当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間(平成28年3月1日~平成28年11月30日)における靴小売業の経営環境は、子供靴・スポーツシューズの好調、婦人靴の低迷からの回復傾向はあるものの、インバウンド消費の落ち着きに加え、天候不順(相次ぐ台風の接近・上陸、残暑・暖秋)や個人消費の節約ムードなど、依然として厳しい状況が続いています。
このような環境に対応すべく当社は、「デジタルシフト」「都市シフト」「シニアシフト」「アジアシフト」「地域密着」を事業展開の基本とし、商品の改革・売場の改革・人の改革・コストの改革を進めてまいりました。
商品の改革では、「ヘルス&ウェルネス」をコンセプトに、成長カテゴリーであるスポーツ部門がレディーススポーツを中心に好調な伸長となりました。また、生活節約志向の高まりに対応するため、「価値ある」価格、機能価値の高い商品開発を行ない、メーカー(ナショナルブランド)との共同販促やエクスクルーシブ(独占販売)商品の開発を推進しました。PB開発につきましては、スポーツNBの積極的な拡大によりPB販売構成比は31.7%(前年同期比4.8ポイント減)となりましたが、市場トレンドや消費スタイルの変化へ対応を行い継続的な強化を図っています。
売場の改革では、在庫コントロールを強化し、商品の入れ替えによる売場鮮度の向上に努めました。また、アスビーにおいては、業態を進化させた複合専門店化を推進し、スポーツブランドのショップインショップ化・子供靴専門店アスビーキッズを複合した新業態を3店舗出店し、今後さらに店舗数の拡大を図ります。グリーンボックスにおいては、今後マーケットの拡大が見込まれるキッズ部門の強化を図るために28店舗(新店3、既存店25店舗)へ子供靴新コンセプト売場「Kutsura(クツラ)」の導入を行ない100店舗体制に向けスタートしております。アスビーファムにおいては、「かかりつけの靴屋さん」をコンセプトに、地域の皆さまのライフスタイルをしっかりとサポートする、選ぶ楽しさ満載、充実の品揃えを提案いたしました。新業態店として3月にオープンしたスケッチャーズショップは、今後も30店舗程の出店計画を予定しています。
出退店につきましては、出店29店舗、不採算店舗の見直しにより退店20店舗とスクラップアンドビルドを積極的に進めた結果、当第3四半期末店舗数は878店舗となりました。
人の改革では、従業員が有する多様なスキルや能力、価値観を活かして新しい価値を創造する「ダイバーシティ経営」を重要な柱と位置づけ、パートタイマーの社員化、女性管理職の増加、高齢者・障がい者の活用など働きやすい職場環境の整備、制度の充実に努めました。また、10月には、女性活躍推進に関する取り組みが優良な事業主に対して厚生労働大臣から与えられる「えるぼし」(認定段階2)を取得いたしました。
コストの改革では、LED化の推進や消耗備品の店舗発注数量の見直しなどを行い水道光熱費、事務消耗品費の削減を図りました。また、新店・改装店舗投資金額の見直し、ワークスケジュール管理による人時効率の改善、物流コスト等間接コストの削減に取り組んだことにより、社員残業代の減少や物流費削減などの効果が現れてきています。
以上のような取り組みを推進した結果、当第3四半期累計期間の売上高は792億82百万円(前年同期比0.3%増)、売上総利益率47.3%(同0.1ポイント減)、営業利益41億49百万円(同4.9%減)、経常利益41億62百万円(同3.9%減)、四半期純利益は23億27百万円(同1.6%増)となりました。営業利益及び経常利益につきましては、売上総利益率が低下したため減益になりましたが、売上高及び四半期純利益につきましては、昨年は東証一部上場記念セールの嵩上効果がありましたが、第3四半期累計期間において過去最高を更新いたしました。
当社はセグメント情報を記載しておりませんが、商品別売上状況は次のとおりであります。
商品別売上状況
|
商品別 |
売上高(百万円) |
構成比(%) |
前年同期比(%) |
|
婦人靴 |
20,418 |
25.8 |
91.1 |
|
紳士靴 |
12,694 |
16.0 |
95.2 |
|
スポーツ靴 |
25,721 |
32.4 |
108.4 |
|
運動靴・子供靴 |
14,976 |
18.9 |
108.4 |
|
その他 |
5,472 |
6.9 |
94.8 |
|
合計 |
79,282 |
100.0 |
100.3 |
(2)財政状態
(資産)
当第3四半期会計期間末の総資産は610億84百万円となりました。
これは主に新規出店による売上預け金及び商品の増加により、前事業年度末と比較して28億38百万円の増加となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債は357億25百万円となりました。
これは主に長期借入金の増加により、前事業年度末と比較して15億35百万円の増加となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は253億59百万円となりました。
これは主に利益剰余金の増加により、前事業年度末と比較して13億2百万円の増加となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。