第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間及び本四半期報告書提出日(2020年11月13日)現在において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、以下の追加すべき事項が生じております。

 なお、文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日において当社グループが判断したものであります。

(追加事項)

 新型コロナウイルス感染症等の感染症が流行となった場合、店舗の営業時間短縮や臨時休業により、当社グループの経営成績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により消費活動が停滞し、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 外食産業におきましては、外出自粛や各自治体からの休業・営業時間短縮等の要請に伴う来店客数の減少、消費者の生活様式の変化に伴う各社の業態転換やテイクアウト・デリバリー競争の激化等、厳しい経営環境が続いております。

 このような状況の中、当社グループは、「大衆というカテゴリーで日本一の外食企業となる」という確固たる目標のもと、既存事業の全体的な底上げを行うための商品開発、業態ごとの販売促進キャンペーン活動、店舗におけるサービス力向上を図るための教育・研修体制の強化等を行い、「まいどおおきに食堂」を中心として、「神楽食堂 串家物語」、「手作り居酒屋 かっぽうぎ」、「つるまる」をはじめとする全業態の経営成績の向上に全社一丸となって取り組みました。また、テイクアウトメニューの充実や対象店舗拡大に注力し、新しい生活様式においてもお客様に満足していただける店舗運営に努めてまいりました。

 新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、従業員とお客様の安全確保を第一に、従業員の個人衛生チェックの実施やマスク着用の徹底、正しい手洗いやアルコール消毒の徹底、レジ前や客席での飛沫感染防止対策に取り組みました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

財政状態

 当第3四半期連結会計期間末における財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は6億81百万円減少し、255億59百万円となりました。

 資産につきましては、流動資産が前連結会計年度末から9億61百万円減少し、固定資産が2億80百万円増加しております。流動資産が減少した主な理由は、現金及び預金の減少5億12百万円、預け金の減少5億34百万円によるものであります。固定資産が増加した主な理由は、有形固定資産の内、建設仮勘定の増加2億82百万円、投資その他の資産の内、繰延税金資産の増加12億19百万円によるものであります。

 負債につきましては、前連結会計年度末と比較して31億79百万円増加し、197億61百万円となりました。これは主に借入れの実行による借入金の増加44億10百万円によるものであります。

 純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び配当金の支払い等により、57億97百万円となりました。

 

経営成績

 当第3四半期連結累計期間の経営成績は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が政府から発表されたことにより全国の一部店舗において臨時休業及び営業時間の短縮を実施いたしました。一方で、テイクアウトメニューの充実や対象店舗拡大に注力し、新しい生活様式においてもお客様に満足していただける店舗運営に努めてまいりました。

 以上の結果、売上高194億47百万円(前年同期比32.4%減)、営業損失24億72百万円(前年同期は営業利益13億18百万円)、経常損失24億3百万円(前年同期は経常利益13億16百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失33億79百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益5億43百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

<直営事業>

 直営事業におきましては、国内及び海外において「まいどおおきに食堂」「神楽食堂 串家物語」「手作り居酒屋 かっぽうぎ」「つるまる」等の事業展開を行っております。

 当事業におきましては、「まいどおおきに食堂」を中心とした季節フェアキャンペーンの推進、既存店舗の美装改装、お弁当販売やテイクアウト、宅配代行によるデリバリー対象店舗の拡充を行い、全ブランドの既存店の業績改善に努めてまいりました。

 以上の結果、直営事業全体の売上高は185億3百万円(前年同期比32.1%減)、セグメント損失は5億94百万円(前年同期はセグメント利益23億63百万円)となりました。

 

<FC事業>

 FC事業につきましては、当社トレーナーが各加盟店に臨店して行う調理指導の他、店長会議、トレーナー会議等を通じて直営店における成功事例・問題点の共有を進めることにより更なる集客力の向上を図っております。今後も加盟企業との親密なコミュニケーションを図りながら問題点の洗い出し・解消を図り、さらなる集客・売上の向上を目指してまいります。

 以上の結果、FC事業全体の売上高は9億44百万円(前年同期比37.5%減)、セグメント利益は6億36百万円(前年同期比38.1%減)となりました。

 

 当社グループの2020年9月末時点の店舗数は857店舗(直営店(国内)528店舗、直営店(海外)5店舗、FC店(国内)320店舗、FC店(海外)4店舗)となりました。ブランド別の店舗数は以下のとおりです。

 

直営店

(国内)

直営店

(海外)

FC店

(国内)

FC店

(海外)

合計

まいどおおきに食堂

139

4

238

1

382

神楽食堂 串家物語

82

-

28

-

110

手作り居酒屋 かっぽうぎ

31

-

5

-

36

つるまる

42

-

8

3

53

その他

234

1

41

-

276

合計

528

5

320

4

857

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(4)従業員数

 当第3四半期累計期間において、当社は2020年7月1日付で持株会社体制へ移行したことにより、提出会社の従業員数が387名減少しております。これに伴い、提出会社の報告セグメントに含まれない従業員数は29名となっております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。