当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年12月1日から2020年2月29日)におけるわが国経済は、輸出が弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増した状態が続いているものの、各種政策の効果もあって雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調で推移しましたが、新型コロナウイルスの世界的な流行による世界経済の停滞、国内の消費マインドの変化など、先行きは不透明な状況が続いております。
小売業界におきましては、消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動や、記録的な暖冬の影響、新型コロナウイルスの影響の拡大もあり、個人消費の減速傾向は止まらず、厳しい状況が続いております。
こうした経営環境のなか、当社グループは、2018年11月期からの3ヶ年について定めた中期計画『Next3』を推進しております。最終年度となります当連結会計年度におきましては、全社方針として定めております「選ばれる独自性の確立」のための差別化戦略を推進するとともに、当期の事業方針を『変化に対応する構造改革の実行』と定め、より収益性の高い出店を行いつつ、多様化する顧客ニーズに答えられる店舗づくりのために、100円の商品に加え、100円以外の価格帯の商品の販売開始準備を進めており、厳しい環境下においても収益を上げていける体制づくりに取り組んでまいりました。
出店・退店戦略では、大手法人企業との連携強化をはかり、フランチャイズ契約等による出店を推進し、商業施設・駅ビル等については直営店舗を主軸として出店を推進してまいりました。
また、計画的な退店も行いつつ店舗数の純増と収益拡大の実現に努めてまいりました。
新規出店実績は、13店舗(直営店7店舗、FC店6店舗)、退店が13店舗となり、店舗数は増減なしとなりました。これにより、当第1四半期連結会計期間末における店舗数は1,050店舗(直営店719店舗、FC店323店舗、海外FC店8店舗)となりました。
商品戦略では、中期計画の全社方針「選ばれる独自性の確立」の核となるべく、引き続き商品のオリジナリティの更なる追求を推進してまいりました。
当期は、商品開発方針をニーズに対応する商品開発と定め、多様化するお客様のニーズに対応するため、100円以外の価格帯の商品の販売開始の準備を進めております。
また、商品のオリジナリティの更なる追求とSNS情報発信と情報分析による差別化戦略を引き続き推進してまいります。更に、物流や環境問題に対応するため、仕入先様と連携し、商品のクオリティを向上した商品開発に努めてまいりました。これにより、売上高に対する原価率は前年同期と比較して同水準の61.3%となりました。
販売戦略では、多様化するお客様のニーズに対応するべく、キャッシュレス決済の拡大と接客やイベントなどを充実させ、客単価の向上を図ってまいりました。
また、お客様目線での売り場作りの質の向上を図るとともに、当社独自キャラクター「はっ犬ワンドゥ」の店舗への登場、参加型のイベントとして「ワークショップ」の開催、接客教育の見直しによる「新しい・楽しい売り場」をコンセプトに、主要店舗の戦略的なリニューアルを引き続き実施いたしました。
更に、本部主導での商品発注支援や、SNSと連動した陳列など、中長期的な視点での差別化の取り組みを継続して実施しており、働き方改革の推進による年末年始の店休や営業時間短縮が進んだことや、記録的な暖冬による冬物商品の売れ行きの鈍化もありましたが、直営既存店売上高につきましては前年同期比で、102.7%となりました。
販売費及び一般管理費合計の売上高比率は前年同期と比較して同水準の36.1%となりました。
a.財政状態
① 資産
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は294億20百万円であり、前連結会計年度末に比べ7億86百万円増加いたしました。その主な要因といたしましては、「現金及び預金」が12億58百万円増加、「商品」が2億11百万円減少したこと等が挙げられます。
② 負債
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は170億35百万円であり、前連結会計年度末に比べ6億48百万円増加いたしました。その主な要因といたしましては、「電子記録債務」が6億57百万円増加したこと等が挙げられます。
③ 純資産
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は123億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億38百万円増加いたしました。自己資本比率は41.9%となりました。
b.経営成績
当第1四半期連結累計期間の経営成績は売上高187億32百万円(前年同期比105.6%)、営業利益4億83百万円(前年同期比102.8%)、経常利益5億7百万円(前年同期比100.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億30百万円(前年同期比80.8%)となりました。
各事業の経営成績は、直営店売上高165億11百万円(構成比88.1%、前年同期比104.7%)、FC店への卸売上高19億84百万円(構成比10.6%、前年同期比113.4%)、その他売上高2億36百万円(構成比1.3%、前年同期比107.3%)となりました。
なお、セグメントの実績については、当社グループは単一セグメントのため記載しておりません。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。