①経営成績の状況
当第1四半期累計期間(2019年3月1日~2019年5月31日)における経営成績につきましては、収益面では、前期及び当四半期において閉店した店舗の影響はあったものの、今年2月に取得したイオンショッパーズ福岡店(福岡市中央区)を4月に当社店舗としてリニューアルオープンしたことにより、5月度は増収となりました。また、既存店では、当四半期において食料品売場の客数が前年同期比100.4%と増加いたしましたので、売上高は前年同期比100.3%と伸長いたしました。その結果、売上高にその他営業収入を加えた営業収益は、534億39百万円(前年同期比98.1%、既存店前年同期比100.2%)となりました。利益面では、営業収益が概ね計画どおりに進捗したことに加え、新POSレジや「イオン九州公式アプリ」などの新たなシステムやデジタル技術及び佐賀県基山町に開設されたプロセスセンターの活用など、店舗におけるオペレーションの効率化により販売費及び一般管理費を前年同期比97.2%とした結果、営業損益は前年同期より4億7百万円の改善(当四半期実績△7億90百万円)、経常損益は前年同期より4億17百万円の改善(同△6億14百万円)、四半期純損益は前年同期より3億33百万円の改善(同△4億87百万円)となりました。
<セグメントの状況>
[総合小売(GMS)事業]
主力の総合小売事業においては、地域や店舗特性に合わせて直営売場の品揃えを見直し、新たな売場や専門店の導入など、魅力のあるショッピングセンター(SC)づくりに努めました。
店舗面では、今年2月に土地・建物を取得したイオンショッパーズ福岡店においては、福岡市が推進する「天神ビッグバン」と連携して、地下1階から4階までを商業施設、5階から8階を天神エリアで需要が高いオフィススペースとする計画をすすめ、4月25日に商業施設部分を当社店舗としてリニューアルオープンいたしました。イオンショッパーズ福岡店では、都市部に立地する店舗として、オーガニックや減塩、カロリーオフなど健康面に配慮した商品の品揃えを強化した食料品売場、美と健康に関する商品の品揃えを拡充したビューティ&ファーマシー売場、毎日を心地よく過ごす大人のカジュアル衣料と肌着を中心とした新たな衣料品売場を展開するとともに、新たな専門店を導入した結果、リニューアルオープン以降、幅広い世代のお客さまにご利用いただき、売上高は当初計画を上回る推移となっております。
既存店活性化の取り組みとして、3月にイオンモール福岡伊都(福岡市西区)をリニューアルオープンいたしました。イオンモール福岡伊都では、若いファミリー層が増加している商圏特性を踏まえ、小さなお子さまを連れたお客さまに、より快適なお買物をしていただけるようにフードコートや授乳スペースなど施設面を拡充したほか、SC全体のレイアウトを見直し、新たな売場や専門店を導入したことにより、リニューアルオープン以降の来店客数は前年同期間に比べ増加し、SC全体の売上高も当初計画を上回るなど好調に推移しております。
商品面では、3月にナショナルブランドの中から食料品・日用品を中心に毎日の生活に必要な商品を厳選した値下げ施策を実施するとともに、満足品質で地域一番の低価格を目指すイオンのプライベートブランド「トップバリュベストプライス」の品揃えを拡大するなど、お客さまの毎日の生活を価格で応援する取り組みを推進した結果、既存店の食料品売場の客数は前年同期比100.4%、買上点数は前年同期比100.3%と伸長いたしました。また、ゴールデンウィーク10連休や5月1日の改元にあわせて実施した商品企画・セールスが好調で、その中でも早期承り会の規模を拡大したランドセルや、移動マーケット需要増に対応して催事展開したトラベル関連商品、買い替え需要に対応して売場を拡大した家電製品やリフォーム関連商品の売上高が前年同期間に比べ大幅に伸長いたしました。
販促面では、地元九州にこだわった販促施策を推進し、3月に福岡ソフトバンクホークスとコラボしたTシャツを展開するなど地元九州のおトクな企画を満載した「イオンのおトク満祭」を実施いたしました。「イオンのおトク満祭」期間中の売上高は、前年同期間を大きく上回り、 お客さまに大変ご好評をいただきました。また、当四半期末時点でダウンロード数が25万件を超えた「イオン九州公式アプリ」やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の活用など販促施策の効率改善に向けた取り組みを推進いたしました。
以上の結果、当四半期末における総合小売事業の店舗数は51店舗となり、売上高は436億1百万円(前年同期比97.8%)となりました。
[ホームセンター(HC)事業]
HC事業においては、地域・店舗特性に合わせてDIY用品、ガーデン用品、ペット用品の品揃えを拡充するなど、地域密着型の店舗づくりを推進し、3月にホームワイド早岐店(長崎県佐世保市)をリニューアルオープンいたしました。ホームワイド早岐店では、従来型のHC売場を見直し、ガーデン・ペット関連用品売場を拡大し、専門性の高い売場の構築に取り組みました。ガーデン売場では、従来は取り扱いのなかった希少品種や鮮度の高い花苗の品揃えを拡充したほか、観葉植物や蘭のギフトコーナーを新設するなど、インテリアグリーン売場を拡大いたしました。また、ペット用品売場では、プレミアムフードや機能性フード、お手入れ用品やペットアパレル用品などの品揃えを強化するとともに、週末イベントを開催した結果、売上高は前年同期に比べて伸長しております。
商品面では、3月~4月度は天候不順などの影響を受け園芸用品を中心に売上は伸び悩みましたが、5月度は、気温の上昇とともに園芸用品、アウトドア用品が好調に推移した結果、既存店売上高は前年同期比105.6%と伸長いたしました。
ホームワイドプラス賀来店(大分市)では、3月から宅配サービスを通じてお客さま宅をお伺いした際に、「DIYアドバイザー」等の有資格者が商品の組立・取付等の軽作業やリフォームのご要望を承る新たなサービス「WIDE(ワイド)便」を開始いたしました。当該サービスは、当初計画を上回るお客さまにご利用いただくなど好調に推移しておりますので、今後、地域の生活支援サービスの一つとして、対応エリアの拡大に取り組んでまいります。
当四半期末におけるホームセンター事業の店舗数は、期中に1店舗閉店したことにより33店舗となり、売上高は45億20百万円(前年同期比96.1%)となりました。
[その他の事業]
戦略小型店事業部では、新たな都市型小型店モデルの構築を目指し、品揃えや店舗オペレーションの検討をすすめ、5月に焼きたてパンと出来たてのお惣菜売場を併設した働く女性を応援する新たな小型店としてニコキッチン六本松店(福岡市中央区)をオープンいたしました。
サイクル事業では、総合小売事業店舗内のサイクル売場を「イオンバイク」として専門店化する取り組みをすすめ、3月にイオンモール福岡伊都のリニューアルと連動してサイクル売場の品揃えや接客体制を見直し、イオンバイク福岡伊都店としてオープン、5月にはイオンバイク甘木店をオープンいたしました。
以上の結果、当四半期末におけるその他の事業の店舗数は、期中に3店舗を開店、1店舗を閉店したことにより28店舗となり、売上高は10億83百万円(前年同期比106.2%)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ44億86百万円増加し、1,074億13百万円となりました。これは主に流動資産その他に含まれる未収入金が増加したことによるものです。
当第1四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べて51億68百万円増加し、940億49百万円となりました。これは主に短期借入金が増加したことによるものです。
当第1四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末に比べ6億81百万円減少し、133億64百万円となりました。これは主に利益剰余金が減少したことによるものです。
(2) 資本の財源及び資金の流動性
当第1四半期会計期間における資金需要は、運転資金(その主なものは商品の仕入、広告宣伝費、人件費及び設備関連費用等)及び資本的支出であり、その資金源泉は営業活動によって得られた資金と借入金により賄いました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。