当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)は、売上及び利益ともに前期を大きく上回る数字を作り出すことが出来ました。特に、ジュエリー・アート事業においては、12月単月の業績としては、創業以来最高の売上及び利益を達成いたしました。当社は、今までに無いものを作り出し、お客様に感動を与え、社会のために貢献していくという考え方で企業運営をしており、その理念は着実に実現されております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は売上高140億83百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益19億56百万円(前年同期比2.4%増)、経常利益21億28百万円(前年同期比8.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益11億95百万円(前年同期比3.2%増)となりました。
12月単月の創業以来最高の売上高、利益高を達成した流れは1月、2月と現在も継続しております。期末配当についても、当初の発表の通り1株につき70円の配当を株主の皆さまのご期待にお応えして実施いたします。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当第3四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を「ジュエリー・アート事業」「ヘルス&ビューティー事業」と金額的重要性が減少した事業をまとめた「その他事業」の3区分に変更いたしました。
① ジュエリー・アート事業
当第3四半期連結累計期間におけるジュエリー・アート事業の売上高は115億32百万円(前年同期比0.0%)、セグメント利益22億38百万円(前年同期比7.5%増)となりました。当第3四半期連結累計期間の12月度においてはジュエリー・アート事業の売上の躍進が目覚ましく、この流れは衰えることなく続いております。集客施策としてはTVCMのリニューアルを実施しました。そのドラマチックなストーリーは多くのお客様に好評を博しており、ブランドの認知度向上に寄与し、消費者の皆様へブライダルジュエリーといえば「銀座ダイヤモンドシライシ」というイメージを浸透させることを実現しております。新型コロナウィルス感染症の影響により地元志向が強まっていることを念頭に大都市圏以外の地方都市や大都市周辺地域への新規出店を昨年、本年と継続して実施しております。今まで店舗が少なかった東北エリア、九州エリアにおいては青森、山形、秋田、鹿児島、大分、大都市周辺地域では和歌山、奈良、横浜みなとみらいなどのエリアへ出店し、業績向上に大きく寄与しております。また、既存店においてもお客様本位のサービスを進め、高い評価を頂いております。営業戦略と同時にアート的な発想による店舗のデザイン開発、生産ライン開発と商品製造部門の革新を進めており、生産体制の強化による業績の向上が実現できる体制作りを進めております。
② ヘルス&ビューティー事業
当第3四半期連結累計期間におけるヘルス&ビューティー事業の売上高は20億11百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント損失3億7百万円(前期同期はセグメント損失78百万円)となりました。新型コロナウィルス感染症の影響により厳しい状況に至り数字が一時的に落ちた部分がありますが、こういった状況が改善されると業績は従来のレベルに回復すると考え、現在は新人教育などに力を注ぎ、フル稼働が可能な体制を構築する準備を進めております。同時に当事業については従来の営業スタイルの転換期を迎えていると考えており、化粧品の製造ライン開発、ECビジネスなどを進めることで、顧客を店舗に集客して売上を作る営業スタイルに加えて、過去の内容にとらわれない柔軟な経営方向を探りながら新しいビジネス展開を進めております。
③その他事業
当第3四半期連結会計期間より新しく開始したオークション事業は日本で最も歴史のあるオークション会社エスト・ウェストオークションズの株式の70%を取得し、新たなアート関連ビジネスとして開始しました。第1回目のオークションは10月1日に羽田空港内で開催され、26億円のハンマープライス(落札価格)となりました。また、日本初の保税蔵置場を利用したアートオークションとして評判を呼びました。第2回目のオークションは、11月18日帝国ホテルで開催され10億円のハンマープライスとなり、2回のハンマープライスの合計金額は36億円となりました。これは日本でのオークション市場における歴史的な第一歩となりました。今後、国内で年間4回、新しく設立した香港の会社で年間2回、シンガポールで1回を開催し、年間落札額100億円以上、手数料20%を目標に積極的な展開を行います。オークション事業については実施した2回のオークションにより当社グループ会社となる以前の過去の赤字を解消しており、3年後は全株式の取得を実施し、ジュエリー・アート事業に続く大きな事業の柱とする予定で事業を運営しております。
スポーツ事業においては、ゴルフグラブを「クレイジー」ブランドで展開し、一般の代理店他、スポーツ量販店での展開を進めると同時に製造メーカーとしての機能をさらに充実させ、安定的な売り上げの作れる体制構築を進めてまいります。売場が広がることに対応してより多くの新製品の開発を進め、アイテム増加による商品ラインナップの充実を図っております。
フィンテック事業においては、手数料収入でありますが、効率の良いビジネスモデルであり、ヘルス&ビューティー事業のクレジット事業をすべて引き受ける計画実現のため、業容拡大を目指して人員を増加し、成長できる事業体制の構築を進めております。
これらの事業の業績を集計した結果、売上高は5億54百万円(前年同期比307.8%増)セグメント利益1億46百万(前年同期は37百万円の損失)となり、全体の業績向上に寄与しました。
(注)各セグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高又は振替高を調整前の金額で記載しております。
当社グループのセグメント別売上は、以下のとおりであります。
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セグメントの名称 |
販売・サービスの名称など |
当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) (千円) |
前年同期比 (%) |
構成比 (%) |
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ジュエリー・アート 事業 |
ブライダルジュエリーの製造・販売、ブライダル関連サービス、美術品の販売等 |
11,530,384 |
0.0 |
81.9 |
|
ヘルス&ビューティー 事業 |
エステティックサロンの運営、化粧品及び健康食品等の製造・販売 |
1,998,170 |
0.1 |
14.2 |
|
その他事業 |
アートファンドの組成・運営、クレジット事業、 アートオークションの運営、ゴルフ用品の製造・ 販売、関連スポーツ用品の開発 |
554,552 |
307.9 |
3.9 |
|
合 計 |
14,083,107 |
3.1 |
100.0 |
|
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(資産の部)
流動資産は、前連結会計年度末比9億23百万円増加(前連結会計年度末比7.8%増)し、128億20百万円となりました。これは、現金及び預金の増加7億94百万円並びに受取手形及び売掛金の増加5億93百万円などがありました一方で、商品及び製品の減少3億44百万円などによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末比2億24百万円増加(同3.3%増)し、70億22百万円となりました。これは、建物及び構築物(純額)の増加1億66百万円及びのれんの増加1億60百万円などによるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末比11億48百万円増加(同6.1%増)し、198億42百万円となりました。
(負債の部)
流動負債は、前連結会計年度末比5億88百万円増加(前連結会計年度末比7.4%増)し、85億43百万円となりました。これは、短期借入金の増加2億90百万円並びに未払金及び未払費用の増加3億31百万円などがありました一方で、未払法人税等の減少1億13百万円などによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末比77百万円減少(同4.0%減)し、18億70百万円となりました。これは、長期借入金の減少1億58百万円などによるものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比5億11百万円増加(同5.2%増)し、104億13百万円となりました。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末比6億36百万円増加(前連結会計年度末比7.2%増)し、94億29百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益11億95百万円がありました一方で、剰余金の配当7億87百万円などによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は46.7%(前連結会計年度末は47.0%)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としています。
当第3四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は、60億96百万円であります。また、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は39億27百万円となりました。これらのいわゆる手元流動性残高につきましては、当社の財政状態及び金融環境に応じ変動しています。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。