(1)業績の状況
当社グループでは、持続的成長と収益性を向上して、更なる企業価値の向上を目指す中期経営目標(2018年度から2020年度)を2018年2月に公表いたしました。これまでに構築した成長のための経営基盤(「最高の店舗体験」「ピープル」「ブランドトラスト」)強化のための継続的投資と、①「コアビジネスの強化」(「メニュー」「バリュー」「ファミリー/ブランド」)、②「成長を加速する取り組み」(「デリバリー」「デジタル」「未来型店舗体験」)、③「新規出店/店舗改装を含む店舗展開」の3つの分野へ戦略的に投資を行うことで、3年間で全店売上高年平均伸び率5%以上、営業利益/経常利益年平均伸び率10%以上、ROE10%以上を目指しております。2019年は中期経営目標の2年目として、「食の安全」の確保を徹底するとともに、お客様の店舗体験のさらなる向上に取り組んでおり、そのために特に「バリュー」「未来型店舗体験」「ピープル」「店舗展開」の4つの取り組みに注力しています。
「バリュー」:お客様のご期待に沿って、それぞれの時間帯にあったメニューラインアップを強化し、バリューフォーマネーにおいてお客様にお得感を感じていただけるさまざまな取り組みを実施しています。4月からはバリューランチにボリュームたっぷりの「ビッグマック」と「グラン ベーコンチーズ」の2商品を追加しました。
「未来型店舗体験」:お客様お一人お一人により充実したサービスをご提供し、クイックサービスレストランのサービス概念を大きく変革することを目指しています。お客様のおもてなしを専門に行うスタッフである「おもてなしリーダー」、お客様にお席でお待ちいただきクルーができたての商品をお届けする「テーブルデリバリー」、来店前にスマートフォンのアプリでご注文から決済まで完了でき、ご来店時にすぐにできたての商品をお受け取りいただける「モバイルオーダー」等を導入し、お客様の多様なニーズに対応した快適さ、おもてなしのご提供を進めています。これらは1月に沖縄県、4月に静岡県で先行導入をしており、年内に約半数の店舗へいずれかのサービスを導入予定です。
「ピープル」:お客様に最高の店舗体験をしていただくために優秀な人材の確保と育成を継続的に実施しています。育成の分野では、昨年パイロット導入して大変効果を発揮しているタブレット端末を活用したトレーニングツールを、この夏、直営全店舗に導入し、年内にはフランチャイズの全店舗にも導入予定です。
「店舗展開」:当第2四半期連結累計期間は、新規出店16店舗、閉店15店舗となり、当期間末の店舗数は2,900店舗となりました。経営資源を効果的に活用するために、新規出店と改装、リビルドや未来型店舗への投資配分を柔軟に見直しながら成長のための投資を継続してまいります。
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区分 |
前連結会計 |
新規出店 |
閉店 |
区分移行 |
当第2四半期 連結累計期間末 |
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増加 |
減少 |
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直営店舗数 |
909店 |
8 |
△4 |
1 |
△4 |
910店 |
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フランチャイズ店舗数 |
1,990店 |
8 |
△11 |
4 |
△1 |
1,990店 |
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合計店舗数 |
2,899店 |
16 |
△15 |
5 |
△5 |
2,900店 |
人気の期間限定商品をお楽しみいただくキャンペーンでは、4月に「ビッグマック ジュニア」「グランドビッグマック」「ギガ ビッグマック」、6月に「ノグチ」「ヤグチ」「トリチ」の“ダブチのトモダチ”3商品を販売しご好評いただきました。
お客様のさらなる利便性向上を目指しデリバリーの強化を行っており、当第2四半期連結累計期間末時点でデリバリー導入店舗は「Uber Eats」との提携店舗と「マックデリバリー」実施店舗を合わせて526店舗となりました。
また、マクドナルドは、グローバルの規模を活かして、より良い未来のために皆様とともに社会的課題や環境問題に取り組む“Scale for Good”という枠組みを構築しており、当社では「ファミリーへのコミットメント」「持続可能な食材の調達」「パッケージ&リサイクル」に注力しています。その一つとして、使わなくなったハッピーセットのおもちゃを店舗で回収し、そのおもちゃを原材料の一部として使用したトレイに再生する「おもちゃリサイクル」の取り組みがあります。この活動は、6月にG20のエネルギー・環境関係閣僚会合に合わせて開催された「G20イノベーション展」でもご紹介させていただき、大変ご好評いただきました。
上述の施策の結果、当第2四半期連結累計期間の既存店売上高は4.2%の増加となりました。システムワイドセールスは2,657億61百万円(対前年同期比111億78百万円増加)、売上高は1,365億61百万円(対前年同期比35億60百万円増加)、経常利益は152億12百万円(対前年同期比12億20百万円増加)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は96億65百万円(対前年同期比38億68百万円減少)となりました。
(注)1.既存店売上高とは、少なくとも13ヶ月以上開店している店舗の合計売上高です。
2.システムワイドセールスとは、直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高であり、四半期連結損益計算書に記載されている売上高と一致しません。
3.当社グループの事業はハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(2)財政状態に関する説明
①財政状態の分析
当第2四半期連結累計期間の流動資産は585億12百万円となり、前連結会計年度末に比べ113億22百万円の減少となりました。これは、現金及び預金が79億13百万円減少、1年内回収予定の長期繰延営業債権が14億93百万円減少したことが主な要因です。
固定資産は1,411億円となり、前連結会計年度末に比べ8億97百万円の増加となりました。これは、有形固定資産が8億13百万円増加したことが主な要因です。
流動負債は392億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ159億77百万円の減少となりました。これは1年内返済予定の長期借入金が106億25百万円減少、未払金が45億45百万円減少したことが主な要因です。
固定負債は83億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億79百万円の減少となりました。これは、その他が2億37百万円減少したことが主な要因です。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて79億13百万円減少し、354億13百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は135億96百万円(前年同期比19億54百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益150億19百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
投資活動により使用した資金は66億19百万円(前年同期比22億9百万円の増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得に伴う支出62億56百万円、ソフトウエアの取得による支出10億31百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
財務活動により使用した資金は148億97百万円(前年同期比91億59百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出106億25百万円、配当金の支払額による支出39億88百万円によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき研究開発活動はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。