第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益が改善し緩やかな回復基調で推移したものの、米国の金融政策の動向や不安定な国際情勢が続くなど、景気の先行きは不透明な状況が続きました。

エネルギー業界では、当社グループ(以下、「サーラグループ」といいます。)の都市ガス供給エリアでは小売全面自由化以降新たに参入した企業はないものの、大都市圏において既存のエリアを越えたエネルギー大手事業者間の提携が進み、エネルギー業界における新たな枠組みづくりが始まっています。

このような状況のなか、サーラグループは平成28年12月より、「私のまちにはSALAがある ~暮らしとエネルギーのSALAへ~」をテーマに掲げた第3次中期経営計画に基づく重点課題に取り組みました。本中期経営計画では、既存事業の強化に引き続き取り組むとともに、サービス体制から事業展開、組織運営に至るまで徹底してお客さま起点から見直すことにより、「暮らしとエネルギーのSALA」として広く地域に浸透することを目指しています。

当第3四半期連結累計期間におきましては、エネルギー&ソリューションズ事業におけるお客さま視点のサービスを実現する第一歩として、中部瓦斯株式会社とガステックサービス株式会社の本社機能を統合するとともに、両社の役員を同一にするなど事業会社の枠を超えた組織再編に取り組みました。

エネルギー&ソリューションズ事業において平成28年4月に開始した電力小売販売は、サーラグループの商材と組み合わせたお得な料金プランの提案などグループを挙げてお客さまの獲得に努めた結果、平成30年7月に申込み件数が3万件を超えました。

また、IT等の駆使によるお客さま情報を重視したビジネスの創造を目的として、平成29年12月に株式会社サーラライフスタイルイノベーションを設立しました。同社はサーラグループが保有するデータを最大活用し、お客さまのライフステージにおける様々な課題を解決する仕組みを構築していきます。

さらに、サーラ住宅株式会社は湿度のコントロールにより一年中快適な住まい空間を実現する全館調湿換気システム搭載の「Best-air(ベステア)」を採用した春日井展示場、西尾展示場を愛知県内に相次いで開設し、周辺エリアにおける注文住宅の販売強化に取り組みました。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、エネルギー&ソリューションズ事業におけるガス、石油製品の販売価格の上昇などにより、売上高は154,146百万円と前年同期比3.6%増加しました。利益面はハウジング事業において住宅の販売棟数が減少したことなどにより、営業利益は4,893百万円と前年同期比4.5%減少しました。また、キャッシュ・フローの動きを伴わない四半期末日時点の時価評価として、営業外費用に為替予約に係るデリバティブ評価損445百万円を計上したことにより、経常利益は前年同期比11.4%減の4,789百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比6.8%減の3,282百万円となりました。

 

セグメント別の概況は次のとおりです。

 

エネルギー&ソリューションズ事業

売上高71,094百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益3,444百万円(前年同期比6.3%増)

都市ガス、LPガスともにガス販売量は前年同期並みとなりました。ガス、石油製品の販売価格の上昇に加え、電力小売販売の取組み強化によりサーラの電気のお客さま数が増加したため、売上高は増加しました。利益面は都市ガスの売上高増加に伴い売上総利益が増加したことに加え、販売費及び一般管理費の低減に努めたことにより営業利益は増加しました。

 

エンジニアリング&メンテナンス事業

売上高21,073百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益1,130百万円(前年同期比49.7%増)

設備部門において大型物件の完成工事が増加したことや、メンテナンス部門において大型のメンテナンス工事が増加したことにより売上高は増加しました。利益面は売上高の増加に加え、設備及びメンテナンス部門の完成工事の利益率が高い水準にあったため、営業利益は大幅に増加しました。

 

ハウジング事業

売上高23,807百万円(前年同期比1.7%減)、営業損失101百万円(前年同期は営業利益488百万円)

住宅販売部門において注文住宅、分譲住宅ともに販売棟数が減少したため売上高は減少しました。利益面は住宅部資材加工・販売部門の実績は前年同期並みで推移したものの、住宅の販売棟数の減少が響き営業損失を計上しました。

 

カーライフサポート事業

売上高11,072百万円(前年同期比11.2%増)、営業損失66百万円(前年同期は営業損失170百万円)

中古車販売の取組みを強化したことにより、フォルクスワーゲン、アウディともに中古車の販売台数が増加したことに加え、アウディの新車販売台数が増加したため売上高は増加し、営業損失は縮小しました。

 

アニマルヘルスケア事業

売上高19,711百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益601百万円(前年同期比16.6%増)

畜産部門における動物用医薬品の販売や、ペット関連部門における主要取引先に対する新商品の販売が好調に推移しました。また、両部門においてお客さまへの提案営業の取組みを強化したことにより売上高、営業利益ともに増加しました。

 

プロパティ事業

売上高4,242百万円(前年同期比43.7%減)、営業利益228百万円(前年同期比63.9%減)

資産マネジメント部門は賃貸料収入が増加したことにより堅調に推移しましたが、セグメント全体では前年同期の業績は期中に完成した分譲マンションの販売実績が大きく寄与していたため、売上高、営業利益ともに大幅に減少しました。

 

(2)資産、負債、純資産の状況

(資産)

 資産は175,718百万円と、前連結会計年度末と比較して5,088百万円増加しました。これは主に、「仕掛品」が2,892百万円増加したこと、「商品及び製品」が1,412百万円増加したこと、「有形固定資産」が1,320百万円増加したこと、「受取手形及び売掛金」が283百万円増加したことに対し、「長期貸付金」が415百万円減少したこと、「現金及び預金」が393百万円減少したこと、「無形固定資産」が231百万円減少したことによるものであります。

(負債)

 負債は120,492百万円と、前連結会計年度末と比較して2,987百万円増加しました。これは主に、「長期借入金」が4,097百万円増加したこと、「短期借入金」が3,599百万円増加したこと、「固定負債のその他」に含まれる「長期未払金」が965百万円増加したことに対し、「1年内返済予定の長期借入金」が1,924百万円減少したこと、「支払手形及び買掛金」が1,666百万円減少したこと、「未払法人税等」が1,188百万円減少したこと、「役員退職慰労引当金」が1,135百万円減少したことによるものであります。

(純資産)

 純資産は55,226百万円と、前連結会計年度末と比較して2,100百万円増加しました。これは主に、「利益剰余金」が2,016百万円増加(親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により3,282百万円増加、配当の実施により1,266百万円減少)したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

 特記すべき事項はありません。