当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年12月1日から2021年5月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、3度目の緊急事態宣言が10都道府県に拡がり、期間も延長されるなど、依然として厳しい状況が続きました。
小売業界におきましては、節約志向が高まる一方、衛生関連商品や巣籠り消費関連は好調ながら、ワクチン接種の促進状況によっては、感染動向が経済に与える影響に十分注意する必要があります。
こうした状況のなか、当社グループは、さらなる成長を実現するために、2021年11月期からの3ヶ年について定めた中期計画『Next3』の推進をしております。当連結会計年度におきましては、「顧客満足度」を追求し、お客様の目線による「商品」と「店舗」のブラッシュアップを重ね、確実な品揃えと快適で利便性の高いお買い物空間の提供に取り組んでまいりました。また、他価格帯商品のラインナップの拡充、契約形態の多様性による積極的な出店やリニューアルも継続してまいりました。
出店・退店につきまして、直営店舗におきましては、引き続き商業施設・路面店を主軸として出店を推進し、また、第2四半期より売上高の拡大と収益体質の強化を目的とした、委託店舗の出店をスタートさせました。FC店舗におきましては、大手法人企業との連携強化を図り、フランチャイズ契約等による出店を推進させました。その結果、新規出店数は、58店舗(直営店23店舗〔委託店含む〕、FC店35店舗)、退店が29店舗となり、店舗数は29店の増加となりました。これにより、当第2四半期連結会計期間末における店舗数は1,128店舗(直営店719店舗〔委託店含む〕、FC店402店舗、海外FC店7店舗)となりました。
商品につきましては、『お客様のニーズに対応する品揃え』を軸に、新商品開発と、付加価値向上への取り組みに推進してまいりました。新商品開発におきましては、他価格帯商品の拡充、新しい生活様式に対応する商品開発及びシーズンディレクションマップに基づく商品開発を推進し、お客様のニーズに対応する確実性の高い商品化に努めてまいりました。また、付加価値向上への取り組みにおきましては、商品ラインナップの拡充と品揃えの精度向上、グループ企業活用による商品調達力の強化に努めてまいりました。SNSによる情報発信と情報分析は継続して推進し、「キャンドゥ」ブランドの認知度向上と付加価値向上を図ってまいりました。
売上高に対する原価率は、他価格帯商品の導入や出店強化を進めるFC店の売上構成比が上昇したことにより、前年同期比では、0.1ポイント増の61.8%となりました。
店舗につきましては、『お客様の期待に応え続ける店舗づくり』を軸に、店舗における「品揃え」・「接客」・「利便性」の向上に努めてまいりました。品揃え面では、POSデータと本部情報を活用し個店ごとの品揃えと在庫量の最適化を推進してまいりました。接客面では、目指す接客の在り方を明確化し、全店に浸透させる教育体制の基礎作りに努めてまいりました。また、利便性の面では、決済手段の拡充を図るとともに、提供する価値を全国のお客様にお届けすべくパートナー企業様との協業等による出店を推進してまいりました。需要の高いマスク・除菌関連を中心とした衛生関連商品等の販売を強化するとともに、生活必需品の継続供給に努めましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、緊急事態宣言が再発出され、外出の自粛や都道府県を跨いだ移動の減少による大都市店舗の売上減少、テナントとして出店している商業施設の営業時間の短縮などの減少要因もあり、直営既存店売上高につきましては前年同期比で、96.8%となりました。
販売費及び一般管理費合計の売上高比率は人件費の減少により、前年同期比で0.5ポイント減少となりました。
a.財政状態
① 資産
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は285億69百万円であり、前連結会計年度末に比べ1億89百万円増加いたしました。その主な要因は、「商品」が1億58百万円増加、「未収入金」が1億35百万円増加、「建物及び構築物(純額)」が1億37百万円増加、「現金及び預金」が1億48百万円減少したこと等が挙げられます。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は156億7百万円であり、前連結会計年度末に比べ1億96百万円減少いたしました。その主な要因は、「電子記録債務」が4億69百万円増加、「買掛金」が1億61百万円減少、流動負債の「その他」が4億96百万円減少したこと等が挙げられます。
③ 純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は129億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億85百万円増加いたしました。自己資本比率は45.4%となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績は売上高373億53百万円(前年同期比101.4%)、営業利益10億44百万円(前年同期比117.1%)、経常利益10億82百万円(前年同期比115.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億72百万円(前年同期比113.2%)となりました。
各事業の経営成績は、直営店売上高320億48百万円(構成比85.8%、前年同期比99.8%)、FC店への卸売上高47億62百万円(構成比12.8%、前年同期比108.5%)、その他売上高5億41百万円(構成比1.5%、前年同期比149.5%)となりました。
なお、セグメントの実績については、当社グループは単一セグメントのため記載しておりません。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により11億9百万円増加、投資活動により11億22百万円減少、財務活動により1億35百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末の資金残高は41億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億48百万円減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は、11億9百万円であります。主な要因は、税金等調整前四半期純利益8億65百万円、減価償却費5億72百万円、仕入債務の増加額3億8百万円が増加要因であり、法人税等の支払額4億66百万円が減少要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により減少した資金は、11億22百万円であります。主な要因は、有形固定資産の取得による支出9億55百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により減少した資金は、1億35百万円であります。要因は、配当金の支払額1億35百万円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。