第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 (経営成績に関する定性的情報)

 当第2四半期連結累計期間は、平成27年度から継続して取り組んでおります、お客様の声を伺い、お客様のご期待に沿った店舗体験のご提供に注力した様々な活動の相乗効果により、既存店売上高は14.3%の増加となり、システムワイドセールスは2,332億31百万円(対前年同期比282億17百万円増加)、売上高は1,212億29百万円(対前年同期比163億36百万円増加)、経常利益は101億31百万円(前年同期は1億51百万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益に業務協定合意金24億75百万円を計上したこと等により、107億16百万円(対前年同期比105億58百万円の増加)となりました。

 

(注)1.既存店売上高とは、少なくとも13ヶ月以上開店している店舗の合計売上高です。

2.システムワイドセールスとは、直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高であり、四半期連結損益計算

書に記載されている売上高と一致しません。

3.当社グループの事業はハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報に関連付けた記載を

行っておりません。

 

(事業戦略に関する定性的情報)

 平成29年度は、食の品質と安全に関する継続した取り組みとともに、これまで取り組んできた「メニュー及びバリュー」「お客様の店舗体験」「マクドナルドブランド」を強化し、さらに、①「おいしさの向上」、②「利便性の向上」、③「人材への投資」の3つの分野において革新的な取り組みにチャレンジしています。

 

 当第2四半期連結累計期間は、以下の活動を実施しました。

①「おいしさの向上」

 1月に、レギュラー商品のおいしさに徹底的にこだわる「おいしさ向上宣言」を行い、第1弾として「プレミアムローストコーヒー」をリニューアル、2月に第2弾として「おてごろマック」の新レギュラーメニュー「しょうが焼きバーガー(ニックネーム:ヤッキー)」を発売しました。4月には、第3弾として日本のお客様の好みに合わせ検討を重ねて開発した3種の本格肉厚ビーフバーガー「グラン」を新レギュラーメニューとして発売、第4弾として「マックフルーリー オレオ®クッキー」をリニューアルし、これらはいずれもお客様から大変ご好評をいただいております。
 また、1月にはお客様からの人気投票によりマクドナルドの日本一のバーガーを決める「第1回マクドナルド総選挙」を開催し、約110万の投票を得るなど多くのお客様にお楽しみいただきました。また、5月には昨年大好評だった「マックの裏メニュー2」、6月には「ビッグマック祭り」と題し「グランド ビッグマック」「ギガ ビッグマック」に加え、秘伝のビッグマックソースや「BEAMS DESIGN」との初のコラボ商品を販売し大きな話題となりました。

 さらに、期間限定商品として、2月には長年愛されている「チキンタツタ」と併せて新作「チキンタルタ」、3月には春の定番「てりたま」を販売しました。

 また、スイーツ商品と人気ブランドのコラボレーションも大きな話題となりました。5月には森永製菓株式会社とタッグを組み「マックフルーリー 森永ミルクキャラメル」、6月にはアサヒ飲料株式会社の「カルピス」とのコラボ「マックシェイク×カルピス®」を販売しました。

 

②「利便性の向上」
 最高の店舗体験と目に見える変化を一人でも多くのお客様に感じていただくために、平成30年度末までに90%以上の店舗をモダン化する計画を進めており、既存店舗の改装にリソースを優先的に振り向けています。当第2四半期連結累計期間は、フードコートやモールにある店舗を含めて187店舗の改装と4店舗のリビルド(建替え)を実施しました。

 また、お客様の利便性を高め、店舗体験をさらに向上していく取り組みとして、3月より株式会社NTTドコモの「dポイント」が、6月からは楽天株式会社が運営する「楽天スーパーポイント」が、全店舗(一部特殊立地店舗を除く)で利用可能となりました。
 さらに、6月よりUber社が提供するフードデリバリーサービス「UberEATS」を東京都内33店舗で導入しました。全国約200店舗で実施している宅配サービス「マックデリバリー」とともに、デリバリーサービスの拡充にも取り組んでいます。

区分

前連結会計
年度末

新規出店

閉店

区分移行(注)

当第2四半期連結累計期間末

増加

減少

直営店舗数

939店

2

△6

0

△2

933店

フランチャイズ店舗数

1,972店

0

△11

2

0

1,963店

合計店舗数

2,911店

2

△17

2

△2

2,896店

 

③「人材への投資」

 マクドナルドではクルー(アルバイトの方)が働きやすい環境作りも進めており、「人材」への投資を積極的に進めてまいります。

 クルーの採用では、3月に初めて全国の店舗で一斉に「クルー体験会」を実施し、多くの方にマクドナルドの仕事を体験いただき採用にも繋がりました。また、クルーのトレーニングマテリアルをより使いやすくなるよう改訂を行い、質の高いトレーニングを短い時間で実施できるようにしました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結累計期間の流動資産は439億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億40百万円の増加となりました。これは、現金及び預金が13億61百万円増加したことが主な要因です。
 固定資産は1,382億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億42百万円の減少となりました。これは、敷金及び保証金が11億45百万円減少、長期繰延営業債権を回収したことによる減少が主な要因です。
 流動負債は359億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ38億80百万円の減少となりました。これは未払消費税等が16億44百万円減少、未払金が13億16百万円減少したことが主な要因です。
 固定負債は297億85百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億96百万円の減少となりました。これは賞与引当金が6億83百万円増加、長期借入金が12億50百万円減少したことが主な要因です。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて13億61百万円増加し、226億6百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動により得られた資金は109億70百万円(前年同期比90億97百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益124億70百万円によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
 投資活動により使用した資金は37億円(前年同期比19億82百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得に伴う支出48億29百万円、敷金及び保証金の回収による収入12億80百万円によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
 財務活動の結果使用した資金は58億94百万円(前年同四半期連結累計期間は9億56百万円の収入)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出12億50百万円、配当金の支払額による支出39億88百万円によるものです。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 特記すべき研究開発活動はありません。