当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当社グループは当第1四半期連結会計期間の期首より、退職給付に係る未認識数理計算上の差異の費用処理方法について、主として定率法から定額法に変更しております。これに伴い、財政状態及び経営成績の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前第1四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益は堅調に推移したものの、輸出や生産の一部に弱さがみられるなど、景気の先行きは不透明な状況が続きました。期間の後半には新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い国内外の経済活動が抑制され、個人消費や企業収益に影響を与える懸念が高まりました。
このような状況のなか、当社グループ(以下、「サーラグループ」といいます。)は「サーラ元年・これからの成長のスタート」をテーマに掲げた第4次中期経営計画を策定し、重点課題に掲げた「暮らしのサーラの新展開」「サーラの浸透」「変革とチャレンジ」への取組みを開始しました。本中期経営計画においてサーラグループは、質を高める取組みにこれまで以上に注力しお客さまの信頼を獲得するとともに、お客さまのニーズに対して各社、各人の力を結集できるように事業の枠組みを見直します。また、社員一人ひとりが意識と行動を変革することにより計画の実現を促進します。
当第1四半期連結累計期間におきましては、期初に中部瓦斯株式会社とガステックサービス株式会社は合併し、サーラエナジー株式会社として生まれ変わりました。同時に「お客さま起点」「地域軸」に基づく地域販社体制へ移行し、これまで以上にお客さまと向き合い、地域に根差した総合生活サービスを提供します。ハウジング事業のサーラ住宅株式会社は、同社の創立50周年を記念する商品としてアレルギーに配慮した住まい「Best-air+(ベステア・プラス)」を開発し、2020年1月に販売を開始しました。また、サーラグループが参画する豊橋駅前大通二丁目地区の再開発事業は、現在、本事業によるまちづくりの第一歩となる東棟の竣工に向けて工事は予定どおり進捗しています。サーラグループは、本事業において地域活性化につながるプログラムの推進や施設全体の価値向上に取り組んでいます。
当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高はエネルギー&ソリューションズ事業をはじめ各セグメントともに順調に伸長したことから前年同期比4.9%増の53,290百万円となりました。利益面は売上高の増加に伴い営業利益は2,359百万円と前年同期比26.8%増加し、為替予約に係るデリバティブ評価益が増加したため経常利益は2,931百万円と前年同期比34.1%増加しました。この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,032百万円と前年同期比35.4%増加しました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
エネルギー&ソリューションズ事業
売上高27,981百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益2,293百万円(前年同期比4.8%増)
冬期の気温が高めに推移したため、都市ガス、LPガスともに家庭用、業務用の販売量は減少しましたが、大口取引先の獲得により工業用の都市ガス販売量は増加しました。また、2019年7月に竣工した東三河バイオマス発電所が順調に稼働し、業績に寄与しました。以上により、売上高、営業利益ともに増加しました。
エンジニアリング&メンテナンス事業
売上高6,726百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益407百万円(前年同期比17.4%増)
建築及び土木部門の完成工事の減少を、設備工事及びメンテナンス部門における空調設備工事などの完成工事が増加することによりカバーし、売上高、営業利益ともに増加しました。
ハウジング事業
売上高6,197百万円(前年同期比9.2%増)、営業損失512百万円(前年同期は営業損失491百万円)
住宅販売部門において、2019年6月に連結子会社化した株式会社宮下工務店の実績が加わりました。また、住宅部資材加工・販売部門において、静岡エリアの受注が増加しました。以上により売上高は増加しましたが、分譲住宅の販売棟数が低調な結果となったため営業損失を計上しました。
カーライフサポート事業
売上高3,287百万円(前年同期比1.3%増)、営業損失62百万円(前年同期は営業損失155百万円)
アウディの新車販売部門は、前年同期に発生した主力車種の出荷停止による影響が解消したことから販売台数は大幅に増加しました。一方、フォルクスワーゲンの新車販売台数は減少したため、セグメントの売上高は微増となりました。利益面はアウディの新車販売台数が増加したことにより、営業損失は縮小しました。
アニマルヘルスケア事業
売上高7,103百万円(前年同期比14.1%増)、営業利益185百万円(前年同期比115.2%増)
畜産部門、ペット関連部門ともに動物用医薬品の販売は好調に推移しました。また、2019年9月に連結子会社化した株式会社エイ・エム・アイ及びホクヤク株式会社の実績が加わり、セグメントの業績に寄与しました。以上により、売上高、営業利益ともに増加しました。
プロパティ事業
売上高1,145百万円(前年同期比9.8%減)、営業利益14百万円(前年同期比67.4%減)
資産マネジメント部門は堅調に推移しましたが、不動産仲介部門は大型物件が減少したため手数料収入が減少しました。以上により、売上高、営業利益ともに減少しました。
②財政状態
(資産)
資産は196,657百万円と、前連結会計年度末と比較して1,540百万円増加しました。これは主に、「商品及び製品」が2,780百万円増加したこと、「仕掛品」が1,724百万円増加したこと、「受取手形及び売掛金」が1,675百万円増加したことに対し、「現金及び預金」が3,550百万円減少したこと、「繰延税金資産」が1,019百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債は135,801百万円と、前連結会計年度末と比較して351百万円増加しました。これは主に、「短期借入金」が3,531百万円増加したこと、流動負債の「その他」が1,151百万円増加したこと、「長期借入金(1年内返済予定を含む)」が115百万円増加したことに対し、「未払法人税等」が1,935百万円減少したこと、「支払手形及び買掛金」が969百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は60,856百万円と、前連結会計年度末と比較して1,189百万円増加しました。これは主に、「利益剰余金」が1,442百万円増加(親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により2,032百万円増加、配当の実施により726百万円減少)したことによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。