第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善が継続するなか、企業収益も底堅く推移するなど、景気は緩やかな回復基調が続きました。一方、欧州や中国などの海外経済が減速するなか、米中貿易摩擦の長期化に加え、戦後最悪と言われる日韓関係の悪化に伴い、景気の先行きにおいては不透明感が強まる状況となりました。
 当社グループが属する専門店業界におきましては、訪日外国人の増加に伴うインバウンド需要の拡大が継続するも、業界全体では少子高齢化、人口減少社会を背景に国内市場は縮小傾向が続いており、依然として厳しい事業環境が続きました。
 このような環境の中、当社グループにおきましては、2021年2月期を最終年度とした中期経営計画に則り、今後のグループ全体の成長を実現すべく、アパレル事業におきましてはトレンド商品への取り組み強化、気温や気候の変動に応じた機動的な商品供給を進めるなどし、基幹事業の競争力向上に努めてまいりました。また、雑貨事業におきましては、300円均一ショップの「イルーシー300」の新規出店を加速し、新たな基幹事業へと育て上げるほか、ネット通販の分野におきましても自社サイトでの販売を大きく伸ばすなど、成長エンジンの創出にも努めてまいりました。
 当第2四半期連結累計期間のアパレル事業におきましては、7月期の長梅雨、日照不足などで一時的な苦戦は見られましたが、期間を通してワンピースを中心としたトレンド商品や、季節に合わせた羽織物などの実需商品が堅調に推移するほか、10連休となったゴールデンウイーク期間中での改元セールでも売上を伸ばすことができました。一方、雑貨事業におきましては、300円均一雑貨の「イルーシー300」を新規で14店舗出店し大幅な増収となりましたが、バラエティ雑貨業態やバッグ業態などは苦戦が続くなど、一進一退の状況で推移しました。このような状況から、全社の既存店売上高前年比は98.8%となり、店舗の出退店におきましては、新規に21店舗を出店し、19店舗を退店した結果、当第2四半期末の店舗数は、480店舗となりました。また、FC(フランチャイズ)事業につきましては増減がなく、期末店舗数は10店舗となりました。
 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は125億6百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は6億34百万円(前年同期比10.0%増)、経常利益は6億25百万円(前年同期比6.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億32百万円(前年同期比1.0%増)となりました。

 

報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。 

(店舗小売事業)

店舗小売事業においては、7月期の日照不足による梅雨寒の影響で、季節商品の販売が苦戦したものの、その後の夏らしい天候により、ワンピースなどのトレンド商品が好調に推移し、巻き返しを図りましたが、既存店売上高前年比は98.8%となりました。当第2四半期連結累計期間におきましては、雑貨300円均一業態の新規出店加速や、不採算店舗の閉鎖などにより、売上高は120億36百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は、6億11百万円(前年同期比13.9%増)となりました。

 

(FC(フランチャイズ)事業)

FC事業においては、フランチャイザー側の商品MD見直しや、販売促進の強化等の対策が実施されましたが、客数の回復には至らず既存店の減収が続き、また、前期に1店舗の営業を終了したこともあり、売上高は2億44百万円(前年同期比11.2%減)、営業利益は23百万円(前年同期比8.6%減)となりました。

 

 

(その他)

その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、インターネットでの商品販売のほか、当期より連結対象とした子会社のビックスの事業数値が含まれております。インターネット販売におきましては、レディスアパレルの大きいサイズを中心に展開している自社サイトでの販売が大きく伸長したほか、子会社ビックスの売上も加わったことから、売上高は3億47百万円(前年同期比336.0%増)となりました。また、当第2四半期連結累計期間におきましてはインターネットの販売強化を目的に積極的な販売促進や人員の増強などの先行投資を行ったことから、営業損失0百万円(前年同四半期は営業利益14百万円)となりました。

 

②財政状態

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の総資産は120億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億円増加しました。これは主に、季節的要因による預け金6億8百万円、新規出店に伴う建物1億45百万円の増加によるものです。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末の負債は80億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金1億94百万円の増加によるものです。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産は40億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億円増加しました。これは主に、利益剰余金が増加したためです。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下 資金)は、前連結会計年度末残高に比べ1億67百万円減少し、23億6百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動の結果増加した資金は、1億58百万円の収入となりました。これは、主として税金等調整前四半期純利益5億92百万円の計上等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動の結果減少した資金は、2億36百万円となりました。これは、主として有形固定資産の取得2億3百万円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 財務活動の結果減少した資金は、1億67百万円となりました。これは、主として長期借入金の返済79百万円と配当金の支払71百万円によるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び税務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。