文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、インバウンド需要の持ち直し、世界的な設備需要の回復などから企業収益に底堅さがある一方、賃金の伸び悩み、エネルギー価格の上昇や円安による消費者物価上昇圧力の高まりによる個人消費の伸び悩みなど先行き不透明な状態で推移しております。
外食産業におきましても、継続的な人手不足や採用難による人件費の上昇、円安による輸入食材価格の高騰も懸念され、また他業種・他業態との競争が激化し、厳しい経営状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、「大衆というカテゴリーで日本一の外食企業となる」という確固たる目標のもと、当第3四半期連結累計期間におきましても既存店事業の全体的な底上げのために、QSC向上のための店舗指導及び従業員研修、効果的な販売促進活動の強化に注力し、「まいどおおきに食堂」を中心として「神楽食堂 串家物語」、「手作り居酒屋 かっぽうぎ」、「つるまる」をはじめとする全ブランドの業績向上に全社一丸となって取り組みました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高267億87百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益18億82百万円(前年同期比3.6%減)、経常利益18億44百万円(前年同期比0.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億30百万円(前年同期比0.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
<直営事業>
直営事業におきましては、国内及び海外において「まいどおおきに食堂」、「神楽食堂 串家物語」、「手作り居酒屋 かっぽうぎ」、「つるまる」等の事業展開を行っております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、「まいどおおきに食堂」を中心に全ブランドの既存店の業績改善のために、メニュー改善による商品力の強化、半額セールなど各種キャンペーンの販促活動の強化、店舗改装などを積極的に行ってまいりましたが、特に「まいどおおきに食堂」においては、施策効果が思うように得られず低調に推移いたしました。
一方、「神楽食堂 串家物語」におきましては、平成29年6月~9月までの期間限定で、季節メニューキャンペーンとして「抹茶フェア」を実施し、これらフェア商品のメディア告知を目的として、関西エリアにてテレビCMを実施した結果、売上高は前年同月比を上回りました。
また、10月からは「北海フェア」を実施し、集客を図ってまいります。
今後の施策につきましては、今まで以上にお客様に満足いただける商品の開発及び店舗改装を推し進めるとともに「神楽食堂 串家物語」以外のブランドについても積極的にメディア戦略を実施するなど、ブランド認知度の向上に取り組むことで、さらなる集客・売上の獲得を目指してまいります。
以上の結果、直営事業全体の売上高は254億63百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益は28億47百万円(前年同期比5.9%増)となりました。
<FC事業>
FC事業につきましては、当社トレーナーが各加盟店に臨店して行う調理指導の他、店長会議、トレーナー会議等を通じて直営店における成功事例・問題点の共有を進めることにより更なる集客力の向上を図っております。今後も加盟企業との親密なコミュニケーションを図りながら問題点の洗い出し・解消を図り、さらに、メディア戦略を強化し、ブランド認知度を向上させることで、さらなる集客・売上の向上を目指してまいります。
以上の結果、FC事業全体の売上高は13億24百万円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益は8億78百万円(前年同期比1.4%減)となりました。
当社グループの平成29年9月末時点の店舗数は819店舗(直営店(国内)464店舗、直営店(海外)7店舗、FC店(国内)346店舗、FC店(海外)2店舗)となりました。ブランド別の店舗数は以下のとおりです。
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直営店 (国内) |
直営店 (海外) |
FC店 (国内) |
FC店 (海外) |
合計 |
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まいどおおきに食堂 |
138 |
7 |
284 |
- |
429 |
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神楽食堂 串家物語 |
88 |
- |
20 |
- |
108 |
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手作り居酒屋 かっぽうぎ |
34 |
- |
9 |
- |
43 |
|
つるまる |
45 |
- |
6 |
2 |
53 |
|
その他 |
159 |
- |
27 |
- |
186 |
|
合計 |
464 |
7 |
346 |
2 |
819 |
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は73百万円増加し、213億4百万円となりました。流動資産は前連結会計年度末から1億68百万円減少し、固定資産は2億42百万円増加しております。流動資産が減少した主な理由は、預け金の減少1億38百万円によるものであります。固定資産が増加した主な理由は、敷金及び保証金の増加56百万円、保険積立金等の投資その他の資産の増加2億33百万円によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して12億65百万円減少し、127億62百万円となりました。これは主に借入の返済による減少6億15百万円、社債の償還による減少6億92百万円によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して13億38百万円増加し、85億41百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加6億83百万円、社債の転換等による資本金及び資本剰余金の増加6億43百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。