当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益が改善し緩やかな回復基調で推移したものの、米国の金融政策の動向や不安定な国際情勢が続くなど、景気の先行きは不透明な状況が続きました。
エネルギー業界では、当社グループ(以下、「サーラグループ」といいます。)の都市ガス供給エリアでは小売全面自由化以降、新たに参入した企業はないものの電気、ガス小売販売を巡るエネルギー事業者間の競争は激しさを増しています。また、大都市圏において既存のエリアを越えたエネルギー大手事業者間の提携が進み、エネルギー業界における新たな枠組みづくりが始まっています。
このような状況のなか、サーラグループは平成28年12月より、「私のまちにはSALAがある ~暮らしとエネルギーのSALAへ~」をテーマに掲げた第3次中期経営計画に基づく重点課題への取組みを開始しています。本中期経営計画では、既存事業の強化に引き続き取り組むとともに、サービス体制から事業展開、組織運営に至るまで徹底してお客さま起点から見直すことにより、「暮らしとエネルギーのSALA」として広く地域に浸透することを目指しています。
当第1四半期連結累計期間におきましては、エネルギー&ソリューションズ事業におけるお客さま視点の総合サービスを実現する第一歩として、期初に中部瓦斯株式会社とガステックサービス株式会社の本社機能を統合するとともに、両社の役員を同一にするなど事業会社の枠を超えた組織再編に取り組みました。
また、同じく、期初にIT等を駆使したこれからの新しいマーケティング機能を担う新会社である株式会社サーラライフスタイルイノベーションを設立しました。サーラグループが保有するデータを最大活用し、お客さまのライフステージにおける様々な課題を解決するサービスの提供に向けての取組みを開始しました。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、主力のエネルギー&ソリューションズ事業においてガス販売量が増加したことや、アニマルヘルスケア事業において動物用医薬品の販売が好調に推移したことなどにより、売上高は51,665百万円と前年同期比8.7%増加しました。利益面は、エネルギー&ソリューションズ事業における増益が寄与し、営業利益は2,547百万円と前年同期比8.4%増加しました。一方、現金の動きを伴わない期末日時点の時価評価として、営業外費用に為替予約に係るデリバティブ評価損1,151百万円を計上したことにより、経常利益は1,556百万円と前年同期比36.0%減少し、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,081百万円と前年同期比28.7%減少しました。
セグメント別の概況は次のとおりです。
エネルギー&ソリューションズ事業
売上高26,667百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益2,510百万円(前年同期比13.2%増)
需要期である冬期の平均気温が前年同期を下回ったことにより、都市ガス、LPガスともに家庭用、業務用を中心にガス販売量は増加しました。また、電力小売販売の取組みを強化したことにより、サーラの電気のお客さま数が増加し、売上高は増加しました。利益面は、ガス販売量の増加に加え販売費及び一般管理費の低減に努めたことにより、営業利益は増加しました。
エンジニアリング&メンテナンス事業
売上高5,912百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益105百万円(前年同期比57.5%増)
建築、設備、土木の各部門は当四半期における1ヵ月当たりの完成工事高は減少したものの、セグメント事業会社4社の決算期を変更したことに伴い、当該4社については当四半期の業績に5ヵ月分の実績が反映したため、売上高は前年同期並みとなりました。利益面は、メンテナンス部門の完成工事高の増加や土木部門の利益率改善の取組み効果により営業利益は増加しました。
ハウジング事業
売上高6,885百万円(前年同期比2.9%減)、営業損失163百万円(前年同期は営業利益13百万円)
住宅販売部門における分譲住宅の販売は順調に推移しましたが、注文住宅の販売が低調であったため売上高は減少しました。利益面は、住宅部資材加工・販売部門は前年同期並みを維持したものの、住宅販売部門における注文住宅の引渡し棟数の減少が響き営業損失を計上しました。
カーライフサポート事業
売上高3,248百万円(前年同期比11.5%増)、営業損失78百万円(前年同期は営業損失61百万円)
中古車販売の取組みを強化したことにより、フォルクスワーゲン、アウディともに中古車の販売台数が増加したため、売上高は増加しました。利益面は、フォルクスワーゲンの新車販売台数の減少や、新車及び中古車販売における経費増加の影響などにより営業損失を計上しました。
アニマルヘルスケア事業
売上高6,193百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益133百万円(前年同期比14.7%増)
畜産部門において動物用医薬品の販売が好調に推移するとともに、ペット関連部門において主要取引先に対する新商品の販売を強化したことにより、売上高は増加しました。利益面は、売上高の増加に加え販売費及び一般管理費の低減に努めたことにより、営業利益は増加しました。
プロパティ事業
売上高1,463百万円(前年同期比18.2%増)、営業利益76百万円(前年同期比27.2%減)
不動産の分譲部門における土地の買取再販が好調に推移するとともに、資産マネジメント部門において賃貸料収入が増加したため売上高は増加しました。利益面は、不動産仲介部門の実績が前年同期を下回ったことなどにより、営業利益は減少しました。
(2)資産、負債、純資産の状況
(資産)
資産は175,754百万円と、前連結会計年度末と比較して5,123百万円増加しました。これは主に、「仕掛品」が未成工事支出金の増加などにより3,233百万円増加したこと、「商品及び製品」が2,097百万円増加したこと、「受取手形及び売掛金」が1,976百万円増加したことに対し、「現金及び預金」が2,160百万円減少したこと、「有形固定資産」が752百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債は122,468百万円と、前連結会計年度末と比較して4,963百万円増加しました。これは主に、「短期借入金」が2,855百万円増加したこと、「長期借入金(1年内返済予定を含む)」が1,022百万円増加したことに対し、「未払法人税等」が1,379百万円減少したこと、「役員退職慰労引当金」が1,145百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は53,286百万円と、前連結会計年度末と比較して160百万円増加しました。これは主に、「利益剰余金」が409百万円増加(親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により1,081百万円増加、配当の実施により672百万円減少)したこと、「繰延ヘッジ損益」が173百万円減少したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。