文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が継続するも、消費税増税に伴う個人消費への影響や海外においては、米中間での貿易摩擦がエスカレートするなど先行き不透明な状況が継続しております。
このような環境の中、当社グループにおきましては、2021年2月期を最終年度とした中期経営計画に則り、今後のグループ全体の成長を実現すべく、アパレル事業におきましてはトレンド商品への取り組みを強化するほか、環境変化に応じた機動的な商品供給を進めるなどし、基幹事業の競争力向上に努めてまいりました。また、雑貨事業におきましては、300円均一ショップの「イルーシー300」の新規出店を加速し、新たな基幹事業へと成長させるとともに、ネット通販の分野におきましても自社サイトでの販売を拡大するほか、新規のサイトでも販売を開始するなど、成長エンジンの創出にも努めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間におきましては、春から初夏にかけてはアパレル事業がトレンド商品を中心としたプロパー販売が好調に推移したことに加え、ゴールデンウイークが今年は10連休となり、「改元」セールも加わったことで堅調な推移となりました。その後は7月の長雨の影響や、秋以降の台風による大きな被害も重なり苦戦傾向となりました。また、雑貨事業では300円均一雑貨ショップの「イルーシー300」を新規で21店舗出店し大幅な増収となったものの、バラエティ雑貨業態ほか、バッグ、服飾雑貨も苦戦傾向が続きました。このような状況から、全社の既存店売上高前年比は98.2%となり、店舗の出退店におきましては、新規に40店舗を出店し、27店舗を退店した結果、当第3四半期末の店舗数は、491店舗となりました。また、FC(フランチャイズ)事業につきましては当期の増減は無く、当第3四半期末店舗数は10店舗となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高180億70百万円(前年同期比5.4%増)、営業利益4億43百万円(同2.4%減)、経常利益4億32百万円(同7.0%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては3億48百万円(同11.2%減)となりました。
報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。
(店舗小売事業)
店舗小売業においては、春初夏シーズンはゴールデンウィークの10連休や改元セールによりプロパー販売が好調に推移しましたが、その後の夏シーズンにおける長雨の影響や、秋以降の台風被害に加え、消費税増税による消費の冷え込みなどの影響で苦戦傾向となり、既存店売上高前年比が98.2%に留まりました。不採算店舗の閉鎖と並行し、300円均一雑貨業態の「イルーシー300」の新規出店を加速した結果、売上高は173億53百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は4億20百万円(前年同期比2.6%増)となりました。
(FC(フランチャイズ)事業)
FC事業においては、店舗数の増減はなく当第3四半期末店舗数は10店舗となりましたが、フランチャイザー側の商品MD見直しや、販売促進の強化等の対策が実施されるも、客数の回復には至らず、既存店の減収が続き、売上高は3億53百万円(前年同期比12.0%減)、営業利益は22百万円(前年同期比17.2%減)となりました。
(その他)
その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、インターネットでの商品販売のほか、当期より連結対象とした子会社のビックスの事業数値が含まれております。インターネット販売におきましては、レディスアパレルの大きいサイズを中心に展開している自社サイトでの販売が大きく伸長したほか、子会社ビックスの売上も加わったことから、売上高は5億65百万円(前年同期比349.3%増)となりました。また、当第3四半期連結累計期間におきましてはインターネットの販売強化を目的にレディスアパレルのレギュラーサイズの新規通販サイトへの出店や、積極的な販促投資を行ったことから、営業損失0百万円(前年同期は営業利益16百万円)となりました。
②財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は121億85百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億57百万円増加しました。これは主に、季節的要因による預け金3億95百万円、商品4億93百万円、新規出店に伴う建物3億43百万円の増加によるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は84億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億9百万円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金3億21百万円、賞与引当金1億35百万円の増加によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は37億70百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億47百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が増加したためです。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。