文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年11月30日)におけるわが国の経済は、円安の継続に伴う企業業績回復から雇用情勢に改善が見られ、緩やかな回復基調が続きました。
しかしながら、中国をはじめとした海外経済減速による影響も懸念され、今後の消費の回復見通しは楽観できない状況となっております。
ドラッグストア業界においては、生活必需品の相次ぐ値上げなどにより、消費者の節約志向は依然として根強く、個人消費の回復が足踏み状態にあります。
このような環境の中、「高齢化に伴う処方せん応需枚数の増加」、「訪日外国人の旺盛な購買需要」、そして、「好天候に伴う客数増」により、各社の売上高は好調に推移いたしました。
しかしながら、業界内はもちろんのこと、異業種・異業態との競争は日ごとに激化しており、事業規模拡大に向けた出店や企業統合・再編がより活発になり、先行きは予断を許さない状況にあります。
また、薬局業界においては、門前薬局に代表される「調剤専門薬局」から、厚生労働省がまとめた「健康サポート薬局のあり方について」にあるように、地域の人々の健康生活を支え推進する「地域に密着したかかりつけ薬局(健康サポート薬局)」へと、“薬局に求められる役割と位置づけ”が、大きく変わってきており、当業界は、「質的な転換」が求められてきています。
このような変化は、まさに創業以来、「地域の人々の健康と健やかな生活をサポートするかかりつけ薬局」を展開してきた当社にとって、“更なる事業拡大のチャンス”であることから、次代視点から、「従来の枠にとらわれない新たな取り組みの実験・導入」、「構造、仕組み、風土・体質を次代適合させていくための事業インフラの再創出」、「健全な店舗ポートフォリオの構築に向けた店舗のスクラップ・アンド・ビルド」に取り組んでまいりました。
具体的には、
(1)地域の人々の“いつまでも健康であり続けたい”とのニーズに応えるため、薬剤師・管理栄養士による気軽な健康相談、また、“低カロリー・低塩分”・“栄養補強・サラサラ血液”などのテーマに基づいた健康食品・サプリメントなどの商品紹介・展開
(2)女性の目線から商品・売場を見直すことにより、「女性が気軽に立ち寄れ、自分に合った商品を自由に試すことができる新たなビューティーゾーン」の再創出
(3)当社発祥の地であり、数多くの店舗展開を行っている愛知県三河地区での、「健康・キレイふれあい感謝祭」、「老人会向け健康相談会」、「グラウンドゴルフ大会」等、“地域密着の深耕策”の積極的な実施
(4)患者様ニーズに基づき、特定疾患にも対応できる「多数の調剤薬の取扱い」、および、次代視点からの「調剤業務・システム」の見直し・再創出
(5)「当社の価値と規範を共有した人づくり」を目的とした、「人事諸制度」および「人事システム」の思い切った見直し・再創出
(6)昨年、開発・導入した「基幹システム(マーチャンダイジング・サイクル・システム)」に続き、「物流システム(ロジスティクス)」の全面的見直し・再創出を行うとともに、商品自動補充の仕組みに発展させていく「補充勧告システム」の開発・導入
等に取り組んでまいりました。
店舗の出退店等につきましては、 42店舗の新規出店、46店舗の中・大型改装、13店舗の閉店を実施してまいりました。これにより、当第3四半期末における店舗数は 976店舗(前期末比 29店舗増)となりました。
以上の結果、売上高は 3,094億37百万円(前年同期比 7.9%増、227億81百万円増)、売上総利益は 859億98百万円(同 9.7%増、75億78百万円増)、販売費及び一般管理費は 674億76百万円(同 7.9%増、49億37百万円増)、営業利益は 185億21百万円(同 16.6%増、26億40百万円増)、経常利益は 191億46百万円(同 11.7%増、20億8百万円増)、これに伴い、四半期純利益は 116億70百万円(同 14.3%増、14億60百万円増)となりました。
なお、当社の事業セグメントは単一セグメントですので、セグメント別の記載は省略しております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。