文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2018年12月1日から2019年2月28日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあり、個人消費や設備投資が上向き景気は緩やかに回復しておりますが、不安定な国際情勢や金融資本市場等による国内景気への影響が懸念され、当面、弱さが残る状況が継続すると考えられます。
小売業界におきましては、概ね改善傾向にありますが、個人消費は一進一退が続いております。消費者マインドは弱含みで推移しており、暖冬による冬物商品が軟調となるなど不安定な状況で推移いたしました。
こうした経営環境のなか、当社グループは、2018年11月期からの3ヶ年について定めた中期計画『Next3』を推進しております。2年目となります当連結会計年度におきましては、前期より全社方針として定めております「選ばれる独自性の確立」のための差別化戦略を推進するとともに、当期の事業方針を「出店の加速と生産性の更なる追求」と定め、出店、商品、販売の全般にわたる計画の実行と企業文化の変革に取り組んでまいりました。
店舗開発戦略では、当期事業方針「出店の加速と生産性の更なる追求」に伴い、個別案件ごとの最適な取引形態の提案により、差別化をはかり精査をしつつ、出店の実現に努めてまいりました。また、ストアデザインと施工の改良による出店投資の単価低減に継続して取り組み、生産性の向上を図ってまいりました。
新規出店実績は、10店舗(直営店9店舗、FC店1店舗)となりましたが、退店が16店舗と先行したことに伴い、純減となりました。これにより、当第1四半期連結会計期間末における店舗数は1,002店舗(直営店697店舗、FC店297店舗、海外FC店8店舗)となりました。
商品戦略では、中期計画の全社方針「選ばれる独自性の確立」の核となるべく、引き続き商品のオリジナリティの更なる追求を推進してまいりました。また、差別化戦略をより実効的なものにするために、SNSを通じた情報発信と情報分析を基にした話題商品の商品化に着手し、著名キャラクターや有名ブロガーとのコラボレーション企画に加え、独自シリーズ商品の展開を開始いたしました。更に、当社の強みを生かした施策と当社プライベートブランドである「Do!STARS」商品の開発を継続して実施するとともに、物流や環境問題を中心としたコスト上昇に対応するため、お取引先様との連携により商品のクオリティの維持に努めてまいりました。これにより売上高に対する原価率は前年同期と同水準となりました。
販売戦略では、店舗における4S(整理・整頓・清掃・清潔)、在庫管理の徹底によるムダ取り、商品発注から受け入れ、陳列にいたるまでの店舗内物流構築などのインフラ整備を継続して実施し、店舗でのムリ、ムダ、ムラを省き生産性の向上を図ったことにより、人件費率は前年同期と同水準となりました。また、お客様目線での売場作りの質の向上を図るとともに、当社独自キャラクター「はっ犬ワンドゥ」の店舗への登場、参加型のイベントとして「ワークショップ」の開催、接客教育の見直しによる「新しい・楽しい売場」をコンセプトにソフト面の充実と合わせて、主要店舗の戦略的なリニューアルを実施いたしました。更に、本社主導での商品発注支援や、SNSと連動した陳列など、商品戦略との連動を意識した施策を実行し、中長期的な視点での差別化に取り組んでおりますが、年末年始の営業時間短縮傾向がすすんだことや、暖冬による冬物シーズン商品の売れ行きが鈍化した影響もあり、直営既存店売上高につきましては前年同期比で、99.8%となりました。
また、システム再構築関連費用の増加等により販売費及び一般管理費合計の売上高比率は前年同期比で0.8ポイント増加いたしました。
a.財政状態
① 資産
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は252億76百万円であり、前連結会計年度末に比べ6億76百万円減少いたしました。その主な要因は、「未収入金」が3億59百万円、「売掛金」が1億26百万円減少したこと等が挙げられます。
② 負債
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は127億22百万円であり、前連結会計年度末に比べ8億45百万円減少いたしました。その主な要因は、「買掛金」が5億30百万円、「未払法人税等」が1億63百万円減少したこと等が挙げられます。
③ 純資産
純資産合計は125億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億68百万円増加し、自己資本比率は49.4%となりました。
b.経営成績
当第1四半期連結累計期間の経営成績は売上高177億44百万円(前年同期比102.2%)、営業利益4億70百万円(前年同期比79.1%)、経常利益5億6百万円(前年同期比80.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億85百万円(前年同期比80.7%)となりました。
各事業の経営成績は、直営店売上高157億74百万円(構成比88.9%、前年同期比102%)、FC店への卸売上高17億49百万円(構成比9.9%、前年同期比101.6%)、その他売上高2億20百万円(構成比1.2%、前年同期比122.4%)となりました。
なお、セグメントの実績については、当社グループは単一セグメントのため記載しておりません。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。