文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において、当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期期間(平成27年7月1日~平成27年9月30日)におけるわが国経済は、円安効果による企業収益や雇用情勢に改善が見られ、緩やかな回復基調をつづけてまいりました。
外食業界におきましては、訪日外国人の増加による客数押し上げ効果がみられるものの、実質的な所得水準の低下や物価上昇の影響により、お客様の消費節約意識は依然として根強く、個人消費は低調に推移をしている中、「希少・特別・新しさ」や「上質・プレミアム性」といった価値を求める志向は強く、この「お客様にとっての価値を生み出し、伝える」ことが、重要な課題となってきております。
また、「円安による原材料価格の上昇」、「人件費の上昇」、「食の安心・安全に関する関心の高まり」、「業種・業態の垣根を越えた競争の激化」など、業界は様々な課題に見舞われており、環境はより厳しさを増してきております。
このような中、当社は、お客様ニーズの変化、競争環境の変化に既存業態を適合させるべく、「思い切った見直しによる構造的な質的転換」と「新事業・業態の開発」に取り組むとともに、「管理体制や仕組みの再構築」を行ってまいりました。
具体的には、
① 既存の各業態コンセプトをお客様起点から再定義し、そのコンセプトをそれぞれの店舗で具現化すべ
く、商品や接客サービスの見直しを行ってまいりました。特に競争環境を勝ち抜く為には、モチベーショ
ンの髙い人材、お客様起点で考えきめ細かく行動できる人材の育成が必須との認識のもと、接客サービス
レベルコンテストや調理・サービス教育を強化・実施してまいりました。
② 生パスタと厳選ワインを気軽に楽しめる「元祖 壁の穴」は、当業態・ブランドの本格展開に向けて様々
な実験を行いながらブラッシュアップをしてまいりました。また、今までにない、安心・安全な厳選素材
を店内で炊き上げた“カスタードを主役とした業態”、「Custard Lab Tokyo」を開発し、その1号店を浅
草にオープンいたしました。
③ 市場の変化に対応し、それぞれの業態、個々の店舗に眼を向け、その強化を行うべく、従来の組織を見直
しました。
店舗の出店および退店等におきましては、3店舗の新規出店、契約満了等により7店舗の閉店を実施してまいりました。
以上の取り組みにより売上高は、前年度に大幅店舗再編を実施したことから、32億48百万円(前年同期比7.1%減)となりました。営業利益につきましては、改善傾向にあり、54百万円の損失(前年同期は営業損失1億28百万円)となりました。経常利益は49百万円の損失(前年同期は経常損失22百万円)、当四半期純利益は、59百万円の損失(前年同期は四半期純損失94百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末における流動資産は、37億96百万円となり、前事業年度末に比べ、2億65百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が減少したことによるものであります。固定資産は72億46百万円となり、前事業年度末に比べ、2億43百万円減少いたしました。これは主に、差入保証金の回収によるものであります。この結果、総資産は110億42百万円となり、前事業年度末に比べ、5億8百万円減少いたしました。
当第1四半期会計期間末における流動負債は、15億77百万円となり、前事業年度末に比べ、3億33百万円減少いたしました。これは主に、資産除去債務、未払消費税等の減少によるものであります。固定負債は、14億14百万円となり、前事業年度末に比べ、微増いたしました。この結果負債の部は、29億92百万円となり、前事業年度末に比べ、3億32百万円減少いたしました。
当第1四半期会計期間末における純資産の部は、四半期純損失の計上、配当金の支払等により80億50百万円となり、前事業年度末に比べ1億76百万円減少いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。