタルサービスおよびファッションジュエリーの売上となっております。

4.「全身美容事業」は、エステ施術サービス、化粧品、栄養食品および美容機器販売の売上となっております。

5.「アート事業」は、美術品等の販売の売上となっております。

6.「その他事業」は、ゴルフクラブ用カーボンシャフト、ゴルフ用品の販売等による売上となっております。

(2)財政状態の分析

(資産の部)

 流動資産は、前連結会計年度末比7億64百万円増加(前期比7.9%増)し、105億円となりました。主な要因としては、現金及び預金の増加3億64百万円、受取手形及び売掛金の増加3億50百万円、商品及び製品の増加1億22百万円などによるものであります。

 固定資産は、前連結会計年度末比10百万円増加(同0.3%増)し、41億26百万円となりました。主な要因としては、建物及び構築物(純額)の増加1億63百万円、建設仮勘定の減少114百万円などによるものであります。この結果、総資産は前連結会計年度末比7億75百万円増加(同5.6%増)し、146億27百万円となりました。

 

(負債の部)

 流動負債は、前連結会計年度末比4億89百万円増加(前期比8.2%増)し、64億52百万円となりました。主な要因としては、前受金の増加4億79百万円などによるものであります。

 固定負債は、前連結会計年度末比2億51百万円減少(同20.4%減)し、9億83百万円となりました。主な要因としては、長期借入金の減少3億54百万円などによるものであります。

 この結果、負債合計は前連結会計年度末比2億38百万円増加(同3.3%増)し、74億36百万円となりました。

 

(純資産の部)

 純資産は、前連結会計年度末比5億36百万円増加(前期比8.1%増)し、71億91百万円となりました。主な要因としては、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加6億33百万円、配当金の支払による利益剰余金の減少97百万円などによるものであります。

 以上の結果、自己資本比率は49.2%(前連結会計年度末は48.0%)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上および財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について、重要な変更はありません。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。

 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。

短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としています。

 当第3四半期連結会計期間末における借入金、リース債務及び長期未払金を含む有利子負債残高は、42億79百万円であります。また、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は16億46百万円となりました。これらのいわゆる手元流動性残高につきましては、当社の財政状態及び金融環境に応じ変動しています。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結累計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。