(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀による金融緩和策を背景に企業収益や雇用・所得環境の改善が進み、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
外食産業におきましては、競合他社による積極的な出店のみならず、他業種・他業態との競争の激化、人手不足に伴う人件費や採用コストの高騰、原材料価格の高止まり等、業界全体で厳しい経営環境は続いております。
このような状況の中、当社グループは「大衆というカテゴリーで日本一の外食企業になる」という確固たる目標のもと、既存事業の全体的な底上げを行うための商品開発、販売促進キャンペーン活動の強化、店舗におけるサービス力向上を図るための教育・研修体制の強化に注力し、「まいどおおきに食堂」を中心として「神楽食堂 串家物語」、「手作り居酒屋 かっぽうぎ」、「つるまる」をはじめとする全ブランドの業績向上に全社一丸となって取り組みました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高349億円(前年同期比4.7%増)、営業利益24億10百万円(前年同期比2.0%増)、経常利益23億23百万円(前年同期比2.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が10億83百万円(前年同期比0.3%増)となりました。また、当社グループ全体で当連結会計年度における新規出店数は32店舗(直営29店舗、FC店3店舗)、当連結会計年度末の店舗数は809店舗(直営店(国内)449店舗、FC店(国内)352店舗、直営店(海外)6店舗、FC店(海外)2店舗)となりました。
(直営事業)
直営事業におきましては、「まいどおおきに食堂」を中心に全ブランドの既存店業績向上の実現に向けた組織体制の構築に注力致しました。また新規出店については、安定した収益力をもつ「串家物語」を中心に大型商業施設内への積極的な展開と、「さち福や」「えびのや」「フジオ軒」等のブランドについても立地を厳選した出店を行いました。
その結果、当連結会計年度中の新規出店は29店舗、直営事業全体で売上高は331億88百万円(前年同期比4.7%増)、セグメント利益は34億13百万円(前年同期比2.1%増)となりました。
(FC事業)
FC事業におきましては、フランチャイズ加盟店に対する支援業務について、本部組織の営業本部内にトレーナー機能を設置しており、直営店に現れた特長や改善点を営業本部の当社トレーナーから各加盟店への共有をスピーディーに進めております。さらには当社トレーナーが各加盟店に臨店の上行う調理指導の他、店長会議、トレーナー会議等を通じても直営店における成功事例・問題点の共有を進めることにより、加盟店店舗の収益力強化に努めております。
その結果、当連結会計年度中の新規出店は3店舗、FC事業全体の売上高は17億12百万円(前年同期比4.6%増)、セグメント利益は12億23百万円(前年同期比9.2%増)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は21億86百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は36億38百万円の収入(前年同期は29億4百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が18億81百万円となり、非現金支出である減価償却費16億47百万円及び減損損失3億92百万円が発生したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は33億39百万円の支出(前年同期は41億12百万円の支出)となりました。主な要因は、直営店の新規出店等による有形固定資産の取得による支出19億94百万円及び敷金及び保証金の差入による支出2億32百万円、株式会社梅の花との資本業務提携にともなう投資有価証券の取得による支出9億66百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は2億39百万円の支出(前年同期は11億16百万円の収入)となりました。主な要因は、借入の実行による収入が33億60百万円、長期借入金の返済、社債の償還、割賦債務及びリース債務の返済、自己株式の取得による支出が35億16百万円、発生したことによるものであります。
(1)生産実績
当社は生産を行っていないため、該当事項はありません。
(2)受注状況
1.直営事業については、店舗においてお客様から商品の注文をいただき、その場で調理して直接お客様へ提供しておりますので受注実績について記載すべき事項はありません。
2.FC事業については、受注形態による販売ではないため、受注実績について記載すべき事項はありません。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績を示すと次のとおりであります。
① セグメント別売上高
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自平成28年1月1日 至平成28年12月31日) |
|
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金額(百万円) |
前年同期比(%) |
|
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まいどおおきに食堂 |
10,272 |
97.6 |
|
|
神楽食堂 串家物語 |
10,914 |
105.4 |
|
|
手作り居酒屋 かっぽうぎ |
2,340 |
98.8 |
|
|
つるまる |
2,112 |
96.5 |
|
|
その他 |
7,547 |
120.7 |
|
|
直営事業 計 |
33,188 |
104.7 |
|
|
加盟金売上 |
115 |
906.2 |
|
|
ロイヤルティ売上 |
798 |
99.9 |
|
|
イニシャル売上 |
71 |
68.0 |
|
|
ランニング売上 |
726 |
101.0 |
|
|
FC事業 計 |
1,712 |
104.6 |
|
|
合計 |
34,900 |
104.7 |
|
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.イニシャル売上は、出店時に必要な店舗設備、備品などの売上であります。
3.ランニング売上は、店舗運営時に必要な消耗品類などの売上であります。
4.海外部門の売上は、上海に出店している6店舗のみ上記金額に含まれております。
② 直営事業地域別売上高
|
|
前連結会計年度 (自平成27年1月1日 至平成27年12月31日) |
当連結会計年度 (自平成28年1月1日 至平成28年12月31日) |
||||
|
直営店売上高 |
直営店売上高 |
|||||
|
売上高 (百万円) |
構成比 (%) |
期末店舗数 (店) |
売上高 (百万円) |
構成比 (%) |
期末店舗数 (店) |
|
|
関東地区 |
8,943 |
28.22 |
119 |
9,571 |
28.84 |
123 |
|
東海地区 |
1,482 |
4.68 |
17 |
1,697 |
5.11 |
15 |
|
関西地区 |
18,908 |
59.68 |
269 |
19,753 |
59.52 |
273 |
|
中国・四国地区 |
756 |
2.39 |
7 |
555 |
1.67 |
5 |
|
九州地区 |
990 |
3.12 |
11 |
1,055 |
3.18 |
13 |
|
海外地区 |
606 |
1.91 |
8 |
556 |
1.68 |
6 |
|
合計 |
31,687 |
100.00 |
431 |
33,188 |
100.00 |
435 |
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記の前連結会計年度の売上高及び店舗数には非連結子会社は含まれておりません。
3.上記の当連結会計年度の売上高及び店舗数には非連結子会社は含まれておりません。
当社グループといたしましては、当面の対処すべき課題として以下のとおり認識し、対策に取り組んでおります。
①既存店の収益力向上
当社の成長グループ戦略のためには、既存店の収益力向上が必要不可欠と認識しております。さらなる収益力向上のため、「凡事徹底」(飲食店として当たり前の事を当たり前に行う)を直営店、FC店の全店共通の合言葉に、QSCレベルの向上、お客様に喜んで頂けるお店作りに邁進してまいります。
②FC加盟店の出店促進と支援体制の強化
FC加盟店の業績向上のため、出店候補地の探索支援、研修トレーナーの育成支援など研修体制の充実を図り、また出店後の支援についても、支援体制を強化することでFC加盟店の収益力向上に邁進してまいります。
③時代のニーズに対応した業態の開発
日常食・大衆食をキーワードに、多様化する消費者のニーズに的確に対応した業態をスピーディーに開発し、どの店舗においても良質かつ同質の商品サービスが提供できるようにパッケージ化をすすめることが重要であると考えております。当社グループでは、既存業態のブラッシュアップ、新業態の開発を経営の生命線であると捉え、業態を開発することで他社との差別化を図ってまいります。
④人材の確保とスピーディーな人材育成の推進
さらなる成長に向けて出店を進めていく上で優秀な人材を確保し、お客様に満足して頂けるサービスを提供できる人材として育成していくことは重要な課題であると認識しております。このため当社グループは求人・採用のレベルアップ、採用後の従業員に対するフォローの充実、「夢を持てるキャリアアッププラン制度」の再構築作業や人事評価制度の見直し・運用、ストックオプション制度の導入等、従業員の定着を図るとともに、従業員のレベルアップを図るため、毎月、営業店舗の全従業員を対象として様々な店舗運営ノウハウを指導・教育する「階層別研修」を開催するなど、特に営業スタッフに向けた独自の教育プログラムを実施・運営しています。さらには、「夢を持てるキャリアアッププラン制度」の一環としまして、「独立支援制度」のブラッシュアップも実施し、既存の営業幹部・専門職ラインとは別に、志望者から申請に基づいた上で、一定の社内基準に達した者を選抜し、当社との業務委託契約の締結により店主として独立し経営者を目指す道も用意されております。
⑤メニュー開発・仕入から商品提供までの体制強化
外食産業には、「食」を直接提供する産業としてのレベルの高い安全衛生管理体制の強化が求められております。より安全性の高い食材の確保に注力し、「手作り感」を大切にした、リーズナブルな価格で安全で衛生管理の行き届いた商品の提供ができるように体制を強化してまいります。
下記において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる事項を記載しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を十分認識した上で、発生の回避もしくは発生した場合でも、影響を最小限にとどめるべく、企業体力の充実、財務体質の向上に努めております。なおリスク要因はこれらの事項に限られるものでなく、また将来発生しうる全てのリスクを必ずしも網羅したものではありません。
①直営店出店戦略について
当社グループは、直営店を日本国内で449店舗、海外に6店舗(平成28年12月31日現在)展開しております。確実な出店による店舗数拡大が当社グループの基本戦略の一つとして認識しており、今後も収益を確保できる出店を行っていく方針です。新規出店に際し、立地条件・賃借条件から既存店舗における実績を根拠とした事業計画を綿密に立て、その収益性を十分に検討してまいりますが、条件に合致した物件が確保できない場合、また、新規店舗の業績が計画通りに推移しない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
②加盟店の展開について
当社グループは、直営店と同じく加盟店による出店を確実に進めることを基本戦略の一つとしており、加盟店の支援業務、開発業務の強化に努めております。しかしながら、加盟店の各企業の個別事情及び立地確保の遅れなどから、出店数や出店時期が当社の計画通りに進まない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③加盟契約締結後の出店状況について
当社グループは、加盟希望者と加盟契約を締結し、加盟契約に定めたエリアにおいて、当社グループが定める商標を使用することで、加盟店が自ら店舗を経営する権限を付与しております。加盟契約では、出店場所の確保は加盟店側の責任としておりますので、加盟店が出店場所を確保できなかった場合でも当社がその責任を負わないこと及び加盟店から収受する加盟金は、理由の如何を問わず一切返還しないものと定められております。しかしながら契約解除の理由などを考慮して当社が加盟店に対して加盟契約解除に伴う費用を支払う可能性もあり、その場合は当社の業績に影響を与える可能性があります。
④当社グループがフランチャイジー(加盟企業)となる出店について
国内および海外戦略の一環として、当社グループが他社の主宰するフランチャイズ事業に加盟し、加盟企業(店)として店舗展開を行う場合があります。この場合、当該事業は継続的取引のため、基本的には5年を超える中長期的な期間が契約期間として設定されることが見受けられますが、当該他社または当社グループの戦略、環境の変化その他契約条件の見直しや合意に至らないこと等により、当該フランチャイズ事業が短期間で終了し、または契約更新に至らない場合があり、この場合は当社の業績に影響を与える可能性があります。
⑤競合の状況について
外食業界は、他業態と比較すると参入障壁が低く新規参入が多いこと、また長引く個人消費の低迷や業界の垣根を越えた価格競争の影響も受け、非常に激しい競合状態が続いている業界であります。当社グループといたしましては「大衆食」の業態に絞り、時代のニーズに合った業態、メニューを開発することで他社との差別化を図っております。しかしながら、当社グループの出店が拡大するにつれ、類似した業態を投入してくる外食企業が現れ始めており、今後当社グループが出店している店舗と同様のコンセプトを持つ競合店舗の出店増加等により、当社グループの商品の価格及び当社グループの業績見通しに影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループのフランチャイズ事業に加盟しておりました加盟企業の契約終了後における競業義務違反、秘密保持違反、不正競争防止法違反、商標権等知的財産権侵害等その他第三者による以上の侵害等につきましては、当社グループが当該事実を認識次第、法務室を中心に厳正な対応を検討してまいります。
⑥各種法的規制等について
当社グループの直営店及び加盟店は、食品衛生法の規定に基づき、所轄保健所より飲食店営業等の許可を受けております。各店舗では、店舗における飲食物の提供及び調理を行うにあたり、店舗の設備器具、食材の取扱い及び従業員の衛生管理について、当社グループが詳細に作成した店舗運営マニュアル等に基づき、衛生管理に努めております。しかしながら上記諸施策にも関わらず、店舗における飲食を理由とする食中毒や食品衛生に関するクレームの発生、社会全般にわたる一般的な衛生問題等が発生した場合には、営業許可の取消、営業禁止もしくは一定期間の営業停止の処分、被害者からの損害賠償請求、当社グループの信用力低下等、当社グループのブランドイメージに影響を及ぼし、直営店売上、あるいはFC加盟店の売上減少に伴うロイヤリティ収入等の減少により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また労務面において短時間労働者に対する厚生年金の適用基準拡大が行われた場合、当社グループは業種柄、従業員に占める短時間労働者の比率が高いため、新たに社会保険に加入する労働者の増加による当社グループが負担する社会保険料の増加並びに短時間労働への就労希望者の減少等が発生し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑦店舗保証金について
当社グループは、主に店舗の土地及び建物を賃借する方式で出店しており、出店時に土地等所有者に対して敷金・保証金及び建設協力金として資金の差入を行っており、建設協力金は、当社グループが月々支払う賃借料との相殺により回収しております。新規出店の際には、対象物件の権利関係等の確認を行っておりますが、土地所有者である法人、個人が破綻等の状態に陥り、土地等の継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループが締結している土地等に係る長期賃借契約のうち、当社グループの事情により中途解約する場合、当社グループが代替借主を紹介することを敷金・保証金等の返還条件としているものがあります。そのため、当社グループの事情により中途解約する場合には新たな代替借主を紹介できないことにより、敷金・保証金等を放棄せざるを得ず、損失が発生する可能性があります。
⑧食材について
食材につきましては、BSE、鳥インフルエンザ、ノロウィルス等のような疾病や、食材供給国の食品衛生管理上の問題等、食品偽装問題等など、消費者の食に対する安全性、信頼性を損なう深刻な問題が発生している中、消費者の外食に対する需要の低下や食材の価格上昇の可能性があり、以前にも増して安全かつ良質な食材の確保が重要になっております。
また、農作物は天候等の影響による収穫量の変動に伴う市況の変動のリスクを負っております。当社グループにおきましても食材の安全性及び安定的な確保に向けてこれまで以上に取り組んでまいりますが、上記諸事情等により食材市況が大幅に変動し、仕入価格の上昇、食材の不足等が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑨人材の確保について
当社グループでは、更なる成長に向けて出店を進めていく上で、優秀な人材を確保し、育成していくことは重要な課題であると認識しております。そのため、従来の中途採用を中心とした即戦力募集(業界経験者)に加え、新卒者等の募集にも着眼点を置き、幅広く優秀な人材の確保・育成に努めております。また、営業社員が「夢を持てるキャリアアッププラン制度」の再構築作業や人事評価制度の見直し・運用、ストックオプション制度の導入等、従業員の定着を図るとともに、店長のレベルアップを図るため、定期的に全店長を集めて様々な店舗運営ノウハウを指導・教育する全体研修会を開催するなど、特に営業スタッフに向けた独自の教育プログラムを実施・運営しています。しか しながら、今後、当社グループが必要とする十分な人材確保ができなかった場合や人材育成が予定通り進まなかった場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑩労務問題について
当社グループにおきましては、労働時間管理、就業規則、労働契約書その他法令順守、労務教育の体制を構築するとともに、事前の予防の意味からも従来より設置している「従業員ホットライン」の幅広い認知を全店に向け実施しております。しかしながら、万一、労務問題が発生した場合、被害者からの損害賠償請求、当社グループの信用力低下等、当社グループのブランドイメージに影響を及ぼし、ひいては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑪情報管理について
当社グループにおきましては、企業で取扱い、また収集した情報((特定)個人情報を含みます。)は大切なリソースとして管理、利用等行っております。これらの情報管理につきましては取組先、従業員(退職者を含みます。)とは秘密保持契約または秘密保持条項等を締結し、また、いわゆるマイナンバーにつきましては外部専門業者に委託することにより社内の取扱いを極力減らすことにより漏えいが発生しないよう努めております。しかし、万一、情報漏えい事件が発生した場合、被害者からの損害賠償請求、当社グループの信用力低下等、当社グループのブランドイメージに影響を及ぼし、ひいては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑫固定資産等の減損会計基準の適用について
外食業界の環境悪化等により、当社グループにおいて営業活動から生ずる損益またはキャッシュ・フローが継続してマイナスとなった場合や、保有する固定資産、関係会社株式の市場価格が著しく下落した場合など、固定資産、関係会社株式の減損会計基準の適用によって、減損損失が計上され、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑬資金調達について
当社グループの平成28年12月期の有利子負債(社債、借入金、割賦購入未払金)は、負債及び資本合計の40.9%となっており、将来の金利情勢及び当社の信用状態の変動により調達コストが上昇した場合や、調達が困難となった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります
⑭潜在株式について
平成28年12月31日現在、当社グループが役員、従業員等に付与している新株予約権(ストックオプション)の目的となる株式290,900株は、発行済株式総数10,268,795株の2.8%に相当しています。付与された新株予約権の権利行使により1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。また、今後付与されるストックオプション等については費用計上が義務付けられているため、今後のストックオプションの付与により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑮財務制限条項
当社グループにおける借入金の一部には財務制限条項が付されており、これに抵触した場合、該当する融資契約上の債務について借入利率の上昇及び期限の利益に一部制限を受ける可能性がある等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。財務制限条項の内容は以下のとおりであります。
イ.各年度決算期の末日における単体及び連結の貸借対照表において、純資産の部の合計額を、平成22年度の12月
期の年度決算期の末日における純資産の部の合計額又は前年度決算期の末日における純資産の部の合計額のい
ずれかの大きい方の75%に維持すること。
ロ.各年度決算期末の末日における単体及び連結の損益計算書において、経常損益の金額をゼロ円以上に維持する
こと。
⑯カントリーリスク
当社グループは、積極的に海外進出を検討・展開しており、平成28年12月31日現在におきましては、上海に6店舗を出店しております。また、米国、中国、シンガポールに子会社を4社有しております。
なお、台湾及びインドネシアにおきましては、当社の子会社である FUJIO FOOD SYSTEM SINGAPORE PTE. LTD.が現地有力企業をパートナーとする合弁会社 美樂食餐飲股份有限公司及びPT MULIA SUKSES PERDANAを設立し、当該合弁企業を通して当社ブランドの展開を行っております。
これらの進出国特有の法規制、政治、経済、税務等のカントリーリスクその他合弁企業の出資者の状況等により、店舗または企業が進出国より撤退せざるを得ない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑰システムリスク
当社グループでは、独自の販売管理システムを構築しております。自然障害やハードウェア・ソフトウェアの不具合、人為的ミス、通信回線の障害、コンピュータウイルスなどのシステム障害が発生した場合、または適切に対処できなかった場合には、当社および当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。
(1)フランチャイズチェーン加盟契約の要旨
①「まいどおおきに食堂」フランチャイズ基本契約
当社は、「まいどおおきに食堂」の事業展開を図るため、法人の店舗運営希望者に対して、「まいどおおきに食堂フランチャイズチェーン加盟契約」を締結することでフランチャイズ権の付与を行っております。なお、契約の要旨は次のとおりであります。
|
内容 |
当社は、本契約の有効期間中、加盟店が所定の契約事項を履行することを条件として、一定の場所での店舗の設置を認める。また、当該場所において事業運営マニュアルの他当社の事業ノウハウ及び当社商標の使用によって「まいどおおきに食堂」として開店し、経営する資格を付与する。 上記に付随して、当社は加盟店に対して業務に関する一定の指導援助を行う。 |
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契約期間 |
契約の日より効力を生じ、契約店舗を開店した日から満10年間その効力を有する。 ただし、延長条項が存在する。 |
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契約条件 |
加盟金 |
当該契約時に4百万円の支払 |
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保証金 |
店舗確定時に1百万円を預託 |
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ロイヤルティ |
店舗の月間総売上高(消費税を含まない)の一定料率 |
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(注) 当社は、その他に店舗開業の際に店舗デザイン・デコレーション業務等を行っており、当該業務に対する対価として、当社の定める金額を収受しております。
②「神楽食堂 串家物語」フランチャイズ基本契約
当社は、「神楽食堂 串家物語」の事業展開を図るため、法人の店舗運営希望者に対して、「神楽食堂 串家物語フランチャイズチェーン加盟契約」を締結することでフランチャイズ権の付与を行っております。なお、契約の要旨は次のとおりであります。
|
内容 |
当社は、本契約の有効期間中、加盟店が所定の契約事項を履行することを条件として、一定の場所での店舗の設置を認める。また、当該場所において事業運営マニュアルの他当社の事業ノウハウ及び当社商標の使用によって「神楽食堂 串家物語」として開店し、経営する資格を付与する。上記に付随して、当社は加盟店に対して業務に関する一定の指導援助を行う。 |
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|
契約期間 |
契約の日より効力を生じ、契約店舗を開店した日から満10年間その効力を有する。 ただし、延長条項が存在する。 |
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契約条件 |
加盟金 |
当該契約時に8百万円の支払 |
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保証金 |
店舗確定時に1百万円を預託 |
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ロイヤルティ |
店舗の月間純売上高(消費税を含まない)の一定料率 |
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(注) 当社は、その他に店舗開業の際に店舗デザイン・デコレーション業務等を行っており、当該業務に対する対価として、当社の定める金額を収受しております。
③「手作り居酒屋 かっぽうぎ」フランチャイズ基本契約
当社は、「手作り居酒屋 かっぽうぎ」の事業展開を図るため、法人の店舗運営希望者に対して、「手作り居酒屋 かっぽうぎフランチャイズチェーン加盟契約」を締結することでフランチャイズ権の付与を行っております。なお、契約の要旨は次のとおりであります。
|
内容 |
当社は、本契約の有効期間中、加盟店が所定の契約事項を履行することを条件として、一定の場所での店舗の設置を認める。また、当該場所において事業運営マニュアルの他当社の事業ノウハウ及び当社商標の使用によって「手作り居酒屋 かっぽうぎ」として開店し、経営する資格を付与する。上記に付随して、当社は加盟店に対して業務に関する一定の指導援助を行う。 |
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契約期間 |
契約の日より効力を生じ、契約店舗を開店した日から満10年間その効力を有する。 ただし、延長条項が存在する。 |
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契約条件 |
加盟金 |
当該契約時に8百万円の支払 |
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保証金 |
店舗確定時に1百万円を預託 |
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ロイヤルティ |
店舗の月間総売上高(消費税を含まない)の一定料率 |
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(注) 当社は、その他に店舗開業の際に店舗デザイン・デコレーション業務等を行っており、当該業務に対する対価として、当社の定める金額を収受しております。
④「つるまる」フランチャイズ基本契約
当社は、「麺乃庄 つるまる饂飩」及び「鶴丸饂飩本舗」の事業展開を図るため、法人の店舗運営希望者に対して、「つるまるフランチャイズチェーン加盟契約」を締結することでフランチャイズ権の付与を行っております。なお、契約の要旨は次のとおりであります。
|
内容 |
当社は、本契約の有効期間中、加盟店が所定の契約事項を履行することを条件として、一定の場所での店舗の設置を認める。また、当該場所において事業運営マニュアルの他当社の事業ノウハウ及び当社商標の使用によって「麺乃庄 つるまる饂飩」又は「鶴丸饂飩本舗」として開店し、経営する資格を付与する。上記に付随して、当社は加盟店に対して業務に関する一定の指導援助を行う。 |
|
|
契約期間 |
契約の日より効力を生じ、契約店舗を開店した日から満10年間その効力を有する。 ただし、延長条項が存在する。 |
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契約条件 |
加盟金 |
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麺乃庄 つるまる饂飩 |
当該契約時に1百万円の支払 |
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鶴丸饂飩本舗 |
当該契約時に2百万円の支払 |
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保証金 |
店舗確定時に1百万円を預託 |
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ロイヤルティ |
店舗の月間総売上高(消費税を含まない)の一定料率 |
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(注) 当社は、その他に店舗開業の際に店舗デザイン・デコレーション業務等を行っており、当該業務に対する対価として、当社の定める金額を収受しております。
(2)地区本部認定(エリアフランチャイズ)契約の要旨
①「まいどおおきに食堂」地区本部認定(エリアフランチャイズ)契約
当社は、「まいどおおきに食堂」の全国規模での展開を図るため、法人の店舗運営希望者に対して「まいどおおきに食堂」地区本部認定(エリアフランチャイズ)契約を締結し、エリアフランチャイズ権の付与を行っております。契約内容の要旨は、次のとおりであります。
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内容 |
当社は、加盟店が一定の地域内で「まいどおおきに食堂」チェーンの直営店を出店することを認める。また、契約期間中当該地域においてエリアフランチャイズ本部として、エリアフランチャイズ権を付与する。 |
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契約期間 |
契約締結日から8年間 ただし、延長条項が存在する。 |
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契約条件 |
エリアフランチャイズ権利金 |
契約締結時に一定の該当エリア出店枠に対して、一定額を支払う。ただし、該当出店枠を超える出店の際は、該当店舗数毎に一定額を支払う。 |
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ロイヤルティ |
各エリア契約店舗の月間総売上高(消費税を含まない)の一定料率 |
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②「手作り居酒屋 かっぽうぎ」地区本部認定(エリアフランチャイズ)契約
当社は、「手作り居酒屋 かっぽうぎ」の全国規模での展開を図るため、法人の店舗運営希望者に対して「手作り居酒屋 かっぽうぎ」地区本部認定(エリアフランチャイズ)契約を締結し、エリアフランチャイズ権の付与を行っております。契約内容の要旨は、次のとおりであります。
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内容 |
当社は、加盟店が一定の地域内で「手作り居酒屋 かっぽうぎ」チェーンの直営店を出店することを認める。また、契約期間中当該地域においてエリアフランチャイズ本部として、エリアフランチャイズ権を付与する。 |
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契約期間 |
契約締結日から8年間 ただし、延長条項が存在する。 |
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契約条件 |
エリアフランチャイズ権利金 |
契約締結時に一定の該当エリア出店枠に対して、一定額を支払う。ただし、該当出店枠を超える出店の際は、該当店舗数毎に一定額を支払う。 |
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ロイヤルティ |
各エリア契約店舗の月間総売上高(消費税を含まない)の一定料率 |
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(3)マスターフランチャイズ契約の要旨
①「ホノルルコーヒー」マスターフランチャイズ契約
当社は、ハワイにおけるコーヒーブランドの地位を確立したホノルルコーヒーを日本全国に展開することを目的として、ホノルル・コーヒー・ライセンス・カンパニー・エルエルシーとの間に長期マスターフランチャイズ契約を締結しております。契約内容の要旨は、次のとおりであります。
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内容 |
当社に対して、日本国内において、「ホノルルコーヒー」ブランドの商標及びノウハウの日本における独占的使用権と店舗展開権(サブフランチャイズの店舗展開権を含む)、また独占輸入販売権を認める。 |
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契約期間 |
契約締結日から10年間 |
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契約条件 |
マスターフランチャイズ権利金 |
契約締結時に日本国内における一定の出店枠に対して、一定額を支払う。ただし、該当出店枠を超える出店の際は、該当店舗数毎に一定額を支払う。 |
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ロイヤルティ |
直営店の月間総売上(消費税を含まない)の一定額 サブライセンシーとして弊社が加盟店から徴収するロイヤルティ(消費税を含まない)の一定額 |
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②「SALADSTOP!」マスターフランチャイズ契約
当社は、シンガポールで展開しているサラダ専門店「SaladStop!」を日本全国に展開することを目的として、SaladStop Pte Ltd.との間に長期マスターフランチャイズ契約を締結しております。契約内容の要旨は、次のとおりであります。
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内容 |
当社に対して、日本国内において、「SaladStop!」ブランドの商標及びノウハウの日本における独占的使用権と店舗展開権(サブフランチャイズの店舗展開権を含む)を認める。 |
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契約期間 |
契約締結日から15年間 |
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契約条件 |
マスターフランチャイズ権利金 |
契約締結時に権利金として一定額および1店舗当たりの一定額を支払う。 |
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ロイヤルティ |
直営店の月間総売上(消費税を含まない)の一定額 サブライセンシーとして弊社が加盟店から徴収するロイヤルティ(消費税を含まない)の一定額 |
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③「Ahabi LLC」マスターライセンス契約
当社は、平成29年2月23日の取締役会において、アメリカのAhabi LLCとの間で、マスターライセンス契約の締結を行うことを決議し、平成29年3月4日に契約を締結しました。
詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な後発事象)」をご参照ください。
(4)事業提携契約
株式会社アドバンテッジアドバイザーズとの事業提携契約
当社は株式会社アドバンテッジアドバイザーズと事業提携契約を締結しております。
契約内容は、次のとおりであります。
①事業提携の主な理由
・効率的な事業運営を可能にする科学的経営手法の導入
・有能な海外事業パートナーを探索するためのネットワークやそれを有効活用するノウハウの獲得
②事業提携の内容等
・国内新規出店に関する支援活動
当社の既存業態を活用した、新業態の収益性を含めた店舗モデルの作成、提案や同社のノウハウを活かした出店余地分析、出店用地の探索支援を受けることにより、より効率的な出店戦略を進めてまいります。
・海外事業提携支援
同社の有するネットワークを活用した海外事業パートナー探索支援、事業戦略策定支援を受けることにより、スピーディーかつ確実な海外事業展開を進めてまいります。
・全社経営管理・計数分析手法導入支援
出店スピードを加速させるに伴い、これまで以上に海外を含めた全社ベースでのより精緻な経営管理が必須となってまいります。かかるノウハウを豊富に有する同社から計数分析手法の導入支援を受けることにより、より精緻な経営管理を実現してまいります。
(5)資本業務提携契約
株式会社梅の花との資本業務提携契約
当社は株式会社梅の花と資本業務提携契約を締結しております。
契約内容は、次のとおりであります。
①資本業務提携の主な理由
・両社の外食サービス等における相互補完、協力関係の構築、両社の企業価値のさらなる向上
②資本業務提携の内容等
・食材及び材料備品等の共同購入、両社物流網の相互活用
両社の仕入調達力の強化を図りつつ店舗配送網の相乗りにより、特に店舗網の希薄なエリアにおける両者の物流コストの低減を図ります。
・セントラルキッチンの相互活用
当社グループの商品を、梅の花のセントラルキッチンで製造することにより、製造効率の向上およびメニューラインナップの多様化を図ります。
梅の花のセントラルキッチンで製造されている既存商品をアレンジして当社グループに供給することにより、当社グループの商品強化およびコスト低減を見込んでおります。
・アジアを中心とした海外展開の協業
特記すべき事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当連結会計年度から、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、当社グループの経営陣は決算日における資産・負債の数値及び偶発資産・負債の開示並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行っております。また、経営陣は過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果は、他の方法では判定しにくい資産・負債の簿価及び収入・費用の報告数値についての判断の基礎としております。実際の結果は、見積り特有の不確実性が存在するため、これら見積りと異なる場合があります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
売上高につきましては349億円となりました。売上高をセグメント別に分析しますと、直営事業が331億88百万円、FC事業が17億12百万円となっております。
①直営事業
直営事業においては、「まいどおおきに食堂」を中心に全ブランドの既存店業績の維持・向上に全社一丸となって取り組みました。また新規出店については、安定した収益力をもつ「串家物語」を中心に大型商業施設内への積極的な展開と、「さち福や」「えびのや」「フジオ軒」等のブランドについても立地を厳選した出店を行いました。
これらの結果、当連結会計年度中の新規出店は29店舗、直営事業全体で売上高は331億88百万円、セグメント利益は34億13百万円となりました。
②FC事業
FC事業においては、弊社トレーナーによる臨店指導に加えて弊社代表取締役による全国を対象とした直接臨店を行っております。加盟企業様と親密な関係を築き、直営事業における成功事例の共有・問題点の迅速な解消に注力致しました。
これらの結果、加盟金売上は1億15百万円、イニシャル売上は71百万円、ロイヤルティ売上は7億98百万円、ランニング売上は7億26百万円となり、FC事業全体の売上高は17億12百万円となり、セグメント利益は12億23百万円となりました。
売上総利益につきましては226億17百万円、営業利益は24億10百万円、経常利益は23億23百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は10億83百万円となりました。
(3)当連結会計年度の財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前期比11億76百万円増加して212億31百万円となりました。その内訳は次のとおりであります。
①流動資産
当連結会計年度末の流動資産残高は、前期比1億23百万円増加し46億84百万円となりました。
この主な要因は、借入金の増加に伴う現金及び預金の増加52百万円、店舗数の増加に伴う売掛金の増加16百万円、繰延税金資産の増加12百万円によるものです。
②固定資産
当連結会計年度末の固定資産残高は、前期比10億58百万円増加し165億45百万円となりました。
この主な要因は、株式会社梅の花との資本業務提携に伴う投資有価証券の取得や保有投資有価証券につき時価評価益が発生したことに伴う投資有価証券の増加10億9百万円によるものです。
③流動負債
当連結会計年度末の流動負債の残高は、前期比11億15百万円増加し、70億58百万円となりました。
この主な要因は、店舗数の増加に伴う買掛金・未払金・未払費用の増加51百万円、1年内返済予定の借入金の増加2億63百万円、1年内償還予定の社債の増加4億62百万円、未払法人税等・未払消費税等の増加3億32百万円によるものであります。
④固定負債
当連結会計年度末の固定負債の残高は、前期比2億51百万円減少し、69億69百万円となりました。
この主な要因は、社債を固定資産から流動資産に振り替えたことに伴う減少10億59百万円、新規出店に伴う長期借入金の増加7億35百万円、資産除去債務の増加31百万円によるものであります。
⑤純資産
当連結会計年度末の純資産の合計は、前期比3億12百万円増加し、72億2百万円となりました。
この主な要因は、ストックオプションの行使及び転換社債の行使に伴う資本金及び資本剰余金の増加4億7百万円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上及び配当金の支払による利益剰余金の増加7億57百万円、自己株式の取得による減少8億75百万円によるものであります。
(4)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は21億86百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は36億38百万円の収入(前年同期は29億4百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が18億81百万円となり、非現金支出である減価償却費16億47百万円及び減損損失3億92百万円が発生したことによるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は33億39百万円の支出(前年同期は41億12百万円の支出)となりました。主な要因は、直営店の新規出店等による有形固定資産の取得による支出19億94百万円及び敷金及び保証金の差入による支出2億32百万円、株式会社梅の花との資本業務提携にともなう投資有価証券の取得による支出9億66百万円によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は2億39百万円の支出(前年同期は11億16百万円の収入)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入が33億60百万円、長期借入金の返済、社債の償還、割賦債務及びリース債務の返済、自己株式の取得による支出が35億16百万円発生したことによるものであります。