第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間における、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済・金融対策により緩やかな回復基調が続いているものの、企業業績・個人消費は当初の期待どおりには改善が進まず、英国のEU離脱や米国大統領選挙等による海外経済の不透明感から株式市場や為替の変動が大きくなるなど、不透明な状況が続く展開となりました。

このような環境の中、外食産業におきましても、個人消費の足踏み、人件費の高止まりに加え、コンビニエンス・ストアや食品スーパー等との顧客獲得競争がさらに激化し、経営環境は引き続き厳しい状況が続いております。

このような状況の下、当社グループの当連結会計年度は、「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ、人類の生成発展に貢献する」という経営理念のもと、店舗価値の向上や人材の育成に継続して取り組むとともに、コーポレート・ガバナンスの強化による企業価値の向上にも取り組んでおります。7月にはグランド・メニューをリニューアルするなど商品の改善にも取り組んでおります。

当第3四半期連結累計期間の店舗展開につきましては、国内におきましては、「大戸屋ごはん処」直営7店舗を首都圏並びに関西圏及び北海道に、フランチャイズ6店舗を地方都市に新規に出店し、海外におきましては、「大戸屋ごはん処」フランチャイズ店を台湾で3店舗、新規に出店いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間中に合計16店舗を出店したため、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は当社グループ合計で437店舗(うち国内直営145店舗、国内フランチャイズ203店舖、海外直営13店舗、海外フランチャイズ76店舗)となりました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、個人消費の足踏み、販管費の減少、為替差損の影響もあり、売上高は19,178百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益507百万円(同17.1%増)、経常利益460百万円(同6.8%増)となり、受取立退料32百万円並びに受取保険金8百万円及び受取和解金4百万円を特別利益に計上する一方、固定資産除却損17百万円及び店舗閉鎖損失6百万円を特別損失に計上し、法人税等合計が287百万円となったため、親会社株主に帰属する四半期純利益は193百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失100百万円)となりました。

 

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① 国内直営事業

国内直営事業は「大戸屋ごはん処」7店舗(上野公園店、ライフ相模原若松店、須磨パティオ店、宝塚安倉店、松戸駅前店、札幌白石店、円山公園店)の新規出店があり、国内直営事業でありました3店舗(阪奈菅原町店、代々木駅前店、パサージオ西新井店)が国内フランチャイズ事業となりましたが、国内フランチャイズ事業でありました5店舗(モラージュ菖蒲店、用賀SBS店、小田急町田東口店、横浜ビジネスパーク店、ベニバナウォーク桶川店)について国内直営事業としました。また、国内直営事業5店舗(柏東口店、松戸駅西口店、新宿靖国通り店、虎ノ門店、豊洲IHIビル店)、他業態1店舗(大戸屋ダイニングおとや笛吹川フルーツ公園店)が閉店いたしました。

これにより、当第3四半期連結会計期間末における国内直営事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」144店舗、「おとや」(他業態)1店舗の総計145店舗となりました。

以上の結果、国内直営事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は10,759百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益252百万円(同15.3%増)となりました。

 

② 国内フランチャイズ事業

国内フランチャイズ事業は、「大戸屋ごはん処」6店舗(ウェルディ長泉店、佐賀北バイパス店、マックスバリュ千代田店、岡崎南店、エイスクエア草津店、和歌山カーニバル店)の新規出店があり、国内フランチャイズ事業でありました5店舗(モラージュ菖蒲店、用賀SBS店、小田急町田東口店、横浜ビジネスパーク店、ベニバナウォーク桶川店)が直営事業となりました。また、3店舗(阪奈菅原町店、代々木駅前店、パサージオ西新井店)について国内フランチャイズ事業としました。

これにより、当第3四半期連結会計期間末における国内フランチャイズ事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」203店舗となりました。

以上の結果、国内フランチャイズ事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は6,033百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益776百万円(同0.5%減)となりました。

 

③ 海外直営事業

海外直営事業は、当第3四半期連結会計期間末現在、13店舗(香港大戸屋有限公司が香港に4店舗、OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.がシンガポール共和国に3店舗、AMERICA OOTOYA INC.が米国ニューヨーク州に5店舗、M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.がタイ王国に1店舗)稼働しており、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,046百万円(前年同期比4.4%減)、営業損失48百万円(前年同期は232百万円の営業損失)となりました。

 

④ 海外フランチャイズ事業

海外フランチャイズ事業は、当第3四半期連結会計期間末現在、76店舗(タイ王国において43店舗、台湾において26店舗、インドネシア共和国において5店舗、中国上海市において1店舗、ベトナムホーチミン市において1店舗)を展開しており、当第3四半期連結累計期間の売上高は127百万円(前年同期比38.9%減)、営業利益41百万円(同42.4%減)となりました。

 

⑤ その他

その他は、メンテナンス事業、食育事業及び品質管理事業等であり、当第3四半期連結会計期間末現在、株式会社OTYフィールがメンテナンス事業を、株式会社OTY食ライフ研究所が食育事業を、THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.が当社のプライベートブランド商品(焼魚に使用する魚の加工品)に係る品質管理事業等をタイ王国で行っており、THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.が海外向け食材販売の一部を行ったことにより当第3半期連結累計期間の売上高は210百万円(外部顧客に対する売上高。前年同期比8.2%減)、営業利益4百万円(同85.2%減)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、現金及び預金2,523百万円を主なものとして4,431百万円(前連結会計年度末比26.8%減)、また、固定資産は、店舗等の有形固定資産3,446百万円と敷金及び保証金1,810百万円を主なものとして5,951百万円(同2.3%減)であり、資産合計では10,382百万円(同14.5%減)となりました。これは主に、現金及び預金が減少したためであります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、1年内返済予定の長期借入金1,308百万円、買掛金1,079百万円及び未払金745百万円を主なものとして3,790百万円(前連結会計年度末比16.1%減)、固定負債は、長期借入金601百万円を主なものとして2,045百万円(同32.1%減)であり、負債合計では5,836百万円(同22.5%減)となりました。これは主に、長期借入金が減少したためであります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は4,546百万円(前連結会計年度末比1.6%減)となり、自己資本比率は43.5%となりました。これは主に、為替換算調整勘定が減少したためであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因

当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更及び新たに生じた要因はありません。

 

(6)経営者の問題認識と今後の方針について

わが国経済は今後も緩やかな回復基調が続くと予想されておりますが、個人消費の低迷が続くなど不安定な要因もあり、引き続き不透明な状況が続くものと思われます。

外食産業を取り巻く環境は食材価格の高止まりや人手不足による人件費の上昇に加え、コンビニエンス・ストアや食品スーパー等の他業態との競争が激しさを増し、引き続き厳しい環境が続くと思われます。

こうした中、当社グループは「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ人類の生成発展に貢献する」という経営理念のもと、店内調理による徹底的な品質の向上に取り組み、お値打ち感があり、栄養バランスもとれた商品を提供し、差別化を図って参ります。

国内におきましては、新規出店と既存店舗の改装を積極的に行うとともに、「店舗価値向上」に努め、海外におきましては、アジア地域における店舗の拡大・充実を中心に事業を展開して参ります。

以上の方針のもと国内・海外における大戸屋ブランドの確立に努めるとともに、コーポレート・ガバナンスの強化に積極的に取り組み、当社グループの企業価値の向上を図って参ります。