当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)において、当社グループは、2019年5月7日に公表いたしました中期経営計画に基づき、更なる事業の成長及び企業価値の最大化に向け、成長戦略として計画した施策を一つ一つ着実に実行しました。既存事業においては、新商品や新サービスの開発、海外への展開等に注力し、加えて、事業内容自体の拡大についても取組みを加速させました。特に海外展開については、9月に台湾、香港、上海に新たな店舗をオープンし、積極的な取組みを行いました。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、主力のブライダルジュエリー事業の売上が引き続き好調に推移したこと、全身美容事業における利益率改善施策が着実に成果をあげたことを主要因として、売上高は96億34百万円(前年同期比20.2%増)、営業利益は19億17百万円(前年同期比174.2%増)、経常利益は18億55百万円(前年同期比162.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億円(前年同期比166.5%増)となり、いずれも前年を大幅に上回る成果を上げることができました。
各セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
a.ブライダルジュエリー事業
当第2四半期連結累計期間におけるブライダルジュエリー事業の売上高は76億82百万円(前年同期比40.4%増)、セグメント利益は21億48百万円(前年同期比111.6%増)となりました。
国内においては、テレビCMやWEB広告等による集客の成功、加えて、各種イベントやフェアの開催、映画やドラマへの積極的な協力等が奏功すると同時に、消費税増税前の駆け込み需要もあり、来店客数は増加基調で推移し、販売スタッフの能力向上と相俟って、大幅な売上増加を達成することができました。店舗管理の改善、店舗戦略、人材育成等にも継続的に取り組んでおり、これらの施策によりブランドイメージが向上し、お客さまに高いご評価をいただけたものと考えております。
また、当社のジュエリーブランドの一つエクセルコ ダイヤモンドについては、今年がベルギーのダイヤモンドカッターの名門トルコウスキー家の4代目当主で、数学者でもあったマーセル・トルコウスキーが、現在、世界的に広く普及しているダイヤモンドの基本的なデザインであるアイデアル ラウンド ブリリアントカットを発表してから100年目に当たり、様々な記念イベントの開催やプロモーションを実施し、ブランド価値のさらなる向上を目指してまいりました。
海外出店については、9月に台湾、香港、上海で新たな店舗をオープンしました。台湾では5店舗目となる銀座ダイヤモンドシライシ 新光三越台中中港店、香港では初出店となる銀座ダイヤモンドシライシ 香港 SOGO TST店、上海では現地子会社である新魅(上海)珠宝有限公司(ブライダルジュエリー事業)と上海东美美容有限公司(全身美容事業)の各々既存店舗を移転統合し、新しい展開を図りました。海外マーケットでの新しい顧客へのアプローチは、将来の重要な営業基盤を作っていくための施策であり、成長戦略の要として今後も引き続き積極的に進めてまいります。
2019年9月末における「銀座ダイヤモンドシライシ」の国内店舗は45店舗、海外店舗は7店舗、「エクセルコ ダイヤモンド」の国内店舗は28店舗、海外店舗は1店舗となりました。
b.全身美容事業
当第2四半期連結累計期間における全身美容事業の売上高は15億88百万円(前年同期比14.7%増)、セグメント利益は1億82百万円(前年同期はセグメント損失31百万円)となりました。
全身美容事業につきましては、当第2四半期連結累計期間においても売上拡大及び利益率の改善を図るための施策として、WEBマーケティングの仕組み構築、来店誘致戦略の見直し、既存会員へのアプローチ強化、商品構成の変更、化粧品事業の強化、といった施策を継続的に実施してまいりました。これらの取組みにより利益体質への転換が進み、特に利益面においては前年同期比で大幅な改善を果たすことができました。今後とも更なる体質強化に一層の取組みを継続してまいります。
2019年9月末における国内店舗は25店舗、海外店舗は2店舗であります。
c.アート事業
当第2四半期連結累計期間におけるアート事業の売上高は2億69百万円(前年同期比68.6%減)、セグメント損失は16百万円(前年同期はセグメント損失57百万円)となりました。
アート事業を運営する株式会社ニューアート・フィンテックにおいては、アートと金融を融合させる新規事業の立上げに注力し、現在3つのアートファンドを組成する予定で準備を進めております。
d.その他事業
当第2四半期連結累計期間におけるその他事業の売上高は1億4百万円(前年同期比65.4%減)、セグメント損失は28百万円(前年同期はセグメント利益62百万円)となりました。
その他事業においては、株式会社ニューアート・スポーツが株式会社ニューアート・クレイジーから商号を変更し、ゴルフ以外のスポーツ分野への事業展開も視野に入れて積極的な経営を進めています。
(注)各セグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しています。
当社グループのセグメント別売上は、以下のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
販売・サービスの名称など |
当第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) (千円) |
前年同期比 (%) |
構成比 (%) |
|
ブライダル ジュエリー事業 |
宝飾品の販売、サービス |
7,681,209 |
40.4 |
79.7 |
|
全身美容事業 |
エステティックサロンのサービス、物品販売 |
1,579,333 |
14.0 |
16.4 |
|
アート事業 |
美術品等の販売 |
269,810 |
△68.6 |
2.8 |
|
その他事業 |
ゴルフ用品の販売等 |
103,769 |
△65.5 |
1.1 |
|
合 計 |
9,634,123 |
20.2 |
100.0 |
|
(注)1.上記の金額には、消費税等は含んでおりません。
2.セグメント間の取引については相殺消去しております。
3.「ブライダルジュエリー事業」は、ブライダルジュエリー販売、ウェディング送客サービス、ティアラ・レンタルサービスおよびファッションジュエリー販売の売上となっております。
4.「全身美容事業」は、エステ施術サービス、化粧品、栄養食品および美容機器販売の売上となっております。
5.「アート事業」は、美術品等の販売の売上となっております。
6.「その他事業」は、ゴルフクラブ用カーボンシャフトの製造、ゴルフ用品の販売等による売上となっております。
②財政状態
(資産の部)
流動資産は、前連結会計年度末比17億4百万円増加(前連結会計年度末比15.0%増)し、130億83百万円となりました。これは、現金及び預金の増加19億72百万円、受取手形及び売掛金の減少6億51百万円、商品及び製品の増加4億22百万円などによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末比1億80百万円減少(同4.6%減)し、37億30百万円となりました。これは、減価償却累計額の増加などによる有形固定資産の減少88百万円、繰延税金資産の減少33百万円などによるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末比15億23百万円増加(同10.0%増)し、168億14百万円となりました。
(負債の部)
流動負債は、前連結会計年度末比11億83百万円増加(前連結会計年度末比17.0%増)し、81億29百万円となりました。これは、短期借入金の増加8億3百万円、前受金の増加5億30百万円などによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末比44百万円減少(同5.1%減)し、8億26百万円となりました。これは、長期借入金の減少31百万円などによるものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比11億39百万円増加(同14.6%増)し、89億55百万円となりました。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末比3億84百万円増加(前連結会計年度末比5.1%増)し、78億58百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益10億円がありました一方、剰余金の配当3億25百万円及び自己株式の取得による自己株式の増加3億17百万円などによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は46.7%(前連結会計年度末は48.9%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度末に比べ、19億72百万円増加し、39億74百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は21億5百万円(前年同四半期は5億9百万円の獲得)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益17億57百万円、売上債権の減少額6億40百万円、前受金の増加額5億31百万円等による獲得がありましたが、一方でたな卸資産の増加額5億1百万円等の使用となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は94百万円(前年同四半期は1億47百万円の使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出1億31百万円、関係会社株式の取得による支出44百万円等の使用がありましたが、一方で有形固定資産の売却による収入39百万円等の獲得となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は36百万円(前年同四半期は3億22百万円の使用)となりました。これは主として、短期借入金及び長期借入金の返済による支出14億61百万円、自己株式の取得による支出3億17百万円、配当金の支払額3億21百万円等の使用がありましたが、一方で短期借入れ及び長期借入れによる収入20億80百万円等の獲得となりました。
(3)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について、重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としています。
当第2四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は、46億97百万円であります。また、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は39億74百万円となりました。これらのいわゆる手元流動性残高につきましては、当社の財政状態及び金融環境に応じ変動しています。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。