第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績の状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日において、当社が判断したものであります。

(1)業績の状況

当第3四半期累計期間(2018年7月1日~2019年3月31日)における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善に伴い個人消費に改善の動きが見られ、引き続き緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、相次ぐ自然災害による国内経済への影響および米中貿易摩擦の激化をはじめとする海外の政治、経済情勢の不確実性もあり、依然として先行き不透明な状況であります。

 

外食業界におきましては、原材料価格の高止まりや物流費の上昇、人材採用難や人件費の増加等の経営圧迫要因もあり、経営環境は以前にも増して厳しい状況であります。

 

このような状況の中、当社では、①既存店舗のブラッシュアップ ②「総合型居酒屋」からの脱却 ③大型店舗の効率化を、最重要課題と認識し、新体制のもと、以下の施策に取り組んでまいりました。

 

①既存店舗のブラッシュアップ
 第2四半期に続き、「居酒屋」店舗の集客力回復のため、老朽化した店舗の改装や設備の修繕等を実施いたしました。また、これらの改装等を契機に、スタッフの再教育に取り組む等、ハード・ソフトの両面から、お客様に「より心地よい空間」を提供できるよう店舗のブラッシュアップを行ってまいりました。

 

②「総合型居酒屋」からの脱却

「居酒屋」店舗は、お客様にとって特徴のない「総合型居酒屋」として捉えられており、年々集客力が低下しております。このため、「総合型」から脱却するため、プロジェクトチームを発足いたしました。

 

③大型店舗の効率化

現在、空中階にある「居酒屋」店舗の多くは、席の稼働率が低下しております。こうした店舗の営業面積を縮小するため、賃貸借契約を見直し、その一部を分割・返還することで店舗運営効率を改善いたしました。また、個店ごとに営業時間を見直し、収益の改善に努めました。さらに、営業時間外は厨房等の店舗設備が稼動していないことから、これらを活用することを目的として弁当や惣菜の試験販売等を実施し、来期以降における中食事業の展開に向けた取り組みを行っております。

 

新規出店に関しましては、1月にフランチャイズ店として、大阪に「東京チカラめし」寺田町店をオープンいたしました。また、2月に「東京チカラめし」1店舗を「アカマル屋」に、業態変更いたしました。なお、「アカマル屋」は、人材の確保が困難になる将来に向けた省人化モデルとして、業態の確立を進めております。さらに同月、「月の雫」1店舗を、現立地・市場特性に合った「東方見聞録」に変更いたしました。変更後は、お客様数が25%増と順調に推移しております。

 

以上の取り組みにより、「居酒屋」店舗において、一部売上高の回復が見られる他、インバウンド売上が前年同累計比で50%増となる等、徐々に改善の兆しが見え始めております。しかし、若者のアルコール離れに加え、法人における忘・新年会等の団体利用機会や利用規模の縮小等により、「居酒屋」店舗の売上高は前年と比較して減少傾向にあります。それに加え、引き続き前期より取り組んでまいりました店舗の改装や設備の修繕等を実施したことから投資や経費が先行しております。

その結果、第3四半期累計期間売上高は、81億9百万円(前年同期比14.5%減)となりました。営業利益につきましては、7億82百万円の損失(前年同期は営業損失3億54百万円)となりました。経常利益は7億63百万円の損失(前年同期は経常損失2億79百万円)、当四半期純利益は、11億24百万円の損失(前年同期は四半期純損失8億77百万円)となりました

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期会計期間末における流動資産は、21億60百万円となり、前事業年度末に比べ、11億87百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が減少したことによるものであります。固定資産は51億46百万円となり、前事業年度末に比べ、2億17百万円減少いたしました。これは主に、差入保証金の減少によるものであります。この結果、総資産は73億7百万円となり、前事業年度末に比べ、14億5百万円減少いたしました。

当第3四半期会計期間末における流動負債は、14億83百万円となり、前事業年度末に比べ、86百万円減少いたしました。これは主に、未払費用の減少によるものであります。固定負債は、11億90百万円となり、前事業年度末に比べ、79百万円減少いたしました。これは主に、資産除去債務の減少によるものであります。この結果、負債の部は、26億73百万円となり、1億65百万円減少いたしました。
 当第3四半期会計期間末における純資産の部は、四半期純損失の計上により46億33百万円となり、前事業年度末に比べ12億39百万円減少いたしました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社の対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。