文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出産業を中心とした企業業績の回復や、円安を契機とした訪日外国人観光客の増加によりインバウンド需要が消費を引き上げております。しかしながら、円安を要因とした輸入原材料価格の高騰による物価上昇の影響を受けた個人消費の足踏み状態、並びに中国経済の減速や欧州経済の停滞などにより、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、主力である写真事業において、競合他社との差別化強化を図り、お客様に選んでいただけるお店になるための取り組みをおこなってまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は23,836百万円(前年同期比3.6%の増加)、営業利益は502百万円(前年同期は665百万円の営業損失)、経常利益は507百万円(前年同期は683百万円の経常損失)、四半期純損失は220百万円(前年同期は938百万円の四半期純損失)となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
(写真事業)
写真事業は、昨年同様、「早撮り七五三キャンペーン」並びに、「七五三お出かけ着物レンタル」施策の実施で件数獲得を図りました。当年度は、リピーターの方向けの七五三ダイレクトメール特典商品として、「MyHistoryフォト」を新規導入いたしました。この商品は、過去に当社で撮影された画像と、今回の七五三で撮影された画像を1枚の写真にまとめたもので、これまでたくさんのお子様の笑顔を撮ってきた当社ならではの商品としてご好評をいただいております。そのほか、昨年に引き続き、7月中旬から8月にかけて、雑誌「ちゃお」とのコラボレーション企画である「ちゃおモデル体験撮影会」や、8月に「百日赤ちゃん 笑顔の写真絶対撮りますキャンペーン」並びに、「ディズニーキャラクター撮影キャンペーン」を実施し、件数獲得に努めました。
国内こども写真館の出店状況は、移転5店舗を含み16店舗出店、退店4店舗を行い、ショッピングセンター内の区画移動・増床を含む改装を167店舗実施いたしました。
その結果、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は、国内こども写真館481店舗(直営店舗471店・フランチャイズ店舗10店)、アミューズメント写真館3店舗、ペット写真館1店舗、韓国の子会社におけるこども写真館3店舗、台湾の合弁会社におけるこども写真館5店舗を含め、493店舗となっております。
以上の結果、写真事業の売上高は23,732百万円(前年同期比3.9%の増加)、セグメント利益は442百万円(前年同期は665百万円のセグメント損失)となりました。
(衣装製造卸売事業)
衣装製造卸売事業は、引き続き、当社向け衣装の生産コストの低減を図るため、生産工数の効率化向上に取り組みました。
以上の結果、衣装製造卸売事業の売上高は1,405百万円(前年同期比11.7%の減少)、セグメント利益は229百万円(前年同期比1.6%の減少)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末と比べ1,572百万円増加し28,088百万円となりました。
流動資産は、法人税等及び配当金の支払いに伴う現金及び預金の減少及び受取手形及び売掛金の増加等により、前連結会計年度末と比べ87百万円増加の10,905百万円となりました。
固定資産は、改装等による有形固定資産の取得等により、前連結会計年度末と比べ1,485百万円増加の17,183百万円となりました。
② 負債の状況
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べ2,561百万円増加し11,305百万円となりました。
流動負債は、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末と比べ2,317百万円増加の9,013百万円となりました。
固定負債は、退職給付に係る負債の増加及びその他に含まれる長期リース債務の増加等により、前連結会計年度末と比べ244百万円増加の2,292百万円となりました。
③ 純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べ988百万円減少し16,783百万円となりました。
これは主に、当第3四半期連結累計期間の四半期純損失及び前連結会計年度の剰余金の処分(配当金支払い)などによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。