文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
なお、当社はスーパーマーケット事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間(平成28年3月1日~平成28年8月31日)におけるわが国経済は、政府及び日銀の各種政策を背景とした企業収益や雇用・所得環境の改善に伴い、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、中国をはじめとするアジア新興国及び資源国等の経済減速や英国のEU離脱問題など、海外経済の不確実性の高まりなどもあり、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。
スーパーマーケット業界におきましては、流通業界の再編・淘汰の加速、異業種間競争の激化、成熟し縮小する市場変化への対応、人材確保対策及び個人消費回復の遅滞などの課題が山積し、企業の生き残りをかけた厳しい経営環境が続いております。
このような状況のなか、当社におきましては、一貫して「おいしいものを食べたい、豊かな食生活を楽しみたい」というお客様の期待にお応えするべく、「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」の構築に努めてまいりました。そして、当社のようなローカルスーパーマーケットがお客様の支持を得るための最重要事項は「商品」であるとの方針のもと、北海道№1の商品力の確立を目指しております。
当第2四半期累計期間におきましては、低温などの不安定な天候により、焼肉商材、行楽用品、夏物衣料の需要に多少の影響がみられましたが、7月までの業績は比較的順調に推移いたしました。しかしながら、8月は前年に比べて土曜日・日曜日が1回ずつ少ないことや、祝日が増えたお盆商戦の需要動向の分散化など、台風の影響を含めた客数減少要因により苦戦することとなりました
なお、8月の相次ぐ台風上陸では、道内各地で大きな被害が発生し、玉ねぎ・イモ・人参などの農産物への影響は元より、インフラや地域経済への深刻な影響が今後の懸念とされる状況になっております。
当第2四半期累計期間の既存店売上高は、前年比99.9%でありましたが、4月に新規出店した「シティマート女満別店」が好調に推移していること、閉店した3店舗の閉店セールが好調であったことに加え、生鮮部門が前年から依然として好調を維持していることもあり、売上高は前年同四半期と比較し増収となりました。部門別としては、野菜の相場高などにより好調の生鮮部門が牽引役となり、グロサリー部門及び不安定な天候の影響を受けたにも関わらず堅調であった衣料部門を含めて、主要3部門が計画数値を上回りました。
この結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高216億94百万円(前年同期比100.2%)、経常利益1億77百万円(前年同期比148.2%)、四半期純利益78百万円(前年同期比233.5%)となりました。
当第2四半期累計期間における店舗の状況は、平成28年4月15日に網走郡大空町に「シティーマート女満別店」(食料品店)を新規出店し、同年3月18日付で「ラッキー西野1号店」、同年5月17日付で「ラッキー美しヶ丘店」、同年6月15日付で「ラッキー衣料館長都店」を閉店しております。改装店舗としては、平成28年6月に「シティ網走店」を改装しております。
平成28年8月31日現在の店舗数は、34店舗であります。
(2) 財政状態の分析
① 資産
当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末と比較し4億54百万円減少し194億54百万円となりました。
その主な要因は、現金及び預金の減少が1億5百万円、繰延税金資産の減少が流動資産及び固定資産合わせて75百万円、店舗の閉店及び固定資産の売却による有形固定資産の減少が1億52百万円、差入保証金の減少が64百万円であったことなどによるものであります。
② 負債
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末と比較し4億79百万円減少し149億2百万円となりました。
その主な要因は、長期借入金(1年内返済予定を含む)が5億29百万円増加したものの、短期借入金の減少が7億50百万円、役員退職慰労引当金の減少が1億64百万円であったことなどによるものであります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末と比較し24百万円増加し45億52百万円となりました。
その要因は、株主配当による減少63百万円があったものの、四半期純利益78百万円の計上及びその他有価証券評価差額金の増加が9百万円であったことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1億5百万円減少し、4億29百万円(前事業年度末残高は5億34百万円)となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は4億86百万円(前年同四半期は4億70百万円の獲得)となりました。これは主に減価償却費が3億15百万円、仕入債務の増加額が1億69百万円であったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は20百万円(前年同四半期は3億90百万円の使用)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入が11億30百万円、差入保証金の回収による収入が87百万円であったものの、定期預金の預入による支出が11億30百万円、有形固定資産の取得による支出が1億5百万円であったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は5億71百万円(前年同四半期は1億74百万円の使用)となりました。これは主に長期借入れによる収入が13億円、社債の発行による収入が2億96百万円であったものの、短期借入金の純減少額が7億50百万円、長期借入金の返済による支出が7億70百万円、社債の償還による支出が4億30百万円、リース債務の返済による支出が1億53百万円であったことなどによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。