当第3四半期連結累計期間及び本四半期報告書提出日(2021年11月12日)現在において、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当社グループは、日本マクドナルドが今年創業50周年を迎えるにあたり、年間を通じて「Big Smile」をテーマに活動しております。お客様との絆をより深めることで、持続的成長と収益向上につなげ、企業価値をさらに高めることを目指します。2021年の取り組みといたしましては、「ピープル」「メニュー・バリュー」「店舗展開」「デジタル・デリバリー・ドライブスルー」の4つの分野に注力しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、これまで同様お客様の声を伺い、QSCの向上を通じてお客様の店舗体験の向上に努めました。また、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、引き続き政府、行政の要請に従い店舗の衛生管理を徹底するとともに、店舗の営業時間の短縮やソーシャルディスタンスを確保した店舗運営などの対応を行いました。既存店売上高は2015年第4四半期から2021年第3四半期まで24四半期連続でプラスとなりました。
「ピープル」:お客様に最高の店舗体験をしていただくために優秀な人材の採用と育成に積極的な投資を継続しております。デジタル端末を使ったトレーニング教材である「デジタルCDP」は現在日本語以外に5ヶ国語に対応しており、クルーの理解度の向上、トレーニング時間の短縮に繋がっております。また、ハンバーガー大学ではオンラインによる授業を継続し、当第3四半期連結累計期間において12,000名以上が受講いたしました。
「メニュー・バリュー」:お客様のご期待に応えるために、それぞれの時間帯に合わせたメニューラインアップを強化し、バリュー・フォー・マネーにおいてお客様にお得感を感じていただける様々な取り組みを実施いたしました。4月には3年ぶりの肉厚ビーフの新レギュラーバーガーとして「サムライマック」と銘打った「炙り醤油風ダブル肉厚ビーフ」と「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」を発売いたしました。期間限定商品としては、夏の定番バーガー「チーズロコモコ」と「ガーリックシュリンプ」に加え、新商品として「ハワイアンバーベキューザク切りポテト&ビーフ」を販売したほか、9月には、秋の定番として毎年ご提供している「月見バーガー」に新商品を加えた全8種のラインアップにて販売いたしました。さらに「夜マック®」の期間限定商品として販売した「ごはんバーガー」シリーズにつきましても、新商品である「ごはんチキン にんにく黒胡椒」と「ごはん海老 旨辛仕立て」をはじめ、多くのお客様にご好評をいただいております。また、100円、150円、200円の価格帯で手軽に様々な商品をお選びいただける「ちょいマック」の新レギュラー商品として「スパビー(スパイシービーフバーガー)を追加、平日のランチタイムに400円からお楽しみいただける「バリューランチ」を継続するなど、お客様にお得感、納得感のある商品をお届けしております。
「店舗展開」:当第3四半期連結累計期間は、新規出店35店舗、閉店27店舗となり、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は2,932店舗となりました。経営資源を効果的に活用するために、新規出店と改装、リビルドや未来型店舗への投資配分を柔軟に見直しながら、お客様の満足度と業績を向上させるための投資を継続してまいります。
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区分 |
前連結会計 |
新規出店 |
閉店 |
区分移行 |
当第3四半期 連結会計期間末 |
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増加 |
減少 |
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直営店舗数 |
858店 |
12 |
△12 |
7 |
△4 |
861店 |
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フランチャイズ店舗数 |
2,066店 |
23 |
△15 |
4 |
△7 |
2,071店 |
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合計店舗数 |
2,924店 |
35 |
△27 |
11 |
△11 |
2,932店 |
「デジタル」「デリバリー」「ドライブスルー」:デジタルについては、テクノロジーとピープルの融合により、より良いサービスをご提供していく「未来型店舗体験」の一つとして、「モバイルオーダー」を導入しており、公式アプリとの統合やWeb版のリリースを行った結果、着実にご利用が増えております。お客様のニーズにお応えし続けるために、8月に「d払い」を導入するなど決済方法の拡充をはじめとした機能強化を行い、利便性を高め、さらに利用者数を伸ばすことを目指してまいります。
デリバリーは今後も大きく成長が期待される、ポテンシャルの高いマーケットです。マクドナルドのクルーがお届けするマックデリバリーサービス(MDS)と、Uber Eats、出前館等との提携により、デリバリーサービスを展開しております。2021年9月末時点で、デリバリー実施店舗数はそれぞれMDS845店舗、Uber Eats1,635店舗、出前館1,554店舗等を合わせて、合計で全国1,897店舗となっております。今後もデリバリーサービス提供店舗とエリアを拡大し、お客様の利便性の向上を目指してまいります。
ドライブスルーについては、キャパシティを増強するほか、「モバイルオーダー」でご注文いただいた商品を、車に乗ったまま店舗の駐車場で受け取れるサービス「パーク&ゴー」をより多くの店舗に拡大しており、2021年9月末時点で全国の1,021店舗で展開しております。
マクドナルドは、グローバルの規模を活かして、より良い未来のために皆様とともに社会的課題や環境問題の解決に貢献する活動として、日本では「持続可能な食材の調達」「パッケージ&リサイクル」「ファミリーへのコミットメント」などに注力して取り組んでおります。環境に配慮した取り組みとして、2025年末までにおもちゃに使用するプラスチックを徐々に削減しサステナブルな素材へ移行していくことを発表いたしました。また、使わなくなったハッピーセットのおもちゃを店舗で回収し、そのおもちゃを原材料の一部に使用したトレイに再生する「おもちゃリサイクル」プロジェクトを継続しております。これまでは子供たちの長期休みに合わせた回収期間を設定しておりましたが、持続可能な社会の実現により一層貢献するため、期間を定めない通年の実施といたしました。
また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、地域の医療従事者の方々の貢献に感謝し、応援する活動も実施しております。
今後も、新型コロナウイルスの影響と政府、行政の方針を注視し、お客様、従業員をはじめ全ての方々の安全と健康を最優先し、常にお客様に寄り添って、変化する社会やお客様のニーズに柔軟に対応し、進化を続けてまいります。おいしいメニュー、お得感、納得感のあるバリュー並びに便利で快適な店舗環境を日々ご提供するとともに、持続可能な社会の実現に向けて取り組みながら、「おいしさと笑顔を地域の皆さまに」ご提供してまいります。
上述の施策の結果、当第3四半期連結累計期間の既存店売上高は10.7%の増加となりました。システムワイドセールスは4,865億72百万円(対前年同期比506億33百万円増加)、売上高は2,365億51百万円(対前年同期比230億84百万円増加)、営業利益は285億47百万円(対前年同期比31億90百万円増加)、経常利益は278億66百万円(対前年同期比25億90百万円増加)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は179億37百万円(対前年同期比18億33百万円増加)となりました。
(注)1.既存店売上高とは、少なくとも13ヶ月以上開店している店舗の合計売上高です。
2.システムワイドセールスとは、直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高であり、四半期連結損益計算書に記載されている売上高と一致しません。
3.当社グループの事業はハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は906億13百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億90百万円の減少となりました。これは、現金及び預金が4億44百万円減少したことが主な要因です。
固定資産は1,494億65百万円となり、前連結会計年度末に比べ75億85百万円の増加となりました。これは、有形固定資産が73億45百万円増加したことが主な要因です。
流動負債は445億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億30百万円の減少となりました。これは、未払金が49億76百万円減少、買掛金が7億27百万円減少したことが主な要因です。
固定負債は72億89百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億12百万円の減少となりました。これは、長期借入金が5億円減少したことが主な要因です。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき研究開発活動はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。