第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2018年12月1日から2019年5月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復基調で推移しておりますが、通商問題の動向が世界経済に与える影響、海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響等により、不透明な状況が続いております。

小売業界におきましては、実質雇用指数の緩やかな増加もあり個人消費が持ち直しているものの、消費者マインドは弱含んでおり、また3月下旬に気温の低い日が続いた影響もあり、引き続き不安定な状況で推移いたしました。

こうした経営環境のなか、当社グループは、2018年11月期からの3ヶ年について定めた中期計画『Next3』を推進しております。2年目となります当連結会計年度におきましては、前期より全社方針として定めております「選ばれる独自性の確立」のための差別化戦略を推進するとともに、当期の事業方針を「出店の加速と生産性の更なる追求」と定め、出店、商品、販売の全般にわたる計画の実行と企業文化の変革に取り組んでまいりました。

店舗開発戦略では、当期事業方針「出店の加速と生産性の更なる追求」に伴い、個別案件ごとの最適な取引形態の提案により差別化を図り、話題の商業施設・駅ビル等への出店の実現に努めてまいりました。また、賃料コストが上昇する中で引き続き、ストアデザインと施工の改良による出店投資の単価低減に継続して取り組み、不採算店舗の退店と併せて、生産性の向上を図ってまいりました。

新規出店実績は、39店舗(直営店28店舗、FC店11店舗)、退店が31店舗となり、8店舗の純増となりました。これにより、当第2四半期連結会計期間末における店舗数は1,016店舗(直営店705店舗、FC店303店舗、海外FC店8店舗)となりました。

商品戦略では、中期計画の全社方針「選ばれる独自性の確立」の核となるべく、引き続き商品のオリジナリティの更なる追求を推進してまいりました。また、差別化戦略をより実効的なものにするために、SNSを通じた情報発信と情報分析を元にした話題商品の発掘や、有名ブロガーや動画クリエイターとのコラボレーション企画を行うなど、当社の強みを生かした施策と当社プライベートブランドである「Do!STARS」商品の開発を継続して実施するとともに、物流や環境問題を中心としたコスト上昇に対応するため、お取引先様との連携により商品のクオリティの維持に努めてまいりました。これにより売上高に対する原価率は前年同期と同水準となりました。

販売戦略では、お客様目線での売場作りの質の向上を図るとともに、当社独自キャラクター「はっ犬ワンドゥ」の店舗での撮影会の実施、参加型のイベントとして開催している「ワークショップ」の内容の充実、接客教育の見直しによる「新しい・楽しい売場」をコンセプトにソフト面の充実と合わせて主要店舗の戦略的なリニューアルを実施いたしました。更に、本社主導での商品発注支援や、SNSと連動した陳列など、商品戦略との連動を意識した施策を実行し、中長期的な視点での差別化に取り組んでまいりました。また、店舗における4S(整理・整頓・清掃・清潔)、在庫管理の徹底によるムダ取り、商品発注から受け入れ、陳列にいたるまでの店舗内物流構築などのインフラ整備を継続して実施し、店舗でのムリ、ムダ、ムラを省き生産性の向上を図りましたが、ゴールデンウィークによる物流等の影響もあり、直営既存店売上高につきましては前年同期比で、99.1%となり、売上高が計画を下回ったことにより人件費率が0.1%上昇いたしました。

また、地代家賃、システム再構築関連費用等の増加により販売費及び一般管理費合計の売上高比率は前年同期比で0.7ポイント増加いたしました。

 

a.財政状態

① 資産

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は262億14百万円であり、前連結会計年度末に比べ2億62百万円増加いたしました。その主な要因は、「有形固定資産」が2億86百万円増加したこと等が挙げられます。

② 負債

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は134億79百万円であり、前連結会計年度末に比べ88百万円減少いたしました。その主な要因は、「未払法人税等」が66百万円増加、「その他流動負債」が1億97百万円減少したこと等が挙げられます。

 

③ 純資産

純資産合計は127億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億50百万円増加し、自己資本比率は48.3%となりました。

 

b.経営成績

当第2四半期連結累計期間の経営成績は売上高357億19百万円(前年同期比100.9%)、営業利益8億71百万円(前年同期比78.5%)、経常利益9億30百万円(前年同期比78.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億50百万円(前年同期比69.1%)となりました。

各事業の業績は、直営店売上高316億27百万円(構成比88.6%、前年同期比100.7%)、FC店への卸売上高36億55百万円(構成比10.2%、前年同期比101.8%)、その他売上高4億37百万円(構成比1.2%、前年同期比113.5%)となりました。

なお、セグメントの実績については、当社グループは単一セグメントのため記載しておりません

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により9億68百万円増加、投資活動により11億21百万円減少、財務活動により1億35百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末の資金残高は40億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億88百万円減少となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により増加した資金は、9億68百万円であります。主な要因は、税金等調整前四半期純利益8億22百万円、減価償却費4億86百万円等が増加要因であり、法人税等の支払額3億19百万円等が減少要因であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により減少した資金は、11億21百万円であります。主な要因は、有形固定資産の取得による支出9億10百万円等であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により減少した資金は、1億35百万円であります。主な要因は、配当金の支払額1億35百万円であります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。