なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な世界経済を背景に企業収益や雇用環境が改善し、緩やかな回復基調が続きましたが、個人が景気の回復を十分に実感するには至らず、海外における政治・経済の不透明感や地政学リスクなどから引き続き不安定な状況が続きました。
外食産業におきましても、食材価格の高止まりや人件費の上昇に加え他業態との顧客獲得競争がさらに激化し、経営環境は引き続き厳しい状況となりました。
このような状況の下、当社グループの当連結会計年度は、中期経営計画「継承」~「改革」~「飛躍」の初年度である継承期にあたり、「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ、人類の生成発展に貢献する」という経営理念のもと、「ちゃんとごはん。」を大戸屋ブランドのスローガンに掲げ、店舗価値の向上や人材の育成に取り組むとともに、6月にはグランド・メニューのリニューアルを行った他、季節商品の導入にも取り組んでまいりました。
当第3四半期連結累計期間の店舗展開につきましては、国内におきまして、「大戸屋ごはん処」8店舗(直営2店舗、フランチャイズ6店舗)を新規に出店いたしました。その結果、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は当社グループ合計で451店舗(うち国内直営145店舗、国内フランチャイズ207店舖、海外直営13店舗、海外フランチャイズ86店舗)となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は19,721百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益409百万円(同19.3%減)、経常利益432百万円(同6.2%減)となり、創業者功労金200百万円及び固定資産除却損23百万円を特別損失に計上し、法人税等合計が124百万円となったため、親会社株主に帰属する四半期純利益は68百万円(同64.7%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 国内直営事業
国内直営事業は「大戸屋ごはん処」2店舗(新さっぽろサンピアザ店、溝の口店)の新規出店がありましたが、4店舗(イトーヨーカドー奈良店、渋谷文化村通り店、行徳駅南口店、大宮東口店)の閉店がありました。また、国内直営事業でありました2店舗(飯能店、練馬駅南口店)が国内フランチャイズ事業となり、国内フランチャイズ事業でありました3店舗(福岡志免店、府中北口店、パサージオ西新井店)が直営事業となりました。
これにより、当第3四半期連結会計期間末における国内直営事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」144店舗、「おとや」(他業態)1店舗の総計145店舗となりました。
以上の結果、国内直営事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は10,985百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益95百万円(前年同期比62.3%減)となりました。
② 国内フランチャイズ事業
国内フランチャイズ事業は、「大戸屋ごはん処」6店舗(大垣店、津 山の手店、広小路柳橋店、一宮木曽川店、新潟女池店、豊田前山店)の新規出店がありました。また、国内直営事業でありました2店舗(飯能店、練馬駅南口店)が国内フランチャイズ事業となり、国内フランチャイズ事業でありました3店舗(福岡志免店、府中北口店、パサージオ西新井店)が直営事業となりました。
これにより、当第3四半期連結会計期間末における国内フランチャイズ事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」207店舗となりました。
以上の結果、国内フランチャイズ事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は6,205百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益788百万円(同1.5%増)となりました。
③ 海外直営事業
海外直営事業は、当第3四半期連結会計期間末現在、13店舗(香港大戸屋有限公司が香港に4店舗、OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.がシンガポール共和国に3店舗、AMERICA OOTOYA INC.が米国ニューヨーク州に5店舗、M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.がタイ王国に1店舗)稼働しており、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,163百万円(前年同期比5.7%増)、営業損失91百万円(前年同期は48百万円の営業損失)となりました。
④ 海外フランチャイズ事業
海外フランチャイズ事業は、当第3四半期連結会計期間末現在、86店舗(タイ王国において43店舗、台湾において30店舗、インドネシア共和国において9店舗、中国上海市において3店舗、ベトナムホーチミン市において1店舗)を展開しており、当第3四半期連結累計期間の売上高は144百万円(前年同期比13.3%増)、営業利益56百万円(同35.6%増)となりました。
⑤ その他
その他は、メンテナンス事業、食育事業及びタイ王国におけるプライベートブランド商品の輸入・販売事業であり、当第3四半期連結会計期間末現在、株式会社OTYフィールがメンテナンス事業を、THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.がプライベートブランド商品の輸入・販売をタイ王国で行っており、当第3四半期連結累計期間の売上高は221百万円(外部顧客に対する売上高。前年同期比5.5%増)、営業利益29百万円(同567.5%増)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、現金及び預金2,044百万円を主なものとして3,936百万円(前連結会計年度末比12.5%減)、また、固定資産は、店舗等の有形固定資産3,201百万円と敷金及び保証金1,827百万円を主なものとして5,678百万円(同1.4%減)であり、資産合計では9,614百万円(同6.2%減)となりました。これは主に、現金及び預金が減少したためであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、1年内返済予定の長期借入金601百万円、買掛金1,146百万円及び未払金707百万円を主なものとして3,554百万円(前連結会計年度末比5.7%減)、固定負債は、資産除去債務340百万円を主なものとして1,487百万円(同15.7%減)であり、負債合計では5,042百万円(同8.9%減)となりました。これは主に、長期借入金が減少したためであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は4,572百万円(前連結会計年度末比3.1%減)となり、自己資本比率は47.0%となりました。これは主に、配当金の支払により利益剰余金が減少したためであります。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更及び新たに生じた要因はありません。
わが国経済は、今後も全体的には緩やかな回復基調が続くと予想されますが、個人消費の動向など不安定な要因もあり、引き続き不透明な状況が続くものと思われます。
外食産業を取り巻く環境は食材価格の高止まりや人件費の上昇が懸念される中、他業態との競争がさらに激しさを増し、引き続き厳しい環境が続くと思われます。
こうした中、当社グループは中期経営計画「継承」~「改革」~「飛躍」の推進を最重要課題と位置づけ、全役職員が一丸となり、大戸屋ブランドの確立と中長期的発展並びに企業価値向上に取り組んでまいります。